2006年7月 9日(日)配信

トヨタエンジン搭載車がトップ8を独占!
リタイア続出の波乱のレースをB.トレルイエが制し今季2勝目


今季初のドライコンディションで戦われたフォーミュラ・ニッポン第4戦を制し、今季2勝目を挙げたB.トレルイエ
 7月9日(日)三重県の鈴鹿サーキットで、フォーミュラ・ニッポンの第4戦が行われた。
 ドライコンディションで前日8日(土)に2度に渡って行われた予選では、トヨタエンジンを搭載するB.トレルイエ、松田次生、本山哲のインパル勢がチームメイト同士で激しくポールを争う。その中にインギングのR.クインタレッリが3番手で割って入る形となった。これに立川祐路(セルモ)、高木虎之介(ルマン)が続き、予選トップ6をトヨタエンジンが独占して決勝へ臨むこととなった。
 これまで今シーズンの3戦全て雨にたたられてきたフォーミュラ・ニッポンだったが、第4戦は曇天で、直前に小雨が落ちてきたもののほぼドライコンディションで開始。
 予選上位のインパルの3台が逃げ、R.クインタレッリはエンジントラブルで無念のリタイア。9台がリタイアを喫する波乱のレースで、B.トレルイエが逃げ切り、ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目。松田次生、本山哲が続き、インパルチームが表彰台を独占した。
 また、4位に立川祐路、5位には前戦初優勝を果たしたA.ロッテラー(トムス)、6位に片岡龍也(ルマン)が入り、エンジン交換により最後尾スタートを強いられながら、ノーピット作戦が当たり上位浮上を果たした土屋武士(トムス)が7位入賞。高木虎之介は8位でフィニッシュし、トヨタエンジン搭載車がトップ8を独占する結果となった。

リザルト

Fomula Nippon 第4戦
順位No.ドライバーチーム周回タイム/差予選予選タイムエンジン
1 19 B.トレルイエ mobilecast IMPUL 51 1:34'26.397 1 1'45.905 TOYOTA RV8J
2 20 松田 次生 mobilecast IMPUL 51 9.235 2 1'46.054 TOYOTA RV8J
3 1 本山 哲 arting IMPUL 51 33.904 4 1'46.197 TOYOTA RV8J
4 11 立川 祐路 RECKLESS CERUMO 51 40.192 5 1'46.310 TOYOTA RV8J
5 36 A.ロッテラー DHG TOM'S 51 1'05.794 16 1'47.104 TOYOTA RV8J
6 7 片岡 龍也 LeMans 51 1'15.788 9 1'46.765 TOYOTA RV8J
7 37 土屋 武士 DHG TOM'S 51 1'22.292 12 1'46.867 TOYOTA RV8J
8 8 高木 虎之介 LeMans 51 1'28.362 6 1'46.319 TOYOTA RV8J
9 56 小暮 卓史 ARTA 51 1'30.632 7 1'46.493 HONDA HF386E
10 3 荒  聖治 KONDO 51 1'39.557 15 1'47.054 TOYOTA RV8J
11 34 横溝 直輝 BOSS・INGING 51 1'49.061 14 1'46.989 TOYOTA RV8J
12 41 井出 有治 DoCoMo DANDELION 50 1Lap 11 1'46.835 HONDA HF386E
13 4 柳田 真孝 KONDO 47 4Laps 13 1'46.982 TOYOTA RV8J
2 星野 一樹 arting IMPUL 41 10Laps 19 1'47.377 TOYOTA RV8J
55 金石 年弘 ARTA 41 10Laps 10 1'46.793 HONDA HF386E
40 B.ビルドハイム DoCoMo DANDELION 36 15Laps 8 1'46.714 HONDA HF386E
32 武藤 英紀 PIAA NAKAJIMA 25 26Laps 18 1'47.307 HONDA HF386E
5 道上 龍 5ZIGEN 24 27Laps 21 1'48.304 HONDA HF386E
33 R.クインタレッリ BOSS・INGING 22 29Laps 3 1'46.170 TOYOTA RV8J
31 L.デュバル PIAA NAKAJIMA 19 32Laps 17 1'47.158 HONDA HF386E
6 折目 遼 M&O 5ZIGEN 19 32Laps 22 1'48.707 HONDA HF386E
27 密山 祥吾 DPR Direxiv 16 35Laps 20 1'47.714 HONDA HF386E