ル・マン24時間レース 速報 No.2
6時間経過
2号車は7位。接触により後退した1号車は9位走行中
ル・マン24時間レースがスタートして5時間を過ぎた時、6位につけていたTOYOTA GAZOO RacingのTS040 HYBRID #1号車に思わぬアクシデントが発生しました。スタートを担当したセバスチャン・ブエミから交替したアンソニー・デビッドソンがドライブ中でしたが、先行車を追い抜く際に接触、右フロントライトを含むボディカウルを破損しました。しかし、不運はそれだけでは終わりませんでした。接触でハンドリングが不安定になった#1号車は、その数分後にガードレールに接触、左後輪のサスペンションにダメージを負ったのです。
ピットに戻った#1号車はメカニックの手により僅か13分で修理を終え、ドライバーをデビッドソンから中嶋一貴に替えてレースに復帰しました。しかし、このピットストップにより#1号車はトップから5周遅れの9位に後退しました。因みに、この事故に先立ち、デビッドソンは週末を通して最速タイムを記録しています。
一方の#2号車は、#1号車がアクシデントで後退したことで、7位に順位を上げました。スタート・ドライバーのアレックス・ブルツからステアリングを受け継いだステファン・サラザンは、ピットストップの時間を少しでも短縮するために、タイヤ交換無しで4スティントを走り切りました。スタートから7時間を迎える現在は、マイク・コンウェイがステアリングを握っています。
TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。
TS040 HYBRID #1号車:
(アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
4時間経過時点(アンソニー・デビッドソン): 6位 58周
5時間経過時点(アンソニー・デビッドソン): 6位 75周
6時間経過時点(中嶋一貴): 9位 89周
アンソニー・デビッドソン:
接触は完全に私のミスです。ハイスピードのポルシェカーブでGTクラスのフェラーリをかわそうとした時に接触してしまいました。車体が接触したままコーナーに進入し、僅かなタイミングの判断ミスにより右前のボディにダメージを負い、車両のバランスも狂ってしまいました。本体はピットインしなくてはなりませんでしたが、タイムロスを最小に留めるために、私のスティントの最後まで走り切りました。しかし、第6コーナーでアンダーステア症状に見舞われ、コースサイドのバリアに接触しました。自分のミスは本当に悔しいですが、迅速な作業で修復し、TS040 HYBRIDをコースへと復帰させてくれたクルーに感謝します。
TS040 HYBRID #2号車:
(アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
4時間経過時点(ステファン・サラザン): 7位 58周
5時間経過時点(ステファン・サラザン): 7位 75周
6時間経過時点(ステファン・サラザン): 7位 92周
ステファン・サラザン:
長い時間セ−フティカーが入った上、同じタイヤで走り続けた4スティントだったので、とても長く感じました。我々は自分たちのパフォーマンスレベルが分かっているので、不必要なリスクは決してとらないようにしなければいけません。我々は良いリズムに乗って、我々のレースを我々の作戦で続けるのみです。ル・マンは非常に長く、色々なことが起きるので、これからの我々に何が起こるかを見守りたいと思います。
ピットに戻った#1号車はメカニックの手により僅か13分で修理を終え、ドライバーをデビッドソンから中嶋一貴に替えてレースに復帰しました。しかし、このピットストップにより#1号車はトップから5周遅れの9位に後退しました。因みに、この事故に先立ち、デビッドソンは週末を通して最速タイムを記録しています。
一方の#2号車は、#1号車がアクシデントで後退したことで、7位に順位を上げました。スタート・ドライバーのアレックス・ブルツからステアリングを受け継いだステファン・サラザンは、ピットストップの時間を少しでも短縮するために、タイヤ交換無しで4スティントを走り切りました。スタートから7時間を迎える現在は、マイク・コンウェイがステアリングを握っています。
TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。
TS040 HYBRID #1号車:
(アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
4時間経過時点(アンソニー・デビッドソン): 6位 58周
5時間経過時点(アンソニー・デビッドソン): 6位 75周
6時間経過時点(中嶋一貴): 9位 89周
アンソニー・デビッドソン:
接触は完全に私のミスです。ハイスピードのポルシェカーブでGTクラスのフェラーリをかわそうとした時に接触してしまいました。車体が接触したままコーナーに進入し、僅かなタイミングの判断ミスにより右前のボディにダメージを負い、車両のバランスも狂ってしまいました。本体はピットインしなくてはなりませんでしたが、タイムロスを最小に留めるために、私のスティントの最後まで走り切りました。しかし、第6コーナーでアンダーステア症状に見舞われ、コースサイドのバリアに接触しました。自分のミスは本当に悔しいですが、迅速な作業で修復し、TS040 HYBRIDをコースへと復帰させてくれたクルーに感謝します。
TS040 HYBRID #2号車:
(アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
4時間経過時点(ステファン・サラザン): 7位 58周
5時間経過時点(ステファン・サラザン): 7位 75周
6時間経過時点(ステファン・サラザン): 7位 92周
ステファン・サラザン:
長い時間セ−フティカーが入った上、同じタイヤで走り続けた4スティントだったので、とても長く感じました。我々は自分たちのパフォーマンスレベルが分かっているので、不必要なリスクは決してとらないようにしなければいけません。我々は良いリズムに乗って、我々のレースを我々の作戦で続けるのみです。ル・マンは非常に長く、色々なことが起きるので、これからの我々に何が起こるかを見守りたいと思います。