FCJ 2013年 第2大会（第3,4戦）もてぎ

　フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン（FCJ）の第2大会（第3，4戦）が5月11日（土）、12日（日）に栃木県のツインリンクもてぎで開催。第3戦はNo.1山下健太（トヨタ）が初優勝、第4戦ではNo.9道見ショーン真也（トヨタ）が2位に入った。

　11日（土）朝から行われた予選は曇り空ながらドライコンディション。激しく順位の入れ替わる予選で、第3戦は今大会併催のF3にも出走するNo.7ナニン・インドラ・パユーング（トヨタ）が初のポールポジションを獲得。第4戦はシリーズ2年目のNo.9道見が初ポールポジションを獲得した。

　予選後雨が降り始め、午後12時10分からの第3戦決勝（12周）はウェットコンディション。3番手スタートのルーキーNo.1山下が1コーナーから2コーナーでNo.7パユーングをパスし、首位に立つと、その後は周回毎に後続との差を広げていき、最終的には10秒近い大差を付け、参戦3戦目にして初勝利を飾った。
　濡れた路面にコースアウトする車両が続出し、3位以下はめまぐるしく順位の変わる展開となったが、No.7パユーングが2位で初表彰台、初ポイントを獲得。一時3位を走行していたNo.9道見は7周目にコースアウトを喫し4位となった。

　12日（日）は明け方まで降っていた雨は止んでいたものの、レーススタート時はまだコース上には濡れた部分が残った状態。全車スリックタイヤで、午前8時15分から第4戦決勝（18周）が行われた。
　ポールポジションのNo.9道見はスタートで先行を許し、その後首位を追ったが、届かず。それでもNo.9道見は参戦2年目にして初の2位表彰台を獲得。2番手スタートだったNo.7パユーングはスタートで順位を落とし、6周目にNo.1山下とのバトルで接触。これをかわしたNo.3篠谷大幹が4位。No.7パユーングが5位、No.1山下が6位でポイントを獲得し、ランキングではNo.1山下がデビューイヤーながら首位と1ポイント差の3位につけている。

　次大会は6月22日（土）、23日（日）に富士スピードウェイ（静岡県）で第5戦、第6戦、第7戦が行われる。