2006年8月27日(日)配信

フォーミュラ・ニッポン第6戦富士でB.トレルイエが今季3勝目を挙げる
トムスのA.ロッテラーが2位。
3位にも本山哲が入りトヨタエンジン搭載車が表彰台独占


第6戦富士を制し今季3勝目を挙げたB.トレルイエ
 8月27日(日)静岡県の富士スピードウェイで、フォーミュラ・ニッポンの第6戦が行われた。今シーズンの開幕戦に続き2度目の開催となる富士ラウンドであるが、開幕戦は荒天により中断に終わっているため、今大会が今季初の本格戦となる。
 8月25日(金)に公式合同テストが行われ、8月26日(土)、やや涼しいドライコンディションで予選が開始された。トヨタエンジン搭載車は、本山哲(インパル)が最前列2番手、これにポイントリーダーのB.トレルイエ(インパル)が続き、トムスの土屋武士が5番手で決勝へ臨むこととなった。  8月28日(日)は、昼前から降りだした雨で、サポートレースの全日本F3第14戦はフルウェットとなったが、フォーミュラ・ニッポンのスタート時までには止み、路面はセミウェット。ほとんどがスリックタイヤを選択してレースがスタート。
 序盤戦は、ウェットタイヤを選択した松田次生(インパル)が11番手スタートから1周目の間に猛烈な追い上げで首位に立つと、路面が濡れている間に後続を引き離していく。しかし、乾いていく路面には耐えられず、18周目にピットイン。
 これで、スリックタイヤでスタートし、ノーピット作戦を採った各車が逆転。2位につけていたB.トレルイエが首位に立つ。
 これに、終盤追い上げを見せたA.ロッテラー(トムス)と本山哲が続き、トヨタエンジン搭載車が表彰台を独占した。5位には立川祐路(セルモ)が入賞を果たした。

リザルト

Fomula Nippon 第6戦
順位No.ドライバーチーム周回タイム/差予選予選タイムエンジン
1 19 B.トレルイエ mobilecast IMPUL 65 1:44'21.905 3 1'28.418 TOYOTA RV8J
2 36 A.ロッテラー DHG TOM'S 65 14.51 14 1'29.087 TOYOTA RV8J
3 1 本山 哲 arting IMPUL 65 22.097 2 1'28.397 TOYOTA RV8J
4 55 金石 年弘 ARTA 65 23.053 4 1'28.611 HONDA HF386E
5 11 立川 祐路 RECKLESS CERUMO 65 23.476 7 1'28.689 TOYOTA RV8J
6 40 B.ビルドハイム DoCoMo DANDELION 65 39.896 10 1'28.805 HONDA HF386E
7 20 松田 次生 mobilecast IMPUL 65 40.415 11 1'28.867 TOYOTA RV8J
8 8 高木 虎之介 Team LeMans 65 51:50.40 9 1'28.765 TOYOTA RV8J
9 31 L.デュバル PIAA NAKAJIMA 65 1'05.501 22 1'29.657 HONDA HF386E
10 33 R.クインタレッリ BOSS・INGING 65 1'08.549 8 1'28.692 TOYOTA RV8J
11 41 井出 有治 DoCoMo DANDELION 65 1'11.311 18 1'29.653 HONDA HF386E
12 4 柳田 真孝 KONDO 64 1Lap 13 1'29.049 TOYOTA RV8J
13 2 星野 一樹 arting IMPUL 64 1Lap 16 1'29.153 TOYOTA RV8J
14 17 平中 克幸 EMS Racing 64 1Lap 6 1'28.681 HONDA HF386E
15 5 道上 龍 5ZIGEN 64 1Lap 19 1'29.658 HONDA HF386E
16 32 武藤 英紀 PIAA NAKAJIMA 64 1Lap 17 1'29.209 HONDA HF386E
17 6 折目 遼 M&O 5ZIGEN 63 2Laps 21 1'30.239 HONDA HF386E
18 3 荒 聖治 KONDO 63 2Laps 20 1'30.207 TOYOTA RV8J
- 37 土屋 武士 DHG TOM'S 52 13Laps 5 1'28.658 TOYOTA RV8J
- 34 横溝 直輝 BOSS・INGING 23 42Laps 15 1'29.103 TOYOTA RV8J
- 7 片岡 龍也 Team LeMans 0 12 1'28.883 TOYOTA RV8J
- 56 小暮 卓史 ARTA DNS 1 1'28.184 HONDA HF386E