
日程 | 2025年7月25-26日 |
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大会名 | HYAcenter Rally (タンペレ) |
路面 | グラベル |
トピックス | 4期生の尾形莉欧、柳杭田貫太の4戦目 柳杭田は車両トラブルにより最終ステージを前にリタイア |
結果(クラス3)
1 尾形莉欧/ミカエル・コルホネン (Renault Clio Rally4)
36m57.8s
2 Ville Keskinen/Arto Ala-Kokkila (Ford Fiesta Rally4)
+4m32.6s
リタイア 柳杭田貫太/ヴィッレ・マンニセンマキ (Renault Clio Rally4)
ミッコ・ヒルボネン(チーフインストラクター)
尾形と柳杭田にとって、学びを継続するための良いラリーとなりました。彼らのクラスは台数が少なく、フィンランド選手権のような同クラス内での競争はほとんどありませんでしたが、過去のラリー・フィンランドでも使われた道も含まれる、非常に高速でテクニカルな道でのラリーにおいて、彼らにはペースノートにより自信を持ってもらうことと一貫したドライビングを期待していました。二人はまさにそれを実践し、ミスなく、非常に近いタイムで接戦を繰り広げました。残念ながら柳杭田の車両にテクニカルトラブルが発生し、最終ステージを前にロードセクションでリタイアを余儀なくされましたが、その時点までは柳杭田が尾形を3.1秒リードしていました。結果的に尾形がトップになりましたが、両ドライバー共に、ドライビングもペースノートも安定し堅実なパフォーマンスを見せてくれました。3つのステージを繰り返して走ったこともよかったです。最初のループではためらいが多くなるのは当然ですが、2ループ目に向けて改善点を見つけ、ノートを信じ、さらにペースを上げることができました。今後のラリーに向けてよい勉強ができた一日でした。
尾形莉欧
シェイクダウンから良いフィーリングがあり、クルマのセットアップにもこれまでより自信を持ってラリーに挑むことができました。3本目のステージに比べ、最初の2ステージはよりわかりやすい道で、ペースノートもこれまでに比べて信頼できるものを作ることができました。3本目のステージはクレストが多く、その大きさも自分の予想と違うことがあり、より難しかったですが、2ループ目ではそれらを修正して走ることができました。全体として、高速セクションを含む非常にチャレンジングな道でしたが、ラリーを完走し、経験を得るというメインの目的を達成することができました。自信も取り戻すことができてよかったです。
柳杭田貫太
これまでよりもペースノートを信じることができ、私にとってとても意味のあるラリーとなりました。2ループ目の前に、講師から走行に関するアドバイスをもらい、2ループ目のステージではそこを改善し、フィーリングが良くなりました。最終ステージに向かう途中でエンジンが止まってしまい、修復することができなかったためリタイアとなりましたが、そのトラブルが起きるまではうまく行っていたので全体としてはポジティブな内容でした。サポートしてくれたチームに感謝し、次のラリーも引き続き頑張ります。




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