2019 Rd.4 AUTOPOLIS

第3戦が終わった時点でプロフェッショナルシリーズのシリーズランキングトップとなっているのは、47ポイントを獲得している♯90阪口良平選手。スポーツランドSUGO戦ではポールポジションから第1ヒート、第2ヒートともに制する完全優勝を飾り、第2戦の第1ヒートも制している。阪口選手の次に付けるのは、昨年のシリーズチャンピオンとなる♯1谷口信輝選手で42ポイントと、その差は僅かだ。やや離れて34.5ポイントの♯7堤優威選手、34ポイントの♯98近藤翼選手、32.5ポイントの♯60服部尚貴選手、32ポイントの♯10菅波冬悟選手の4名が上位2選手を追いかける。ただ、1大会2ヒート制を採用したことで、2ヒートともに制して、ポールポジションとファステストラップを記録すると33ポイントを獲得できるので、まだまだ接戦と言っていいランキングだろう。

クラブマンシリーズに目を移すと、エキスパートクラスでは♯305水野大選手が63.5ポイントと一歩抜けている。2番手で追うのは47ポイントの♯84橋本洋平選手で、3番手は37ポイントの♯38神谷裕幸選手になる。橋本選手と神谷選手は、水野選手の独走を許さないためにも第4戦オートポリスで、少しでも多くのポイントを獲得しなければならない。

オープンクラスも第2大会と第3大会を制した♯758安藤正明選手が66ポイントでトップを走っていて、2番手は46ポイントの♯40志賀俊方選手、3番手は41ポイントの♯759湯川祐太朗選手と♯559岡田整選手が並んでいる。第4大会に志賀選手と岡田選手はエントリーしていないので、同じトヨタカローラ名古屋に所属する安藤選手と湯川選手がレースを引っ張っていく存在になるだろう。

前半戦の4大会を締めくくることになるオートポリス戦は、6月15日（土）に予選と第1ヒート、16日（日）に第2ヒートを実施。エントリーはプロフェッショナルシリーズが24台、クラブマンシリーズ・エキスパートクラスが20台、クラブマンシリーズ・オープンクラスが14台となっている。これまでのレースではクラブマンシリーズの2クラスはそれぞれ単独で競われていたが、今戦は34台が混走となる。