86/BRZ Race 第3戦スポーツランドSUGO 大会情報 | 2019年 | GR86/BRZ Cup

1大会2ヒート制で競われる
スポーツランドSUGO
ラウンドは
今後のシリーズランキングを
左右する大会になる

4月20日(土)-21日(日)に富士スピードウェイで開催された第2大会が終了した2019年シーズンのTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race。第2大会はシリーズ初の2ヒート制で競われたが、2ヒートともにワンメイクレースらしいテールトゥノーズの激戦が繰り広げられた。心配されていたタイヤの摩耗も問題なく、プロフェッショナルシリーズ、クラブマンシリーズともに2ヒート目も厳しいレース展開となった。

プロフェッショナルシリーズは、第1ヒートを2位で終えた#60服部尚貴選手が第2ヒートでトップチェッカー。1大会で27.5ポイントを獲得して、ポイントランキング2位へ浮上した。ポイントランキングトップは、第1大会と第2大会の2ヒートともに表彰台を獲得した#7堤優威選手で、ポイントランキング3位は富士スピードウェイラウンドで2位に入った#10菅波冬悟選手となっている。

第1ヒート、名立たるプロドライバーたちを抑えポールポジションを獲得した#25水谷大介選手

クラブマンシリーズのエキスパートクラスは、#84橋本洋平選手が第1ヒート、第2ヒートともに制する完全優勝で30ポイントを獲得した。シリーズランキングは#305水野大選手が41ポイントで首位、#38神谷裕幸選手が35ポイント、橋本選手が30ポイントで追う展開となる。一方のクラブマンシリーズのオープンクラスも第1ヒート、第2ヒートともに#758安藤正明選手が制して完全優勝を達成した。

初となった第2ヒートで激戦を抑え、今期初勝利の#60服部尚貴選手

第3大会のスポーツランドSUGOラウンドも1大会2ヒート制で競われ、5月18日(土)に予選と第1ヒート、19日(日)に第2ヒートが開催される。エントリーは、プロフェッショナルシリーズが24台で、クラブマンシリーズ・エキスパートクラスが22台、クラブマンシリーズ・オープンクラスが24台の計70台。

EXPクラスでは、今期初エントリーの#84橋本洋平選手が2連勝を飾った

プロフェッショナルシリーズは、同日程でニュルブルクリンク24時間レースのクオリファイレースが開催されるために#18中山雄一選手や#34佐々木雅弘選手、#121蒲生尚弥選手、#123松井孝光選手の有力選手が欠場となっている。そのため、上位陣の顔ぶれが変わってくる可能性もあるので、予選から注目したい。クラブマンシリーズは両クラスともにシリーズランキングトップ3をはじめとした上位陣が参戦を予定している。

OPENクラスでは、#758 安藤正明選手が2連勝で33ポイント。2位につける

第3大会の舞台となるスポーツランドSUGOは、1周の距離が短くパッシングポイントも少ないコースと言われている。そのため、ポールポジションを獲得したドライバーの優勝確率が高いサーキットなので、予選がいつも以上に重要となってくる。18日に実施される予選はミスの許されない白熱したタイムアタック合戦になるので、観戦を予定しているならば、ぜひ予選から見届けてもらいたい。