パナソニック・トヨタ・レーシングは、サンマリノGPの決勝レースでラルフ・シューマッハーに 課せられた25秒のペナルティに対し、提訴を取り下げることを決定した。ラルフ・シューマッハーは、 このペナルティによって、決勝レースの最終結果で、8位から11位へと後退することとなった。
チームはサンマリノGPの決勝レース直後に、この件に関する詳細な分析を行うためには時間を 要するという判断から、提訴を行った。そして、データを徹底的に再調査した結果、決定的な 提訴のための裏付けは得られず、この件についてさらなる言及は行わないことを決定した。
しかし、パナソニック・トヨタ・レーシングは、今後のチームマネージャーミーティングにおいて、FIA及び 他のチームとともに、安全なピットストップとピットアウトはどのようなものなのかを明確にするための 作業を行う。
パナソニック・トヨタ・レーシングは現在、来週バルセロナで行われる次戦スペインGPへ向けて 全力を集中している。 |