WEC第5戦公式練習初日
テキサスの炎天下と夜間走行セットアップ
9月17日(木)、アメリカ・テキサス州オースティンでFIA世界耐久選手権(WEC)第5戦サーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間レースの公式練習初日が行われました。
夏のような暑さと高い湿度がドライバーやチームのスタッフを苦しめましたが、1時間半ずつ2回・合計3時間の公式練習は昼と夜の両条件下で行われ、9月19日(土)の午後5時から深夜11時に及ぶ決勝レースに向けて、確かな手応えを得ることが出来ました。
アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴の乗るTS040 HYBRID#1号車は公式練習1回目を4番手、公式練習2回目を5番手で終えました。アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車はそれぞれのセッションで5番手、6番手でした。中嶋一貴にとってこのサーキットを走るのは初めての経験でした。
公式練習1回目は日も高い真昼に行われ、9月半ばにもかかわらず気温は35℃にも達していました。それでもチームはレースに向けて最適なセットアップを見つけようと、様々な種類のタイヤをトライし、公式練習1回目では2台のTS040 HYBRIDはライバルのLMP1より多くの周回をこなしました。周回数は2台の合計で68周、距離にして375kmに及びました。#1号車でベストタイムを出したのはブエミ、#2号車はコンウェイでした。
午後8時から始まった公式練習2回目はル・マン以来の夜間走行となりました。TOYOTA GAZOO Racingはこのセッションで数回にわたりコースを外れて走行したために、5分間のペナルティを3回(#1号車が1回、#2号車が2回)受けました。しかし、それ以外はスムーズにセッションを終えることが出来ました。このセッションでもブエミが#1号車のベストタイムを、コンウェイが#2号車のベストタイムを記録しました。
18日(金)は、公式練習3回目が午前10時半から行われ、午後6時15分から公式予選が行われます。
TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。
TS040 HYBRID #1号車:
(アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
公式練習1回目:4番手(1分51秒279)34周
公式練習2回目:5番手(1分50秒132)40周
アンソニー・デビッドソン:
ちょうど昨年と同じように降雨後のドライコンディションでしたが、またこのサーキットに戻って来られて嬉しいです。今日は、この週末に期待が持てるTS040 HYBRIDのセットアップを見出すことが出来ました。もちろん肝心なのはレースでのペースですが、明日の公式予選を前に、公式練習3回目で、TS040 HYBRIDの戦闘力を最大限引き出すために、もう少々、手を加えたいと思っています。
セバスチャン・ブエミ:
私の大好きなサーキットのひとつに戻って来られてとても嬉しく、今日は全てが上手く行きました。午後から夜間のセッションにかけて、TS040 HYBRIDは非常に良くなりました。コースの状態も良く、夜間走行でも昨年のように雨が降らなかったのが幸いでした。運転も楽しく、明日、ニュータイヤと少量の燃料で走るのが楽しみです。
中嶋一貴:
オースティンは初めてなので、レースを前に多くの周回をこなせたことがとてもプラスになりました。アンソニーとセバスチャンも良いアドバイスをくれましたから、心構えは出来ています。ここはとても素晴らしいコースです。特にとてもエキサイティングなセクター1が印象的です。走行のリズムとコースの感触は掴めましたし、TS040 HYBRIDのバランスも良好です。セットアップを更に煮詰めるためにやることはありますが、良いスタートが切れたと思います。
TS040 HYBRID #2号車:
(アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
公式練習1回目:5番手(1分52秒180)34周
公式練習2回目:6番手(1分50秒224)38周
アレックス・ブルツ:
素晴らしいオースティンのサーキットに戻れて喜んでいます。セットアップ面では、最初の公式練習セッションからハードに作業する必要がありましたが、夜間のセッションでは改善することが出来ました。TS040 HYBRIDの持つパフォーマンスをかなり引き出せていると思いますが、更に研ぎ澄ますべく作業を続けて行きます。今日はこのサーキットにおけるTS040 HYBRIDについて多くを学び、いくつかの改善も出来たのでチームにとって良い一日だったと思います。
ステファン・サラザン:
今日はセットアップ面で順調に進み、TS040 HYBRIDの良いバランスを見出すなど、多くの改良を果たせました。このコースはとても好きですが、最速タイムが出せなかったり、他の車両に行く手を阻まれたりするとフラストレーションが溜まることもあります。我々は決勝レースに向けた準備のためにベストを尽くしており、それこそが最も重要です。
マイク・コンウェイ:
私にとってトヨタでのデビューを果たしたオースティンで再びドライブ出来るのはとても嬉しいことです。午後のセッションではタイヤについて進展し、バランスにも満足しています。これから今日得られたデータを解析し、明日以降に備えます。
夏のような暑さと高い湿度がドライバーやチームのスタッフを苦しめましたが、1時間半ずつ2回・合計3時間の公式練習は昼と夜の両条件下で行われ、9月19日(土)の午後5時から深夜11時に及ぶ決勝レースに向けて、確かな手応えを得ることが出来ました。
アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴の乗るTS040 HYBRID#1号車は公式練習1回目を4番手、公式練習2回目を5番手で終えました。アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車はそれぞれのセッションで5番手、6番手でした。中嶋一貴にとってこのサーキットを走るのは初めての経験でした。
公式練習1回目は日も高い真昼に行われ、9月半ばにもかかわらず気温は35℃にも達していました。それでもチームはレースに向けて最適なセットアップを見つけようと、様々な種類のタイヤをトライし、公式練習1回目では2台のTS040 HYBRIDはライバルのLMP1より多くの周回をこなしました。周回数は2台の合計で68周、距離にして375kmに及びました。#1号車でベストタイムを出したのはブエミ、#2号車はコンウェイでした。
午後8時から始まった公式練習2回目はル・マン以来の夜間走行となりました。TOYOTA GAZOO Racingはこのセッションで数回にわたりコースを外れて走行したために、5分間のペナルティを3回(#1号車が1回、#2号車が2回)受けました。しかし、それ以外はスムーズにセッションを終えることが出来ました。このセッションでもブエミが#1号車のベストタイムを、コンウェイが#2号車のベストタイムを記録しました。
18日(金)は、公式練習3回目が午前10時半から行われ、午後6時15分から公式予選が行われます。
TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。
TS040 HYBRID #1号車:
(アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
公式練習1回目:4番手(1分51秒279)34周
公式練習2回目:5番手(1分50秒132)40周
アンソニー・デビッドソン:
ちょうど昨年と同じように降雨後のドライコンディションでしたが、またこのサーキットに戻って来られて嬉しいです。今日は、この週末に期待が持てるTS040 HYBRIDのセットアップを見出すことが出来ました。もちろん肝心なのはレースでのペースですが、明日の公式予選を前に、公式練習3回目で、TS040 HYBRIDの戦闘力を最大限引き出すために、もう少々、手を加えたいと思っています。
セバスチャン・ブエミ:
私の大好きなサーキットのひとつに戻って来られてとても嬉しく、今日は全てが上手く行きました。午後から夜間のセッションにかけて、TS040 HYBRIDは非常に良くなりました。コースの状態も良く、夜間走行でも昨年のように雨が降らなかったのが幸いでした。運転も楽しく、明日、ニュータイヤと少量の燃料で走るのが楽しみです。
中嶋一貴:
オースティンは初めてなので、レースを前に多くの周回をこなせたことがとてもプラスになりました。アンソニーとセバスチャンも良いアドバイスをくれましたから、心構えは出来ています。ここはとても素晴らしいコースです。特にとてもエキサイティングなセクター1が印象的です。走行のリズムとコースの感触は掴めましたし、TS040 HYBRIDのバランスも良好です。セットアップを更に煮詰めるためにやることはありますが、良いスタートが切れたと思います。
TS040 HYBRID #2号車:
(アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
公式練習1回目:5番手(1分52秒180)34周
公式練習2回目:6番手(1分50秒224)38周
アレックス・ブルツ:
素晴らしいオースティンのサーキットに戻れて喜んでいます。セットアップ面では、最初の公式練習セッションからハードに作業する必要がありましたが、夜間のセッションでは改善することが出来ました。TS040 HYBRIDの持つパフォーマンスをかなり引き出せていると思いますが、更に研ぎ澄ますべく作業を続けて行きます。今日はこのサーキットにおけるTS040 HYBRIDについて多くを学び、いくつかの改善も出来たのでチームにとって良い一日だったと思います。
ステファン・サラザン:
今日はセットアップ面で順調に進み、TS040 HYBRIDの良いバランスを見出すなど、多くの改良を果たせました。このコースはとても好きですが、最速タイムが出せなかったり、他の車両に行く手を阻まれたりするとフラストレーションが溜まることもあります。我々は決勝レースに向けた準備のためにベストを尽くしており、それこそが最も重要です。
マイク・コンウェイ:
私にとってトヨタでのデビューを果たしたオースティンで再びドライブ出来るのはとても嬉しいことです。午後のセッションではタイヤについて進展し、バランスにも満足しています。これから今日得られたデータを解析し、明日以降に備えます。