2024 Rd.4 TOKACHI

GR86/BRZ Cup 2024 第4大会 十勝スピードウェイ

    GR86/BRZ Cup 2024年 第4戦  十勝スピードウェイ 大会情報

    2024年シーズンも中盤戦に入り
    両クラスとも取りこぼしのできない戦いとなる

    プロフェッショナルシリーズは7大会8戦、クラブマンシリーズは7大会7戦で競われている2024年のTOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup。

    7月13日-14日に開催された第3大会は、プロフェッショナルシリーズが今季唯一となる1大会2戦のダブルヘッダーで実施された。通常の1戦では、ポールポジション、ファステストラップ、優勝で22ポイントが獲得できるが、ダブルヘッダーでは最大で43ポイントを獲得するチャンスがあり、シーズンの天王山になると注目されていた。

    このダブルヘッダーを振り返ると、2戦ともにファステストラップをマークし第3戦で4位、第4戦で2位となった♯1井口卓人選手が27ポイントを獲得。続いて第3戦9位、第4戦で優勝を果たした♯123松井孝允選手が22ポイント、第3戦で優勝した♯10菅波冬悟選手が20ポイントを積み重ねた。

    この結果によりシリーズランキングは、菅波選手がトップを維持して57ポイント、2位は井口選手で53ポイント、3位タイは松井選手と♯504冨林勇佑選手で28ポイント、5位は♯80伊東黎明選手で26ポイントとなっている。第4戦を終え、トップ2が3位以降を離していて、シーズン中盤から後半にかけても菅波選手と井口選手がチャンピオンシップをけん引していくだろう。

    GR86/BRZ Cup 2024年 第4戦  十勝スピードウェイ 大会情報
    第4戦で優勝を果たした♯123松井孝允選手

    クラブマンシリーズは通常の1レースのみの戦いだったが、60台を超えるエントリーで予選から白熱した展開となった。決勝レースは、ポールポジションからスタートした♯380菱井将文選手が2戦連続でポールトゥウィンを達成。2位には♯522大森和也選手、3位には♯707箕輪卓也選手が入った。ヤリスカップからステップアップした大森選手は、多くの応援団のもとで初の表彰台に登った。クラブマンシリーズは第3戦を終えて、菱井選手が42ポイントでトップ、2位は♯557大西隆生選手で40ポイント、3位は大森選手で33ポイント、4位タイは箕輪選手と♯39石塚崇宣選手で30ポイントとなっている。プロフェッショナルシリーズほどのポイント差はないが、菱井選手と大西選手が後続からリードを保っている。

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    ♯380菱井将文選手が2戦連続でポールトゥウィンを達成

    さて、シーズンが中盤に入る第4大会の舞台は本州を越え、北海道の道東に位置する十勝スピードウェイが舞台。タイム計測付きの専有走行が8月23日(金)、予選は24日(土)、決勝レースは25日(日)に実施される。コースは起伏がほぼなく、全長が3405mとGR86/BRZ Cupが開催される7つのサーキットでもっとも短い。そのため決勝レースは14周で競われるが、パッシングポイントが少ないといわれ、いつも以上に予選の結果が重要になってくるはずだ。

    エントリーリストを確認すると、プロフェッショナルシリーズは27台、クラブマンシリーズは18台が参戦を予定。プロフェッショナルシリーズはランキング3位の松井選手が欠場だが、それ以外のランキング上位者はエントリーしている。今戦からプロフェッショナルシリーズでは、ブリヂストンタイヤのニューモデルとなる「POTENZA RE-10D」が装着可能となる。前半戦はコンディションによってダンロップタイヤのDIREZZA β06に遅れをとる場面も見受けられたが、ブリヂストンタイヤユーザーにとっては頼もしい加勢になるはず。これまでの戦績を見ると♯1井口選手や♯7堤優威選手、♯17谷口信輝選手、♯31青木孝行選手などが十勝スピードウェイを得意としていて、第4戦までとは異なるリザルトになるかもしれない。

    GR86/BRZ Cup 2024年 第4戦  十勝スピードウェイ 大会情報
    シリーズランキングは、♯10菅波選手がトップを維持して57ポイント

    クラブマンシリーズは18台のエントリーとなるが、シリーズランキングトップの菱井選手から8位の♯990竹村寛成選手までが参戦する。ランキング上位陣のなかでは、十勝スピードウェイを走ったことがない選手もいるので、早くコース特性に慣れて調子を掴んだドライバーが上位に食い込んでくるだろう。2連勝中の菱井選手は走行経験もあり、連勝を伸ばせるかが注目となる。

    前戦の富士スピードウェイ大会は梅雨時期の開催となったため天候が不安定で、コンディションを読むことが上位に入る鍵となった。今戦は北海道のベストシーズンともいえる時期の開催で、天候の心配はそれほどないはず。

    北海道クラブマンカップレース第3戦として開催される「GR86/BRZ Cup2024第3大会」は、クラブマンシリーズの予選が8月24日(土)の12時5分~20分、プロフェッショナルシリーズの予選が12時35分~50分、クラブマンシリーズの決勝レースが8月25日(日)の9時40分~、プロフェッショナルシリーズの決勝レースが12時10分~となっている。

    ●主なスケジュール
    8月24日(土)
    86/BRZ Cup公式予選
    8月25日(日)
    Yaris Cup 公式予選
    86/BRZ Cup 決勝レース(クラブマン/プロフェッショナル各シリーズ:14周)
    Yaris Cup 決勝レース(12周)
    ※スケジュールは、レースの進行状況により変更となる場合がございます。

    ●現地観戦情報
    開催日:8月24日(土)~25日(日)
    入場料:一般(中学生以上):1,000円/1日
    駐車料金:無料
    ※詳細はサーキット公式ウェブサイト等をご確認ください。
    http://tokachi.msf.ne.jp/

    YouTube動画配信情報
    「T.R.A.事務局」のチャンネル登録をお願いいたします!

    8月24日(土)~25日(日)開催の十勝スピードウェイは、T.R.A.事務局公式チャンネルよりYouTube動画配信を実施予定です。

    公式予選/決勝レースのライブ配信(タイミングモニター or レース映像)です。
    現地観戦が難しい方も、下記URLから選手たちの白熱必至の戦いを応援してください!
    あわせて、「T.R.A.事務局公式チャンネル」の登録もお願いいたします。

    URL: http://www.youtube.com/c/TRA事務局

    大会基本情報

    日程:
    8月24日(土)~25日(日)
    開催サーキット:
    十勝スピードウェイ
    住所:
    北海道河西郡更別村弘和477
    1周距離:
    3.40587km
    コース幅:
    13.5~15m
    周回数:
    14
    レース距離:
    47.670km
    最大決勝出走台数:
    36台

    コース図

    十勝スピードウェイ コース図

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    全戦の模様が、CSスポーツチャンネルJ SPORTS 3の番組「MOTOR GAMES TV」にて放映決定!
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