
日程 | 2025年5月23-24日 |
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大会名 | ランシランニコン・ラリー (フィンランドラリー選手権 第4戦) |
路面 | グラベル(SS3-7)、ターマック (SS1-2) |
トピックス | 4期生の尾形莉欧、柳杭田貫太にとっての欧州でのデビュー戦 尾形にとっては人生初のラリーで3位表彰台を達成 柳杭田も尾形とわずか0.7秒差で完走しクラス4位 コ・ドライバーの前川富哉は前戦に続き、SM3クラス2連勝を果たす |
結果 (SM3 クラス)
1 ヤルッコ・ニカラ/前川富哉 (Renault Clio Rally4)
53m06.4s
2 Niko Kalmi/Patric Öhman (Ford Fiesta Rally4)
+51.0s
3 尾形莉欧/ミカエル・コルホネン (Renault Clio Rally4)
+1m21.9s
4 柳杭田貫太/ヴィッレ マニセンマキ (Renault Clio Rally4)
+1m22.6s
5 Aatu Hakalehto/Sofia Rantasalo (Ford Fiesta Rally4)
+2m27.6s
6 Tuomas Huikuri/Joona Rönkkö (Ford Fiesta Rally4)
+3m42.7s
ミッコ・ヒルボネン(チーフインストラクター)
尾形と柳杭田は本プログラムでの初めてのラリーで非常に印象深いスタートを切りました。これまでたくさんトレーニングを重ねてきましたが、本番のラリーはまた全く違うもので、我々講師陣は彼らがその新しいチャレンジの準備ができていると判断しました。特に尾形にとっては人生で初のラリーでしたがクラス3位に入ることができ、柳杭田もわずか0.7秒差で続きました。ラリーが始まる前は、結果については何も期待しておらず、まずは彼らがプレッシャーや競技に伴う全てのことにどのように対処するかを見たいと思っていました。ですが、結果的に二人とも良いスピードで一貫したドライビングができていたのでとても嬉しく思っています。今後彼らが取り組むべき最大の課題は、時間と経験が必要なペースノートです。一方、前川はヤルッコと共に2連勝することができました。彼らの協力関係は順調に進んでいます。
尾形莉欧
完走できてとても嬉しいです。結果は特に気にしていませんでしたが、ペースノートに沿って良いリズムで走ることができたステージに関しては満足しています。一方で、自分のペースノートやドライビングについて、さらに改善できるポイントもたくさん見つかりました。今回は自分のキャリアにおいて初めてのラリーだったので学ぶことが本当にたくさんありましたが、とても楽しい経験でした。
柳杭田貫太
フィンランドで初めてラリーに参戦し、とても良い経験になりました。ターマックから始まった金曜日のステージは、自分のこれまでの経験から楽しんで走ることができました。グラベルでの走りには満足していませんが、多くのことを学び、次回以降に改善すべきポイントをたくさん見つけることができました。一番の課題はペースノートです。この機会を与えてくれたチームにとても感謝しています。
前川富哉
簡単なラリーではありませんでした。金曜日の最初のステージでタイムを大きく失ってしまい、その時点ではクラス4位だったので、土曜日はプッシュして改善しなければと思っていました。土曜日の午前のステージは非常にうまく行ったので、午後もそれを続け、結果的に勝利を手にすることができたのでとても嬉しいです。ヤルッコと共に楽しんで走ることができましたが、次のラリーに向けて改善すべきこと、学ぶべきことはまだまだあります。




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