TOYOTA GAZOO Racing
実績のある上海6時間レースでの活躍に期待
2015年FIA世界耐久選手権(WEC)も残り2戦。その終盤戦注目の上海6時間レースが、今週末上海国際サーキットで幕を開けます。全8戦で戦われるWECの最終3戦は、アジアの国々で開催されています。まず日本の富士スピードウェイ、次に中国の上海サーキット、そして最後がバーレーンの国際サーキットです。
TOYOTA GAZOO Racingは、この上海6時間レースにも2台のTS040 HYBRIDで臨みます。#1号車がアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴組、#2号車がアレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ組です。TOYOTA GAZOO Racingは上海のレースでは素晴らしい成績を残してきました。2012年、2014年には優勝、2013年も技術的トラブルに見舞われるまで、圧倒的な速さでレースをリードしていました。また、セバスチャン・ブエミは昨年記録した1分48秒694というタイムで、上海国際サーキットにおけるLMP1クラスのレース・ラップレコードを保持しています。
今シーズン苦戦を強いられているTOYOTA GAZOO Racingですが、先の富士6時間レースではTS040 HYBRIDが雨の中で明らかな性能進化を見せ、アウディ、ポルシェといったライバルとの激しい戦いを展開して見せました。今週末の上海のレースでも更に力強い走りを見せてくれるはずです。
ちなみに、中国は耐久レースに関しては歴史と経験があり、2010年と2011年にズーハイ・サーキットで国際ル・マンカップ1000kmレースが開催されています。このレースが現在のWEC開催のもとになっています。そして、それぞれのレースでTOYOTA GAZOO Racingのサラザンとデビッドソンが優勝を遂げているのです。WECが始まったのは2012年。場所を現在の上海国際サーキットに移して行われました。上海国際サーキットは1周5.451km。2本の長いストレートと16個のコーナーを持つ近代的なサーキットです。
週末のカレンダーは、10月30日(金)に2回公式練習走行が行われ(午前10時30分〜、午後3時30分〜)、翌31日(土)には午前9時から3回目の公式練習走行、そして午後2時から公式予選が行われます。決勝レースは11月1日(日)の午前11時にスタートが切って落とされます。
TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。
佐藤俊男 チーム代表:
上海戦を楽しみにしています。これまで、このサーキットでは我々トヨタは非常に強く、中国を訪れた時はいつも表彰台に上がっていました。ライバルが非常に手強いことは承知していますが、この週末には再び表彰台に上がれるよう、全力を注ぎます。長かったシーズンも終わりに近づいていますが、チームの全員が最良の結果を獲得すべく集中しています。この上海でも、目標達成のため、一丸となってベストを尽くします。
アンソニー・デビッドソン (TS040 HYBRID #1号車):
昨年の上海は我々にとってベストレースのひとつで、2つのワールドチャンピオン獲得を盤石なものにしたレースでした。今年は状況が異なりますが、我々のレースへの取り組みは変わりません。金曜日の公式練習では、レースで最善を尽くせるようTS040 HYBRIDのセッティングに集中します。依然として我々は気力も充実しており、良い形でオフシーズンを迎えられるよう、残り2戦での結果を出したいと思います。
セバスチャン・ブエミ (TS040 HYBRID #1号車):
上海のサーキットには、昨年の優勝を始めとしていくつかの良い思い出があり、好きなコースです。我々ドライバーは、例え結果が期待通りにならないとしても、どのサーキットでも常に学ぶものがあります。最大限の努力をして、改良と学習を試みますが、これは翌年に向けての役に立ちます。とにかくプッシュしますし、頑張れば報われることもあると思います。
中嶋一貴 (TS040 HYBRID #1号車):
富士のレースでは、最初の1時間、ライバルとの戦いを楽しむことが出来ました。どの週末も、レースを通じて常に全力で戦っていたいので、それを目標に頑張ります。上海のレースも厳しいと思いますが、我々は前向きですし、闘志も漲っています。このサーキットは特にタイヤ摩耗とトラフィックの点で攻略が難しいサーキットですが、私は好きです。過去のレースでは良い結果を出せているので、この週末を見守りたいと思います。
アレックス・ブルツ (TS040 HYBRID #2号車):
私はいつも良いリズムで走れる上海のコースが好きなので、中国に行くのを楽しみにしています。これまでにWECで3度レースを戦い2回のポールポジションを獲得して来ました。それだけに、この上海でまた良いリズムを取り戻せることを期待しています。長いストレートは我々にとって有利に働かないことは分かっていますが、ライバルとのギャップを縮めるべく努力を続けて行きます。レースは何が起こるか分かりません。我々はレースで訪れるいかなるチャンスも逃さないよう準備します。
ステファン・サラザン (TS040 HYBRID #2号車):
上海で再びレースが出来ることを喜んでいます。高速コーナーと長いストレートなど、他ではあまり見られないレイアウトで、ドライバーにとっても、走って楽しいコースです。TS040 HYBRIDのベストなセットアップを見出すことが最も重要です。そのために金曜日の公式練習から、日曜日の決勝レースへ向けて多くの比較作業を行うことになるでしょう。上位を争うのは簡単な挑戦ではありませんが、可能な限り良いポジションで戦えるよう全力を尽くします。
マイク・コンウェイ (TS040 HYBRID #2号車):
私の上海サーキット走行経験は2013年、LMP2カーでの一度だけです。そのため、良く知っているコースというわけではありません。しかし、とてもチャレンジングでドライバーに満足を与えてくれるという点で好きなコースです。最初のコーナーは信じられないほど長く、非常にトリッキーなレイアウトなので、上手く走るためには我慢を強いられます。TS040 HYBRIDでこのコースを走るのは初めてなので楽しみです。チームのために、良い結果を得るべくベストを尽くします。
TOYOTA GAZOO Racingは、この上海6時間レースにも2台のTS040 HYBRIDで臨みます。#1号車がアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴組、#2号車がアレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ組です。TOYOTA GAZOO Racingは上海のレースでは素晴らしい成績を残してきました。2012年、2014年には優勝、2013年も技術的トラブルに見舞われるまで、圧倒的な速さでレースをリードしていました。また、セバスチャン・ブエミは昨年記録した1分48秒694というタイムで、上海国際サーキットにおけるLMP1クラスのレース・ラップレコードを保持しています。
今シーズン苦戦を強いられているTOYOTA GAZOO Racingですが、先の富士6時間レースではTS040 HYBRIDが雨の中で明らかな性能進化を見せ、アウディ、ポルシェといったライバルとの激しい戦いを展開して見せました。今週末の上海のレースでも更に力強い走りを見せてくれるはずです。
ちなみに、中国は耐久レースに関しては歴史と経験があり、2010年と2011年にズーハイ・サーキットで国際ル・マンカップ1000kmレースが開催されています。このレースが現在のWEC開催のもとになっています。そして、それぞれのレースでTOYOTA GAZOO Racingのサラザンとデビッドソンが優勝を遂げているのです。WECが始まったのは2012年。場所を現在の上海国際サーキットに移して行われました。上海国際サーキットは1周5.451km。2本の長いストレートと16個のコーナーを持つ近代的なサーキットです。
週末のカレンダーは、10月30日(金)に2回公式練習走行が行われ(午前10時30分〜、午後3時30分〜)、翌31日(土)には午前9時から3回目の公式練習走行、そして午後2時から公式予選が行われます。決勝レースは11月1日(日)の午前11時にスタートが切って落とされます。
TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。
佐藤俊男 チーム代表:
上海戦を楽しみにしています。これまで、このサーキットでは我々トヨタは非常に強く、中国を訪れた時はいつも表彰台に上がっていました。ライバルが非常に手強いことは承知していますが、この週末には再び表彰台に上がれるよう、全力を注ぎます。長かったシーズンも終わりに近づいていますが、チームの全員が最良の結果を獲得すべく集中しています。この上海でも、目標達成のため、一丸となってベストを尽くします。
アンソニー・デビッドソン (TS040 HYBRID #1号車):
昨年の上海は我々にとってベストレースのひとつで、2つのワールドチャンピオン獲得を盤石なものにしたレースでした。今年は状況が異なりますが、我々のレースへの取り組みは変わりません。金曜日の公式練習では、レースで最善を尽くせるようTS040 HYBRIDのセッティングに集中します。依然として我々は気力も充実しており、良い形でオフシーズンを迎えられるよう、残り2戦での結果を出したいと思います。
セバスチャン・ブエミ (TS040 HYBRID #1号車):
上海のサーキットには、昨年の優勝を始めとしていくつかの良い思い出があり、好きなコースです。我々ドライバーは、例え結果が期待通りにならないとしても、どのサーキットでも常に学ぶものがあります。最大限の努力をして、改良と学習を試みますが、これは翌年に向けての役に立ちます。とにかくプッシュしますし、頑張れば報われることもあると思います。
中嶋一貴 (TS040 HYBRID #1号車):
富士のレースでは、最初の1時間、ライバルとの戦いを楽しむことが出来ました。どの週末も、レースを通じて常に全力で戦っていたいので、それを目標に頑張ります。上海のレースも厳しいと思いますが、我々は前向きですし、闘志も漲っています。このサーキットは特にタイヤ摩耗とトラフィックの点で攻略が難しいサーキットですが、私は好きです。過去のレースでは良い結果を出せているので、この週末を見守りたいと思います。
アレックス・ブルツ (TS040 HYBRID #2号車):
私はいつも良いリズムで走れる上海のコースが好きなので、中国に行くのを楽しみにしています。これまでにWECで3度レースを戦い2回のポールポジションを獲得して来ました。それだけに、この上海でまた良いリズムを取り戻せることを期待しています。長いストレートは我々にとって有利に働かないことは分かっていますが、ライバルとのギャップを縮めるべく努力を続けて行きます。レースは何が起こるか分かりません。我々はレースで訪れるいかなるチャンスも逃さないよう準備します。
ステファン・サラザン (TS040 HYBRID #2号車):
上海で再びレースが出来ることを喜んでいます。高速コーナーと長いストレートなど、他ではあまり見られないレイアウトで、ドライバーにとっても、走って楽しいコースです。TS040 HYBRIDのベストなセットアップを見出すことが最も重要です。そのために金曜日の公式練習から、日曜日の決勝レースへ向けて多くの比較作業を行うことになるでしょう。上位を争うのは簡単な挑戦ではありませんが、可能な限り良いポジションで戦えるよう全力を尽くします。
マイク・コンウェイ (TS040 HYBRID #2号車):
私の上海サーキット走行経験は2013年、LMP2カーでの一度だけです。そのため、良く知っているコースというわけではありません。しかし、とてもチャレンジングでドライバーに満足を与えてくれるという点で好きなコースです。最初のコーナーは信じられないほど長く、非常にトリッキーなレイアウトなので、上手く走るためには我慢を強いられます。TS040 HYBRIDでこのコースを走るのは初めてなので楽しみです。チームのために、良い結果を得るべくベストを尽くします。