TOYOTA TEAM SARD(株式会社サード、代表:加藤 眞)は、「第14回十勝24時間レース」に、トヨタ自動車株式会社のサポートを受け、GT車両のトヨタスープラGTをベースに開発され、レース専用ハイブリッドシステムを搭載した「トヨタ スープラ HV-R」で参戦します。エントリー車名は「DENSO SARD SUPRA HV-R」。
ドライバーラインナップは、GTの他様々なカテゴリーや耐久レースで経験豊富な飯田章(いいだ あきら:37才)をチーフドライバーとし、「SUPER GT」にサードから参戦しているレギュラードライバーの平中克幸(ひらなか かつゆき:25才)ならびにアンドレ・クート(Andre Couto:30才)、次世代の牽引者と目され期待のドライバーである片岡龍也(かたおか たつや:28才)を起用。
■チーム代表:加藤 眞(かとう しん) 「昨年のLEXUS GS450h・ハイブリッドレーシングカーでの参戦に続き、再びこのような体制で十勝24時間レースに参戦することができることをとても嬉しく思っております。今年はトヨタモータースポーツ50周年、また先頃トヨタはハイブリッド車の累計販売台数が100万台を突破し、世界初の量産ハイブリッド乗用車生誕から10周年でもあります。その様な節目の年にこの様なプロジェクトに関われることを非常に光栄に思っております。今年も厳しいスケジュールの中で車両製作から幾度かのテストをこなしてきました。24時間レースという過酷な戦いに十分耐えうる仕上がりになってきているかと感じております。レース専用のハイブリッドシステムのモータースポーツでの可能性は将来的に大きく広がりを見せるでしょうし、私自身も大きな期待を抱いております。ドライバーには現在のGTレース一般常識とは違うテクニックが要求されますし、エンジニアリング/マネージメント側にもまだまだ色々な困難が待ち受けていることかと思いますが、この新たな段階への挑戦を礎として将来のモータースポーツの一助となるように全力を尽くして頑張りたいと思います。」