トヨタ・レーシング
ホームレースWEC富士6時間に2台体制で参戦
トヨタ・レーシングは、今週末開催される、チームにとってのホームレースとなるFIA世界耐久選手権(WEC)第6戦富士6時間レースに2台体制で挑む。
昨年のWEC富士6時間レースでスリリングな激戦の末に勝利を勝ち取ったアレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエールと中嶋一貴が駆るTS030 HYBRID #7が再び富士スピードウェイへと戻ってくる。この3名は今年のル・マン24時間レースで4位フィニッシュを果たした。
WECシリーズで上位争いを繰り広げているアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンのTS030 HYBRID #8もチームのホームコースでの好成績を目指す。
米国・オースティンで行われた前戦サーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間レースでは、TS030 HYBRID #8がレースを通して優勝争いを繰り広げ、惜しくも2位に終わっており、トヨタ・レーシングは日本での勝利に挑戦する。
TS030 HYBRIDで用いられているトヨタ・ハイブリッド・システム・レーシング(THS-R)が開発されたトヨタ自動車の東富士研究所は、富士スピードウェイからわずか20km程の場所に位置している。
戦いの舞台となる富士スピードウェイでは、FIA(国際自動車連盟)が定めた4ヶ所のハイブリッド・ブレーキング・ゾーンが設定され、このエリアで蓄えられたエネルギーを加速に活かすこととなる。
WEC富士6時間レースは、18日(金)の11:00と15:30から1時間半ずつ2回の公式練習走行で幕を開ける。19日(土)は9:30から1時間の最終練習走行に続き、LMPクラスの予選は13:55から25分間にわたって行われ、6時間の決勝レースは20日(日)の11:00にスタートが切られる。
木下美明 チーム代表:
日本でレースをするのはいつでも楽しみだ。それは我々のホームレースということだけでなく、日本のファンからの素晴らしい応援を実感できるからだ。昨年の富士でのレースは、我々とアウディの接近戦が展開されたことと、非常に多くの、情熱的なファンが集まってくれたことで、この年のWECシリーズの中でもおそらく最高の6時間レースになったと思う。勝利を挙げられたことはチームにとって最高の瞬間だったし、今年もそれを再現する決意で臨む。ブルツ、ラピエール、中嶋のチームが再び加わってくれることも頼もしい。#8のクルーと共に、良いレースウィークにすべく頑張ってくれるだろう。
アレックス・ブルツ #7:
再びレースを戦うのが待ち切れない。テレビでTS030 HYBRIDの活躍を見ているよりも、実際にドライブしてレースを戦う方が遙かに楽しい。富士スピードウェイは数多くのトヨタの関係者やファンが集まる、チームにとって重要なレースであり、忙しい週末になる。この週末がどのような戦いになるのかを予想するのは難しい。厳しい戦いになるだろうが、昨年勝ち取った表彰台の頂点を今年も守るために、全力を尽くさなくてはならない。確かなのは最初の練習走行から、ル・マン24時間レース後にアップデートされたTS030 HYBRIDに慣れることと、富士スピードウェイに最適なセットアップを見いだすために、多くの作業をしなくてはならないだろうということだ。しかし、このチャレンジと、レースへの準備は出来ている。
ニコラス・ラピエール #7:
昨年の富士6時間レースは私にとって最高の瞬間のひとつであり、それだけに今週末レースに戻るのが本当に楽しみだ。ル・マン24時間レースの後、ずいぶん間が空いただけに、再びブルツと中嶋と共にレースを戦えるのは嬉しい。我々の関係は素晴らしいもので、全てが迅速に進んで行く。再びTS030 HYBRIDをドライブし、この週末初めてハイダウンフォース仕様を試すのが本当に待ち切れない。忙しい週末になるだろうが、我々は勝利を目指して戦って行かなくてはならない。それは昨年実現しており、今年も可能だと思っている。
中嶋一貴 #7:
昨年の富士6時間レースにはいくつかの素晴らしい思い出があるが、特に私にとっては、初めてのFIA世界選手権での勝利だった。富士スピードウェイはSUPER GTやスーパーフォーミュラで戦っているのでとても良く知っているし、好きなコースのひとつだ。ル・マン24時間レースから間が空いてしまったが、その間も私は多くのレースを戦っているので今週末へ向けての準備は整っているし、トヨタ・レーシングと共に再び戦えるのを楽しみにしている。ハイダウンフォース仕様のTS030 HYBRIDをドライブするのは初めてなので、どんな走りが出来るか興味深い。アウディとの戦いは常に挑戦だが、今年もエキサイティングなレースが出来ることを望んでいる。
アンソニー・デビッドソン #8:
富士は独特の雰囲気を持っていると思う。長い歴史を持つサーキットだが、レースに適した近代的なコースに改修された。ドライバーにとってチャレンジングなコースであり、LMP1カーでの初走行が待ち切れない。日本のファンは本当に特別であり、サポートしてくれている日本メーカーのレースカーをドライブすることを誇らしく思う。オースティンでは非常に接近したバトルを繰り広げたが、再びチャレンジ出来ることに満足している。ハイダウンフォース仕様のTS030 HYBRIDはこれまでの2戦でその効果を発揮しており、富士でも首位争いを展開したい。
セバスチャン・ブエミ #8:
私は富士スピードウェイでレースを戦ったことが無いが、2008年の日本GPでメディカルカーをドライブした。経験という点では、少しはコースを学んだと言えるかも知れない。非常にテクニカルなコースで、最高の走りをするためには経験が必要だろう。レースを戦うのに面白そうなコースで、今週末を楽しみにしている。日本のファンは本当に熱心に応援してくれるので、素晴らしい雰囲気になるだろう。信じられないことだが、トヨタのドライバーとして参戦することになったので、大変なことになりそうだ。もちろん好結果を願っている。我々はオースティンで接近戦を繰り広げたが、富士ではさらに良い結果を願っている。
ステファン・サラザン #8:
私は昨年LMP2カーで富士スピードウェイを走っているが、高速セクションと低速コーナーがバランス良く配されている、ドライバーにとってとても難しいコースで、本当に楽しむことが出来た。TS030 HYBRIDでこのコースを走れること、そしてトヨタ・レーシングの一員として富士のレースに参戦できることに興奮している。昨年見た日本のファンは信じられないほど素晴らしかった。ファン全員がチームを応援しトヨタ・レーシングカラーのウェアを身につけているかのようだった。最高の応援は我々に大きな力を与えてくれる。記憶に残るような経験が出来ると思っているし、ファンとともに好成績を祝うことが目標だ。
昨年のWEC富士6時間レースでスリリングな激戦の末に勝利を勝ち取ったアレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエールと中嶋一貴が駆るTS030 HYBRID #7が再び富士スピードウェイへと戻ってくる。この3名は今年のル・マン24時間レースで4位フィニッシュを果たした。
WECシリーズで上位争いを繰り広げているアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンのTS030 HYBRID #8もチームのホームコースでの好成績を目指す。
米国・オースティンで行われた前戦サーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間レースでは、TS030 HYBRID #8がレースを通して優勝争いを繰り広げ、惜しくも2位に終わっており、トヨタ・レーシングは日本での勝利に挑戦する。
TS030 HYBRIDで用いられているトヨタ・ハイブリッド・システム・レーシング(THS-R)が開発されたトヨタ自動車の東富士研究所は、富士スピードウェイからわずか20km程の場所に位置している。
戦いの舞台となる富士スピードウェイでは、FIA(国際自動車連盟)が定めた4ヶ所のハイブリッド・ブレーキング・ゾーンが設定され、このエリアで蓄えられたエネルギーを加速に活かすこととなる。
WEC富士6時間レースは、18日(金)の11:00と15:30から1時間半ずつ2回の公式練習走行で幕を開ける。19日(土)は9:30から1時間の最終練習走行に続き、LMPクラスの予選は13:55から25分間にわたって行われ、6時間の決勝レースは20日(日)の11:00にスタートが切られる。
木下美明 チーム代表:
日本でレースをするのはいつでも楽しみだ。それは我々のホームレースということだけでなく、日本のファンからの素晴らしい応援を実感できるからだ。昨年の富士でのレースは、我々とアウディの接近戦が展開されたことと、非常に多くの、情熱的なファンが集まってくれたことで、この年のWECシリーズの中でもおそらく最高の6時間レースになったと思う。勝利を挙げられたことはチームにとって最高の瞬間だったし、今年もそれを再現する決意で臨む。ブルツ、ラピエール、中嶋のチームが再び加わってくれることも頼もしい。#8のクルーと共に、良いレースウィークにすべく頑張ってくれるだろう。
アレックス・ブルツ #7:
再びレースを戦うのが待ち切れない。テレビでTS030 HYBRIDの活躍を見ているよりも、実際にドライブしてレースを戦う方が遙かに楽しい。富士スピードウェイは数多くのトヨタの関係者やファンが集まる、チームにとって重要なレースであり、忙しい週末になる。この週末がどのような戦いになるのかを予想するのは難しい。厳しい戦いになるだろうが、昨年勝ち取った表彰台の頂点を今年も守るために、全力を尽くさなくてはならない。確かなのは最初の練習走行から、ル・マン24時間レース後にアップデートされたTS030 HYBRIDに慣れることと、富士スピードウェイに最適なセットアップを見いだすために、多くの作業をしなくてはならないだろうということだ。しかし、このチャレンジと、レースへの準備は出来ている。
ニコラス・ラピエール #7:
昨年の富士6時間レースは私にとって最高の瞬間のひとつであり、それだけに今週末レースに戻るのが本当に楽しみだ。ル・マン24時間レースの後、ずいぶん間が空いただけに、再びブルツと中嶋と共にレースを戦えるのは嬉しい。我々の関係は素晴らしいもので、全てが迅速に進んで行く。再びTS030 HYBRIDをドライブし、この週末初めてハイダウンフォース仕様を試すのが本当に待ち切れない。忙しい週末になるだろうが、我々は勝利を目指して戦って行かなくてはならない。それは昨年実現しており、今年も可能だと思っている。
中嶋一貴 #7:
昨年の富士6時間レースにはいくつかの素晴らしい思い出があるが、特に私にとっては、初めてのFIA世界選手権での勝利だった。富士スピードウェイはSUPER GTやスーパーフォーミュラで戦っているのでとても良く知っているし、好きなコースのひとつだ。ル・マン24時間レースから間が空いてしまったが、その間も私は多くのレースを戦っているので今週末へ向けての準備は整っているし、トヨタ・レーシングと共に再び戦えるのを楽しみにしている。ハイダウンフォース仕様のTS030 HYBRIDをドライブするのは初めてなので、どんな走りが出来るか興味深い。アウディとの戦いは常に挑戦だが、今年もエキサイティングなレースが出来ることを望んでいる。
アンソニー・デビッドソン #8:
富士は独特の雰囲気を持っていると思う。長い歴史を持つサーキットだが、レースに適した近代的なコースに改修された。ドライバーにとってチャレンジングなコースであり、LMP1カーでの初走行が待ち切れない。日本のファンは本当に特別であり、サポートしてくれている日本メーカーのレースカーをドライブすることを誇らしく思う。オースティンでは非常に接近したバトルを繰り広げたが、再びチャレンジ出来ることに満足している。ハイダウンフォース仕様のTS030 HYBRIDはこれまでの2戦でその効果を発揮しており、富士でも首位争いを展開したい。
セバスチャン・ブエミ #8:
私は富士スピードウェイでレースを戦ったことが無いが、2008年の日本GPでメディカルカーをドライブした。経験という点では、少しはコースを学んだと言えるかも知れない。非常にテクニカルなコースで、最高の走りをするためには経験が必要だろう。レースを戦うのに面白そうなコースで、今週末を楽しみにしている。日本のファンは本当に熱心に応援してくれるので、素晴らしい雰囲気になるだろう。信じられないことだが、トヨタのドライバーとして参戦することになったので、大変なことになりそうだ。もちろん好結果を願っている。我々はオースティンで接近戦を繰り広げたが、富士ではさらに良い結果を願っている。
ステファン・サラザン #8:
私は昨年LMP2カーで富士スピードウェイを走っているが、高速セクションと低速コーナーがバランス良く配されている、ドライバーにとってとても難しいコースで、本当に楽しむことが出来た。TS030 HYBRIDでこのコースを走れること、そしてトヨタ・レーシングの一員として富士のレースに参戦できることに興奮している。昨年見た日本のファンは信じられないほど素晴らしかった。ファン全員がチームを応援しトヨタ・レーシングカラーのウェアを身につけているかのようだった。最高の応援は我々に大きな力を与えてくれる。記憶に残るような経験が出来ると思っているし、ファンとともに好成績を祝うことが目標だ。