
日程 | 2025年7月11-12日 |
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大会名 | SM O.K. Auto-Ralli (フィンランド選手権 第5戦、Kouvola) |
路面 | グラベル |
トピックス | コ・ドライバーの前川はフィンランド選手権3連勝目、前戦のRevontuliラリーも含めて4連勝中 4期生の尾形、柳杭田も完走を果たす |
結果(SM3クラス)
1 ヤルッコ・ニカラ/前川富哉 (Renault Clio Rally4)
46m03.2s
2 Aatu Hakalehto/Joonas Ojala (Ford Fiesta Rally4)
+23.1s
3 Joni Korhonen/Miro Iljina (Peugeot 208 Rally4)
+39.5s
4 Niko Kalmi/Jukka Jämsen (Ford Fiesta Rally4)
+1m16.1s
5 尾形莉欧/ミカエル・コルホネン (Renault Clio Rally3)
+1m40.2s
6 Tuomas Huikuri/Joona Rönkkö (Ford Fiesta Rally4)
+2m15.1s
7 柳杭田貫太/ヴィッレ・マニセンマキ (Renault Clio Rally3)
+2m41.6s
ミッコ・ヒルボネン(チーフインストラクター)
尾形と柳杭田にとってはプログラム開始以来3回目のラリーでした。前戦では二人ともアクシデントがあったため、すぐに自信を取り戻すのは難しいかもしれないと予想しており、時間をかけて徐々に自信を取り戻すよう伝えていましたが、二人ともクリーンなラリーをこなして完走しました。これは非常に重要なことです。尾形はうまくリズムを掴み、終盤に向けてスピードを上げました。まだペースノートに関しては慣れが必要ですが、良い結果でカムバックを果たしました。残念なことに、柳杭田は2日目に車両に技術的な問題が発生したこともありリズムを掴むのに少し苦労しましたが、再びペースノートに自信を持とうとしているタイミングであることを考えれば自然なことです。前川はヤルッコと共に再び良いラリーをしました。次の挑戦は前川にとって初めてとなるWRCイベント、ラリー・フィンランドです。コ・ドライバーとして、さらに多くの準備とペースノート作業が必要となりますが、どのように対応してくれるか楽しみにしています。
尾形莉欧
まずは完走できて嬉しく思っています。結果は初戦のトゥルクほど良くはありませんでしたが、今は順位は自分にとって重要なことではありません。序盤に比べ、少なくとも最後の2ステージは良いリズムで走ることができたと感じました。以前に比べてペースノートもドライビングも改善できていると思うのでその点には満足しています。
柳杭田貫太
とてもツイスティだったり、とても高速で流れるようなステージだったり、タイプの違うステージがたくさんあり非常に難しいラリーでした。初日は自分のドライビングに少し慎重になりすぎたかもしれません。2日目の朝は車両に問題が発生し、パワーが制限されてしまいましたが、午後のループ、特に最後のステージでは良いフィーリングを持つことができました。それでもステージタイムはそれほど良くはなかったので、今後もドライビングとペースノートの改善を目指して努力を続けます。
前川富哉
フィンランド選手権で3度目の勝利を手にすることができとても嬉しいです。これまで同様、簡単なラリーではなく、最後のステージまでプッシュをしなければなりませんでした。ステージは全体的に高速で、コ・ドライバーにとってはとてもチャレンジングでした。高速セクションでペースノートを読む正確なタイミングを掴むことに集中する必要がありました。今回のラリーでも、今後に向けてさらに改善すべき新しいことが見つかりました。次は私にとって初めてのWRCイベントとなるラリー・フィンランドです。しっかり準備をして備えます。




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