FCJ 2008年 第6大会（第11,12戦）もてぎ

第12戦では松井孝允（中央）が優勝。国本雄資（右）が3位フィニッシュ 　フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン（FCJ）第6大会（第11，12戦）が8月9日（土）と10日（日）の両日、ツインリンクもてぎで開催された。同大会には、TDPドライバーとして国本雄資と松井孝允が出場した。

　9日（土）の午前中に第11戦、第12戦の予選が行われ、ランキングで首位を行く国本雄資は第11戦4番手、第12戦3番手を確保。松井は第11戦8番手と出遅れたが、第12戦では好タイムをマーク。僅か1000分の1秒差でポールポジションこそ逃したものの、最前列2番手グリッドを獲得した。

　続いて午後1時34分から第11戦決勝（12周）が行われた。4番手グリッドの国本は、スタートで一つポジションを落とすこととなったが、中団グループでのアクシデントにより、セーフティカーが導入され、再スタート時に前走車2台がペナルティを受け後退。これで3位に浮上した国本は、後半2位を奪取すべく激しく攻めたが、追い越しには至らず、3位でチェッカーを受けた。8番手スタートの松井は6位でフィニッシュした。
　10日（日）午前9時20分から行われた第12戦決勝（18周）では、最前列2番手グリッドの松井が絶好のスタートを切り、首位に浮上。その後はポジションを守りきり、今季3勝目を挙げた。3番手スタートの国本は、前戦に引き続き、レースを通して2位を猛追したが、逆転は成らず、2戦連続の3位表彰台獲得となった。