フォーミュラ・ニッポン 2011年 第5戦 鈴鹿

鈴鹿でのレースは全スケジュールが台風の影響でキャンセルに。
現地へ足を運んだファンのために、トークショーなどが行われた 　9月3日（土）と9月4日（日）の両日、三重県の鈴鹿サーキットで行われる予定だったフォーミュラ・ニッポンの第5戦は、台風12号の影響による悪天候で中止となった。

　3日（土）に予選が予定されていたが、台風の接近による悪天候を考慮し、併催のフォーミュラ・チャレンジ・ジャパン（FCJ）や全日本F3の予選、決勝レースなどを含む、土曜日に予定されていた全てのスケジュールがキャンセルされることとなった。
　これに伴って4日（日）は早朝からスケジュールを大きく変更して各レースが行われることが前日2日（金）の時点で決定された。

　しかし、予想以上に移動速度の遅い台風12号による影響は4日（日）にも残り、この日の鈴鹿エリアは朝から記録的な大雨に見舞われた。このため、朝から予定されていたFCJ、全日本F3などのスケジュールは全てキャンセル。
　フォーミュラ・ニッポンのフリー走行と予選もキャンセルとなり、天候の回復を祈りながら、午後2時45分から33周への短縮で予定されていた決勝開催についての決定を待ったが、午前11時半に、正式に中止が発表された。
　これにより、サーキットでの走行を伴うスケジュールは全てキャンセルとなったが、悪天候の中、足を運んでくれたファンのために、ドライバーによるトークショーやピットウォークなどのファンサービスが実施された。

　今大会の中止に伴う代替レースについては、他のサーキットでの開催、もしくは残り2戦のレースフォーマットの変更の可能性も含め、主催者は近日中に発表するとしている。