2015年4月 6日(月)配信

新生FIA-F4スタート。開幕の2戦で坪井翔が連続2位表彰台

新たな入門フォーミュラカテゴリーとして今季より行われる、FIA-F4のスタートシーン
 新たな入門フォーミュラカテゴリーとして今季より行われる、FIA-F4の開幕大会となる第1大会(第1戦、第2戦)が4月4日(土)、5日(日)の両日、岡山国際サーキットで行われ、トヨタが支援するNo.36坪井翔が2戦共に2位フィニッシュ。連続表彰台を獲得した。

 カートレースからのステップアップカテゴリーとして、今季からは世界自動車連盟(FIA)が提唱した規格に則った、FIA-F4シリーズが日本でも行われることとなった。日本では、JAF地方選手権として創設。SUPER GTのサポートイベントとして今季は全7大会14戦で開催される。この日本国内のFIA-F4シリーズで使用される車両及びエンジンの開発にあたっては、トヨタ自動車が支援を行った。
 今季、トヨタはこのFIA-F4に参戦する、No.36 坪井 翔と、小高一斗を支援。小高は今大会まだ満16歳に満たず、ライセンスが発行されないため出場しないが、次戦より参戦の予定。また、No.14 根本 悠生、No.28 片山 義章、No.38 山田 遼、No.62 里見 乃亜もサポートする。

 今大会のスケジュールは4日(土)から開始されるが、それに先立ち、2日(木)、3日(金)の両日もFIA-F4勢は練習走行をこなし、4日(土)午前8時50分から30分間の予選セッションに挑んだ。
 前日からの雨は止んだものの、路面はまだウェットの状態で、全車レインタイヤを装着してコースイン。周回を重ねる毎に路面の水量が減っていき、タイムも向上。めまぐるしくタイムシートの順位が入れ替わっていった。
 そんな中、No.36坪井がトップ争いを繰り広げ、ファイナルラップでトップタイムをマーク。記念すべきFIA-F4第1戦目のポールポジションを獲得した。
 No.62里見が16番手、No.14根本が20番手、No.38山田が21番手、No.28片山が27番手となった。

 第2戦の決勝グリッドは、予選セッションでのセカンドベストタイムで決定。No.36坪井はアタックラップの1周前、他車に阻まれたことでタイムが伸ばせず2列目4番手。No.62里見が17番手、No.38山田が18番手、No.14根本が19番手、No.28片山が27番手となった。

 その後雨は降らず、空は曇っているものの路面は乾きドライコンディションへ。全車スリックタイヤを装着し、午後1時50分より、記念すべきFIA-F4の第1戦(15周)のスタートが切られた。ポールポジションのNo.36坪井はまずまずのスタートを切り、首位を堅守。
 3周目のインフィールドで多重クラッシュが発生。No.14根本がこれに巻き込まれ、リタイア。車両排除のため、セーフティカーが導入された。
 8周目に、残り7周で再スタートが切られると、ストレートスピードで勝るNo.11牧野任祐が首位のNo.36坪井に並びかけるが、No.36坪井はこれを退け、ポジションをキープ。しかし、必死の防戦及ばず、11周目のヘアピンでかわされ、No.36坪井は開幕戦を2位でフィニッシュすることとなった。
 No.38山田遼が21番手スタートからポジションを上げ、8位フィニッシュ。ポイントを獲得した。No.62里見は20位、No.21片山は21位となった。

 翌5日(日)は朝から雨模様。全車ウェットタイヤで、午前11時10分にセーフティカー先導による第2戦(15周、もしくは30分)の決勝レースがスタートした。
 2周のセーフティカー先導の後、3周目から実質的なレースが開始。この再スタートが切られる直前、セーフティカーラン中2周目の最終コーナー立ち上がりで、ポールポジションの車両がスピン。スタートが切られた直後の1コーナー進入と、その後のバックストレートエンドのヘアピンでも、それぞれ首位に立った車両がコースオフするという波乱の幕開けとなった。
 4番手スタートのNo.36坪井は、前方スタートの車両が次々に脱落したことで2位へと浮上したが、首位の追撃はならず、開幕戦に続く2位フィニッシュ。2戦連続での表彰台獲得となった。
 難しいコンディションでのレースとなった第2戦だが、No.62里見が8位、No.14根本が10位に入りポイント獲得。No.38山田遼、No.28片山も12位、13位フィニッシュを果たした。

リザルト

第1戦
順位No.ドライバー車両名周回タイムベストタイム
111牧野 任祐DODIE・インプローブス・RN-S1530'48.782108.159km/hR 1'33.720
236坪井 翔FTRSスカラシップF41530'50.9702.188R 1'34.241
35平木 湧也GSR 初音ミク ホリデー車検 F1101530'55.8887.106R 1'34.782
463ニコラス コスタVSR Lamborghini SC1530'56.3737.591R 1'34.399
551三笠 雄一B-MAX RACING F1101530'56.7988.016R 1'34.226
616銘苅 翼MediaDo KageyamaF1101531'00.26311.481R 1'35.090
712白石 勇樹TEAM A-ONE1531'01.93713.155R 1'35.449
838山田 遼美人&DRP AKIBA FTRS1531'02.96414.182R 1'35.298
97大津 弘樹HFDP/SRS-F/コチラレーシング1531'10.61021.828R 1'34.645
104河野 駿佑グッドスマイル 初音ミク F1101531'11.67022.888R 1'35.029
1166橋本 陸Skill Speed1531'13.13224.350R 1'35.939
126米倉 正憲CLEAR F1101531'16.38327.601R 1'35.867
1339加藤 潤平miNamiaoYamawithSARD1531'18.33629.554R 1'36.433
142久保田 克昭Hanashima Racing F1101531'20.60131.819R 1'36.488
1588川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F1101531'39.87151.089R 1'34.505
1623田部 雄剛S2R Racing1531'43.00154.219R 1'39.824
1719篠原 拓朗VSR Lamborghini SC1531'55.4871'06.705R 1'34.779
183伴 貴広DUNLOP SUTEKINA F1101531'56.2781'07.496R 1'35.261
1910金石 勝英SRS-F/コチラレーシング1531'57.5721'08.790R 1'34.957
2062里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミー1531'59.2091'10.427R 1'35.166
2128片山 義章miNamiaoYamawithSARD1531'59.8391'11.057R 1'34.973
2275手塚 祐弥F&Cアキラレーシングwithフィールド1532'10.2191'21.437R 1'35.627
50山田 真之亮B-MAX RACING F1101124'34.9394 LapsR 1'34.887
55畑 享志F&Cアキラレーシングwithフィールド820'49.4997 LapsR 1'41.901
18ジェームス ムンローKCMG F110510'50.48010 LapsR 1'42.944
8上村 優太HFDP/SRS-F/コチラレーシング11'47.24714 Laps1'47.247
14根本 悠生GUNZE F110 KCMG11'48.38214 Laps1'48.382
9石坂 瑞基HFDP/SRS-F/コチラレーシングDNS
第2戦
順位No.ドライバー車両名周回タイムベストタイム
111牧野 任祐DODIE・インプローブス・RN-S1530'27.088109.443km/h1'51.140
236坪井 翔FTRSスカラシップF41530'37.28810.2001'51.975
37大津 弘樹HFDP/SRS-F/コチラレーシング1530'41.23814.1501'51.933
418ジェームス ムンローKCMG F1101530'42.70015.6121'51.220
58上村 優太HFDP/SRS-F/コチラレーシング1530'50.46223.3741'51.469
612白石 勇樹TEAM A-ONE1531'12.38445.2961'51.144
75平木 湧也GSR 初音ミク ホリデー車検 F1101531'21.42454.3361'53.747
862里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミー1531'25.52658.4381'54.101
910金石 勝英SRS-F/コチラレーシング1531'28.6691'01.5811'53.394
1014根本 悠生GUNZE F110 KCMG1531'29.3831'02.2951'53.001
113伴 貴広DUNLOP SUTEKINA F1101531'43.0511'15.9631'51.261
1238山田 遼美人&DRP AKIBA FTRS1531'44.8811'17.7931'55.086
1328片山 義章miNamiaoYamawithSARD1531'46.0461'18.9581'53.449
1475手塚 祐弥F&Cアキラレーシングwithフィールド1531'50.6761'23.5881'55.288
1563ニコラス コスタVSR Lamborghini SC1531'50.6801'23.5921'51.362
169石坂 瑞基HFDP/SRS-F/コチラレーシング1531'52.0631'24.9751'51.891
1766橋本 陸Skill Speed1531'53.8281'26.7401'55.317
1819篠原 拓朗VSR Lamborghini SC1531'58.2541'31.1661'54.739
1939加藤 潤平miNamiaoYamawithSARD1532'01.9531'34.8651'55.930
204河野 駿佑グッドスマイル 初音ミク F1101532'04.9371'37.8491'53.328
2155畑 享志F&Cアキラレーシングwithフィールド1431'24.0501 Lap1'59.295
222久保田 克昭Hanashima Racing F1101431'37.7031 Lap1'58.755
236米倉 正憲CLEAR F1101328'14.7592 Laps1'54.742
2423田部 雄剛S2R Racing1332'31.6982 Laps2'10.662
51三笠 雄一B-MAX RACING F1101021'22.7745 Laps1'52.221
16銘苅 翼MediaDo KageyamaF1101021'23.0195 Laps1'52.156
88川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F11026'02.75013 Laps2'48.629
50山田 真之亮B-MAX RACING F11026'03.14413 Laps2'47.886