2006年5月28日(日)配信

雨中の乱戦でトヨタエンジン搭載車が表彰台独占!
トムスのA.ロッテラーが初優勝。B.トレルイエが2位、本山哲が3位


フォーミュラ・ニッポン第3戦はトヨタエンジン搭載車が表彰台を独占した
 5月28日(日)栃木県のツインリンクもてぎでフォーミュラ・ニッポンの第3戦が行われた。
 前日27日(土)の午前11時から行われた予選1回目の開始時は雨。しかし、セッション中に雨は止み、路面は乾き始め、激しいアタック合戦が繰り広げられた。チェッカー直前に逆転を許したものの、本山哲(インパル)が2番手、山本左近(コンドー)が3番手に付けた。
 続いて午後3時から行われた予選2回目もウェットコンディションとなり、1回目のタイムを更新することは出来ず、順位の変動なく決勝のグリッドが決定した。

 28日(日)の決勝スタート前にはかなりの降雨があり、急遽フリー走行が行われる状態。ほとんどがウェットタイヤでスタートするが、一旦路面は乾き始め、その後再び降雨。そして、終盤には再び乾き始めるという、めまぐるしく変わる天候に左右されるレースとなった。
 そんな混戦を制したのは、A.ロッテラー(トムス)。15番手グリッドからのスタートながら、早めにスリックタイヤに交換。中盤の降雨もスリックのまま見事なドライビングで走り抜き、見事初優勝を飾った。2位には予選中のトラブルで20番手スタートとなったB.トレルイエ(インパル)が見事な追い上げで入り、これにチームメイトの本山哲が続いた。トヨタエンジン搭載車は波乱のレースで表彰台を独占した。

リザルト

Fomula Nippon 第3戦
順位No.ドライバーチーム周回タイム/差予選予選タイムエンジン
1 36 A.ロッテラー DHG TOM'S 62 1:53'49.348 16 1'37.356 TOYOTA RV8J
2 19 B.トレルイエ mobilecast IMPUL 62 1.064 20 1'41.041 TOYOTA RV8J
3 1 本山 哲 arting IMPUL 62 55.133 2 1'35.980 TOYOTA RV8J
4 40 B.ビルドハイム DoCoMo DANDELION 62 59.889 5 1'36.161 HONDA HF386E
5 20 松田 次生 mobilecast IMPUL 62 1'32.364 12 1'36.586 TOYOTA RV8J
6 31 L.デュバル PIAA NAKAJIMA 62 1'41.915 1'45.748 HONDA HF386E
7 5 道上 龍 5ZIGEN 61 1Lap 14 1'37.016 HONDA HF386E
8 32 武藤 英紀 PIAA NAKAJIMA 61 1Lap 13 1'36.697 HONDA HF386E
9 4 柳田 真孝 KONDO 61 1Lap 9 1'36.381 TOYOTA RV8J
10 11 立川 祐路 RECKLESS CERUMO 61 1Lap 8 1'36.354 TOYOTA RV8J
11 8 高木 虎之介 LeMans 61 1Lap 15 1'37.325 TOYOTA RV8J
12 6 折目 遼 M&O 5ZIGEN 60 2Laps 1'49.683 HONDA HF386E
13 27 密山 祥吾 DPR Direxiv 59 3Laps 19 1'38.504 HONDA HF386E
14 3 山本 左近 KONDO 58 4Laps 3 1'35.985 TOYOTA RV8J
7 片岡 龍也 LeMans 52 10Laps 7 1'36.243 TOYOTA RV8J
2 星野 一樹 arting IMPUL 34 28Laps 18 1'37.499 TOYOTA RV8J
41 平中 克幸 DoCoMo DANDELION 34 28Laps 10 1'36.468 HONDA HF386E
34 横溝 直輝 BOSS・INGING 29 33Laps 17 1'37.447 TOYOTA RV8J
33 R.クインタレッリ BOSS・INGING 24 38Laps 6 1'36.200 TOYOTA RV8J
55 金石 年弘 ARTA 21 41Laps 4 1'36.158 HONDA HF386E
37 土屋 武士 DHG TOM'S 14 48Laps 11 1'36.517 TOYOTA RV8J
56 小暮 卓史 ARTA 13 49Laps 1 1'35.971 HONDA HF386E