2025 Rd.6 神埼・吉野ヶ里
ラリーチャレンジ 第6戦 神埼・吉野ヶ里

3年ぶりの神埼・吉野ヶ里ラウンド
難関ターマック林道で腕試し!
6/14(土)~15(日)、佐賀県神埼市・吉野ヶ里町をメイン会場としてTOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ カップ in 神埼・吉野ヶ里が開催される。2022年に開催されて以来となる神埼・吉野ヶ里ラウンドは、かつて全日本ラリー選手権でも使用された実績のあるエリア。本戦は、地区戦にクラス編成されるカップ戦ということもあり、ハイレベルで攻めごたえのあるコース設定で、試練のターマック(舗装路)ステージと言えるだろう。吉野ヶ里歴史公園内の敷地をメイン会場とし、TGRPも実施予定。なお本戦では、SS(スペシャルステージ/タイムアタック区間)のYouTubeライブ配信も予定されており、遠方のファンもリアルタイムで熱戦を楽しむことができるだろう。
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配信予定時間:6月15日(日)9:58~ SS2 (JAF/JMRC:約40分、Rally Challenge:約40分) /12:59~ SS4 (JAF/JMRC:約40分、Rally Challenge:約40分)※2025年5月15日時点の情報です。変更の場合があります。
4本のロングステージでの短期決戦
熱く冷静にハードなステージを走りきれ!
本戦は2本の林道ステージを使用して競われる。コースはサザンカリバースSSと千本桜SSを設定。いずれもラリーチャレンジで使用実績のあるコースとなる。「第37回FMSCマウンテンラリー2025(2025年JAF九州ラリー選手権 第3戦/2025年JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ 第3戦)」内へのクラス編成となるため、ステージ自体の難易度は高くなっている。また、地区戦は5本のSSで争われるが、ラリーチャレンジは4本のSSとなり、ガチンコ対決となるだろう。
佐賀県は唐津・吉野ヶ里と、長年ラリー競技が盛んに行われてきたエリアなだけに、現地の方の認知度も高く、福岡等からのアクセスも良いため、多くの観客が訪れることが予想される。多くの方からの声援を受けてのスタートや、地元を走行するリエゾンをぜひ体験してもらいたい。
なお本戦では、立地的観点から様々な優遇措置が受けられる。参戦費用のキャッシュバック制度(対象者には条件あり)やフェリー輸送の割引※、通常ラウンドよりも多くのポイントを獲得できる特別ポイント制度を実施する。これらを活用し、この機会にぜひ参戦を検討してみてはどうだろうか。
また、初めてラリーに参戦するクルーに向けたマナー講習会も毎戦土曜に実施しており、マナーに限らずラリーに関する不安は講師にどんどん質問して解決してほしい。さらに、今では国内ラリーでお馴染みとなったトラッキングシステムも進化を続けており、非常時の発報機能はもちろん、渋滞などで時間内に設定箇所に到達できない場合でも、本部で各車の状況は把握できるため、選手は焦らず競技に集中できる。
※フェリー輸送割引は電話での申込みとなります。
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配信予定時間:6月15日(日)9:58~ SS2 (JAF/JMRC:約40分、Rally Challenge:約40分) /12:59~ SS4 (JAF/JMRC:約40分、Rally Challenge:約40分)※2025年5月15日時点の情報です。変更の場合があります。
参戦ポイント
今回のSSはいずれも5km弱と、ラリーチャレンジの中では長めの設定だ。サザンカリバースSSは道幅が狭く、序盤は上り基調で緩やかなコーナーが続き、中盤以降はリズム感のあるコーナーが連続して現れる。ドライバーの集中力とライン取りの正確さが求められるコースだ。
一方、千本桜SSは序盤に上りのワインディングがあり、崖側に視界が一気に開ける中盤には山腹を巻くような独特なレイアウトが続くことで、走行のテンポや車両の挙動が変化していく。いずれの林道も下り区間を含み、難易度は非常に高い。ラリーチャレンジとしてはハードな設定だが、同日に地区戦の選手と同じコースを走行できることもあり、腕試しや競技力向上を狙うにはうってつけの舞台だ。初級者からステップアップを目指す選手にとっても、挑戦する価値のあるラウンドだと言えるだろう。
九州エリアにおける林道ステージは、一般的にグリップレベルの高い路面として知られているが、「ヤスリのような路面」とも例えられるように、路面全体が荒れたアスファルトで構成されている点が特徴的だ。表面の粗さがタイヤに大きな負担をかけるため、いかに摩耗を抑えつつ安定したパフォーマンスを維持できるかというタイヤマネジメントが、完走と勝負を左右する重要なポイントとなる。
また、林道特有の地形と気候によって、日陰エリアでは苔が生えている場所も多く、天候次第では急激にグリップレベルが低下する可能性がある。特に雨天時には、ドライ時とはまったく異なる走行感覚になるため、事前のレッキ(試走)で注意深く観察し、ペースノートへ正確に反映させることが求められる。さらに、コース内において「インカット/オーバーランする選手がいそうな場所」では、路肩の土砂がコーナー内側へ流れ込み、次の車両に影響を及ぼす可能性もあるため、レッキでその予測をする余裕も持ちたい。梅雨の到来が近づくこの時期は、晴天・雨天のいずれにも対応可能な柔軟性を持ったクレバーな走行が不可欠となるだろう。
5km級のステージを連続で攻めるという濃密な機会は、ラリーチャレンジでは貴重であり、車両の挙動変化やセッティングの効果を体感するには最適な環境である。ぜひこの機会に、実戦の中での学びと経験を深めてほしい。
吉野ヶ里歴史公園
佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843
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配信予定時間:6月15日(日)9:58~ SS2 (JAF/JMRC:約40分、Rally Challenge:約40分) /12:59~ SS4 (JAF/JMRC:約40分、Rally Challenge:約40分)※2025年5月15日時点の情報です。変更の場合があります。
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- ■クルマでのご来場の場合
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- ■セレモニアルスタート/イベント会場/サービスパーク
吉野ヶ里歴史公園 西口臨時駐車場
佐賀県神埼市神埼町鶴 - ○入場費用
無料 - ○セレモニアルスタート
10:00~(約1時間程度) - ○イベント会場
詳しくはこちら >> - ※予定ですので変更となる場合があります。
- ※サービスパーク他、場内、場外をを走行する車両に十分お気をつけください。
- ■セレモニアルスタート/イベント会場/サービスパーク
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