TOYOTA GAZOO Racing、
3列目からWEC最終戦バーレーン6時間決勝へ
11月20日(金)FIA世界耐久選手権(WEC)最終戦バーレーン6時間レースの予選が行われました。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS040 HYBRIDは5番手、6番手のスターティング・グリッドを獲得し、明日の決勝レースではこのスタート位置から表彰台を狙います。
午後5時30分から行われる予定だったLMP1クラスの予選は、先駆けて行われたGTクラスの予選中にサーキットの灯りが落ちるというトラブルのために20分遅れてスタートしました。20分間行われた公式練習3回目では、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴のTS040 HYBRID #1号車が、アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車のタイムを上回り、5番手グリッドを獲得しました。#2号車は僅かに遅れて6番手グリッドを獲得、予選が終了した時にはサーキットは暗闇に包まれて、気温も摂氏24度と低く、クルマにもドライバーにもタイムアタックしやすい条件でした。
WECの予選は1台につき2人のドライバーが最低1周のタイムアタックを行い、2人のベストタイムの平均値で決勝レースのスタート順位が決まります。#1号車はデビッドソンがまずタイムアタック、それを中嶋が引き継ぎ、5番手のタイムを記録しました。明日のレースのスタートは、予選に参加しなかったブエミが担当します。#2号車はこのバーレーン6時間レースが最後のレースになるブルツが予選第1ドライバーとして走り、サラザンにバトンタッチしましたが、6番手のグリッドに甘んじました。ブルツは昨年このレースで勝利を上げています。
ポールポジションを獲得した#17号車ポルシェとTS040 HYBRID#1号車のタイム差は2秒422ありますが、TS040 HYBRID最後のレースになるバーレーン6時間レースを、TOYOTA GAZOO Racingは全力を尽くして戦います。
TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。
TS040 HYBRID #1号車:
(アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
公式練習3回目:5番手(1分43秒794)29周
予選: 5番手(平均1分42秒158)
アンソニー・デビッドソン:
今日の予選では、我々のTS040 HYBRIDの持てる全てを引き出せたと思います。ラップタイムも、今の我々のポジションを現実的に表していると言えます。私のラップも、一貴と同様に上手く行って満足しています。明日は、タイヤの消耗をいかにコントロールするかが課題でしょうが、そこは我々チームの強みの一つだと思っています。何が出来るかを見極め、ひたすらプッシュしていきます。
中嶋一貴:
2台のトヨタTS040 HYBRID同士の接戦という予選でした。予選用に良く仕上がっていましたし、アンソニーが非常に良いラップタイムを刻みました。最後のセクターでは彼にかないませんでした。明日のレースは、タイヤのグリップと車両のバランスという点で、違う状況になると思います。#1と#2の面白い競争になるでしょうし、それを楽しめるようにしたいと思います。
TS040 HYBRID #2号車:
(アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
公式練習3回目:6番手(1分44秒051)24周
予選: 6番手(平均1分42秒462)
アレックス・ブルツ:
興味深かったのは、トヨタの全てのドライバーのラップタイム差が、体重差を明確に反映していたことです。私のラップタイムはとても良く、あと0.05秒は速く走れたと思いますが、満足しています。コーナーでアンダーステア症状に見舞われましたが、大きな問題にはなりませんでした。新しいタイヤと軽い燃料での走りは好調だったので、明日の決勝レースを楽しみにしています。明日は暑く、風も強い中でのレースになるでしょうし、レースの3分の2は夜の走行になりますが、セットアップの妥協点を見出す必要があります。#1号車とレースで争えることを望んでおり、それが我々の目標です。
ステファン・サラザン:
今日はアレックスにとって最後の予選セッションということで特別な一日でした。私は新しいタイヤで充分なプッシュが出来ず、やや安全に走り過ぎてしまいました。しかし、TS040 HYBRIDは決勝レースに向けて順調な仕上がりで、どこまでやれるか楽しみです。アレックスのためにも、チーム全員でプッシュし、力強いレースが出来ることを望んでいます。彼はとても素晴らしいチームメイトです。
午後5時30分から行われる予定だったLMP1クラスの予選は、先駆けて行われたGTクラスの予選中にサーキットの灯りが落ちるというトラブルのために20分遅れてスタートしました。20分間行われた公式練習3回目では、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴のTS040 HYBRID #1号車が、アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車のタイムを上回り、5番手グリッドを獲得しました。#2号車は僅かに遅れて6番手グリッドを獲得、予選が終了した時にはサーキットは暗闇に包まれて、気温も摂氏24度と低く、クルマにもドライバーにもタイムアタックしやすい条件でした。
WECの予選は1台につき2人のドライバーが最低1周のタイムアタックを行い、2人のベストタイムの平均値で決勝レースのスタート順位が決まります。#1号車はデビッドソンがまずタイムアタック、それを中嶋が引き継ぎ、5番手のタイムを記録しました。明日のレースのスタートは、予選に参加しなかったブエミが担当します。#2号車はこのバーレーン6時間レースが最後のレースになるブルツが予選第1ドライバーとして走り、サラザンにバトンタッチしましたが、6番手のグリッドに甘んじました。ブルツは昨年このレースで勝利を上げています。
ポールポジションを獲得した#17号車ポルシェとTS040 HYBRID#1号車のタイム差は2秒422ありますが、TS040 HYBRID最後のレースになるバーレーン6時間レースを、TOYOTA GAZOO Racingは全力を尽くして戦います。
TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。
TS040 HYBRID #1号車:
(アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
公式練習3回目:5番手(1分43秒794)29周
予選: 5番手(平均1分42秒158)
アンソニー・デビッドソン:
今日の予選では、我々のTS040 HYBRIDの持てる全てを引き出せたと思います。ラップタイムも、今の我々のポジションを現実的に表していると言えます。私のラップも、一貴と同様に上手く行って満足しています。明日は、タイヤの消耗をいかにコントロールするかが課題でしょうが、そこは我々チームの強みの一つだと思っています。何が出来るかを見極め、ひたすらプッシュしていきます。
中嶋一貴:
2台のトヨタTS040 HYBRID同士の接戦という予選でした。予選用に良く仕上がっていましたし、アンソニーが非常に良いラップタイムを刻みました。最後のセクターでは彼にかないませんでした。明日のレースは、タイヤのグリップと車両のバランスという点で、違う状況になると思います。#1と#2の面白い競争になるでしょうし、それを楽しめるようにしたいと思います。
TS040 HYBRID #2号車:
(アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
公式練習3回目:6番手(1分44秒051)24周
予選: 6番手(平均1分42秒462)
アレックス・ブルツ:
興味深かったのは、トヨタの全てのドライバーのラップタイム差が、体重差を明確に反映していたことです。私のラップタイムはとても良く、あと0.05秒は速く走れたと思いますが、満足しています。コーナーでアンダーステア症状に見舞われましたが、大きな問題にはなりませんでした。新しいタイヤと軽い燃料での走りは好調だったので、明日の決勝レースを楽しみにしています。明日は暑く、風も強い中でのレースになるでしょうし、レースの3分の2は夜の走行になりますが、セットアップの妥協点を見出す必要があります。#1号車とレースで争えることを望んでおり、それが我々の目標です。
ステファン・サラザン:
今日はアレックスにとって最後の予選セッションということで特別な一日でした。私は新しいタイヤで充分なプッシュが出来ず、やや安全に走り過ぎてしまいました。しかし、TS040 HYBRIDは決勝レースに向けて順調な仕上がりで、どこまでやれるか楽しみです。アレックスのためにも、チーム全員でプッシュし、力強いレースが出来ることを望んでいます。彼はとても素晴らしいチームメイトです。