
日程 | 2025年1月31日ー2月1日 |
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大会名 | アークティック・ラップランド・ラリー(フィンランドラリー選手権 第2戦) |
路面 | スノー、アイス |
トピックス | 後藤にとってはラリーキャリアで初の入賞 コ・ドライバーの前川富哉にとって本プログラムでの初めての実戦 |
結果 (SM2 クラス)
1 Patrick Enok/Silver Simm (Ford Fiesta Rally3)
1h57m50.6s
2 Ville Vatanen/Jarno Ottman (Renault Clio Rally3)
+6.4s
3 Pekka Keski-Korsu/Antti Haapala (Renault Clio Rally3)
+2m15.7s
4 松下拓未/ペッカ・ケランダー (Renault Clio Rally3)
+4m04.2s
5 後藤正太郎/ユッシ・リンドベリ (Renault Clio Rally3)
+5m23.3s
6 Jari Kuikka/Tomi Ikonen (Ford Fiesta Rally3)
+10m39.4s
結果 (SM3 クラス)
1 Joni Korhonen/Miro Iljina (Peugeot 208 Rally4)
2h07m33.7s
2 Vili Hakala/Tero Korhonen (Ford Fiesta Rally4)
+6m16.6s
3 Niko Kalmi/Patric Öhman (Ford Fiesta Rally4)
+13m22.0s
4 Aatu Hakalehto/Joonas Ojala (Ford Fiesta Rally4)
+18m25.6s
リタイア:ヤルッコ・ニカラ/前川富哉 (Renault Clio Rally4)
ミッコ・ヒルボネン(チーフ・インストラクター)
全クルーにとってよい週末となりました。松下と後藤にとっては彼らがこれまで経験してきたラリーよりも長いイベントでしたが、共に安定したパフォーマンスで良い仕事をしてくれました。このラリーではタイヤの本数が12本と制限があり、200キロ以上に及ぶステージ区間を走り切るためには注意を払う必要がありました。後藤に一度小さなスピンがあった以外は両選手ともに大きな問題なくスムースにラリーを進め、スピードと自分の頭の中をうまくコントロールしていました。次戦のラリー・スウェーデンは彼らにとってまた一歩ステップアップとなるラリーになりますが、スウェーデンに向けてよい準備ができました。スウェーデンではハンコックタイヤで戦うのが初めてになるため、さらに学ぶべきことが増えますが、クリーンなラリーで良いパフォーマンスをしてくれることを期待しています。コ・ドライバーの前川にとっても素晴らしい初戦の内容となりました。コ・ドライバーとして対応すべきことは、タイム管理、ペースノートの準備やリーディングなど非常に多くありましたが、全てにおいて問題なくこなし、ドライバ―のヤルッコは前川のパフォーマンスに非常に満足していました。
後藤正太郎
直近の2戦、クラッシュやテクニカルトラブルで十分に走れていなかったので 今回完走できてとても嬉しいです。前回のクオピオではトラブルを抱えながらの走行だったので、自分にとっては4駆の車両で競争力のある状態で走るのは初めてのチャンスでした。そのため、自分の目標は全ステージ走り切り、経験を多く積むことでした。チャレンジングなラリーでしたが、パフォーマンスにも得た経験にも満足しています。ラリー・スウェーデンは初めてのWRCイベントなのでとても楽しみです。
松下拓未
長い伝統があり、とても距離の長いラリーでした。このような特別なラリーはこれまで経験したことがありません。クオピオでの良い結果のあとだったのでプッシュしたかったですが、このような長いラリーで自分が最優先すべきことは安定した走行で完走することだと考えていました。初日はクルマの挙動に少し苦戦しましたが、2日目はより自信を持つことができ、もう少しプッシュすることができ、フィーリングも良かったです。次はさらに良い結果を目指して、さらにもう少しプッシュできればと思います。
前川富哉
ヤルッコと組む初めてのラリーでしたが、1週間を通して良いフィーリングでした。残念ながらテクニカルトラブルによりリタイアすることになりましたが、それまでのSS8終了時点では2位につけていたので、次は表彰台を目指したいと思います。私にとっては新しいことばかりでしたが、チームのサポートのおかげで自分の仕事に集中することができ、たくさんの経験を得ることができました。3期生のコ・ドライバーであるユッシやペッカと同じラリーに出られたことで、自分のラリープランと彼らの作ったものを比較できたこともよかったです。そのおかげで新しいアイデアをたくさん発見することができました。次はラリー・スウェーデンでのレッキを経験します。私にとって日本以外での初めてのWRCイベントなのでとても楽しみにしています。






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