Challenge to the Nürburgring
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ニュルブルクリンクはモリゾウの原点豊田章男は若い頃から運転好きでレーサーになるのが夢だったが、環境が許さず一人で山道を黙々と走ることが唯一の楽しみだったという。
その数十年後に成瀬氏と出会い、そしてあの「運転のことも分からない人に、クルマのことをああだこうだと言われたくない」という言葉をきっかけに師弟関係が誕生する。二人三脚でスタートした運転訓練にカリキュラムはなかった。
そんな運転訓練を5年ほど続けたある日、成瀬氏より「ニュル24時間に出ませんか」と声をかけられた。その後、成瀬氏と共に2007年にニュルブルクリンク24時間レース(以下ニュル24時間)に参戦することを決意する。中古車のアルテッツァRS200をレーシングカーに仕立て、レースという極限状態での「クルマとの対話」を学んだ小さな第一歩だった。 -
ドイツ西部に位置する「ニュルブルクリンク(通称:ニュル)」。オールドコースと呼ばれるノルドシュライフェ(北コース)は巨大なサーキットだ。サーキットと言いながらも、ヨーロッパの一般地方道に似たレイアウトで、1周約20.8kmという距離もさることながら、標高差約300m、大小170を超えるコーナー、低速から超高速域まで多様なスピードレンジに対応する。さらに、路面はほとんどが波打っており、埃っぽく滑りやすい上に、コース幅が狭くエスケープゾーンもほとんどない。これらの特徴から、世界有数の難関コースと言われている。
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