OKAYAMA
86/BRZ Race 2019 第8戦 岡山国際サーキット
3クラスともに最終戦に
シリーズチャンピオン決定が持ち越され
白熱した戦いが岡山国際サーキットで
繰り広げられる
2019年のTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceは、クラブマンシリーズが従来の1クラスからエキスパートとオープンに分割されたことに加えて、8大会中5大会で2ヒート制が採用され、シリーズランキング争いは熾烈さを増すこととなった。
9月14日-15日にツインリンクもてぎで第7戦が行なわれ、プロフェッショナルシリーズとクラブマンシリーズ・エキスパート、オープンの3クラスともにシリーズチャンピオンの決定は最終戦に持ち越されることとなった。
プロフェッショナルシリーズは第7戦を迎える時点で、♯98近藤翼選手が84.5ポイントでトップに立ち、♯1谷口信輝選手が6.5ポイント差の78ポイントで2位、♯7堤優威選手が74.5ポイントで3位となっていた。追われる側のプレッシャーなのか近藤選手は第7戦の予選で17位と本領を発揮できず、決勝レースではファイナルラップで10番手を走行中に堤選手と接触してしまい、両者ともにポイント圏外でのゴールとなった。一方の谷口選手はポールトゥウィンで第6戦からの連勝を飾り、ポイントランキングでもトップに立った。2位の近藤選手との差は14.5ポイントで、十分とは言えないまでもシリーズ2連覇へ向けて有利な状況を整えた。ランキング3位は78ポイントで♯90阪口良平選手、4位は堤選手で74.5ポイント。この4名が最終戦でプロフェッショナルシリーズのシリーズチャンピオンを賭けて戦うことになる。
混戦となっているのはクラブマンシリーズ・エキスパートクラスで、ポイントランキングトップの♯84橋本洋平選手が125ポイント、♯305水野大選手が1.5ポイント差の123.5ポイントで追っている。両者は第5戦終了時点で21.5ポイント差がついていたが、水野選手が終盤に2戦で追い上げて最終戦を迎える。どちらがシリーズチャンピオンになっても初の栄冠で、両選手の熾烈な争いがクラブマンシリーズ・エキスパートクラスの見どころだ。
クラブマンシリーズ・オープンクラスは♯758安藤正明選手が105ポイントで首位となっていて、♯40志賀俊方選手が12.5ポイント差の92.5ポイントで2位、♯12今井清則選手が28.5ポイント差の76.5ポイント。この3選手にシリーズチャンピオンの可能性が残っている。
最終戦の岡山国際サーキット大会は、10月19日(土)に予選と決勝第1ヒート、20日(日)に決勝第2ヒートが実施される。2ヒート制なので最大で33ポイントが獲得できるため、ポイント差があっても安泰とはいえない。とくに予選で下位に沈んでしまうと決勝レースで上位に入るのが難しくなるため、どの選手も予選でひとつでも前のポジションを狙いにいく。
プロフェッショナルシリーズは今シーズン最多の39台がエントリーしていて、もちろんシリーズチャンピオン争いをするドライバーやランキングトップ10内の選手も出場する。クラブマンシリーズはエキスパートクラスが41台、オープンクラスが42台で、プロフェッショナルシリーズと合わせると総勢122台のマシンが最終戦を戦うことになる。
大会基本情報
- 日程:
- 10月19日(土) ~ 20日(日)
- 開催サーキット:
- 岡山国際サーキット
- 住所:
- 岡山県美作市滝宮1210
- 1周距離:
- 3.703km
- コース幅:
- 12~15m
- コースレコード:
- 1'50"221 佐々木雅弘
- 周回数:
- 12
- ヒート距離:
- 44.436Km
- ヒート制:
- 2ヒート
- 最大決勝出走台数:
- 42台
コース図
MIMASAKA TODAY
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