FCJ 2012年 第4大会（第8,9戦）鈴鹿

　フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン（FCJ）第4大会（第8，9戦）が、10月6日(土)7日(日) に鈴鹿サーキットで行われ、＃4平川亮（トヨタ）が第8戦2位、第9戦で優勝を飾り、開幕からの連続表彰台記録を継続するとともに、ランキングでも2位に9ポイント差の首位につけた。
　今大会はF1日本GPの併催イベント。第8戦決勝は10月6日（土）午前9時30分より10周で行われた。予選でポールポジションを獲得した#4平川だったが、スタートで先行を許し、その後の追い上げも届かず、2位でフィニッシュ。ランキング争いは同ポイントに並ばれることとなった。4番手スタートの#3篠谷大幹（トヨタ）は最後までテール・トゥ・ノーズでの3位争いを繰り広げていたが、ファイナルラップに痛恨のコースアウト。12位に終わった。
　10月7日（日）に行われた第9戦決勝（10周）は、F1日本GP決勝の直前、午前11時にスタート。最前列2番手スタートとなった#4平川は、1コーナー進入で首位に並びかけたが、コース外に押し出される形となり3位へ後退。#4平川はすぐに2位へと復帰したが、それ以上の追い上げは届かず2位でチェッカー。しかし、レース後、スタート時の幅寄せが危険行為として首位のドライバーに40秒加算のペナルティが科されたため、繰り上がりで#4平川が優勝。ランキングでも9ポイント差での首位に立ち、最終大会でタイトルを決することとなった。#3篠谷は5位でチェッカーとなったが、上位2台がペナルティを科されたため3位。FCJ1年目の#9道見真也が、上位のペナルティで4位へと繰り上がり、初のポイント獲得を果たした。
　シーズン最終大会となる次回は第10戦、第11戦、第12戦として11月3日(土) 4日(日) に鈴鹿サーキットで開催される。