2026年全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦オートポリス決勝は悪天候のため1周で中断。レースは不成立に

2026.04.28(火)- 10:11配信

 オートポリスでのスーパーフォーミュラ第3戦は、土曜日の予選こそ実施されたものの、日曜日の決勝は強い雨に見舞われ、天候の回復が見込まれないことから中止となりました。

決勝は悪天候のため1周で中断。レースは不成立に

 4月25日(土)、26日(日)の両日、全日本スーパーフォーミュラ選手権の第3戦が、大分県・オートポリスで開催されましたが、予選のみ行われ、決勝は悪天候のために中止となりました。
 今月初めにモビリティリゾートもてぎで行われた第1戦、第2戦は1大会2レース制で実施されましたが、今大会は1大会1レース制で、27日(土)に予選、28日(日)に決勝を行うスケジュールで開始されました。
 決勝は残念ながら中止となりましたが、土曜日は久しぶりにQ3まで行う形式で予選を実施。シリーズ唯一の九州開催である今大会は、多くのレースファンで盛り上がり、2日間を通して14,600人の観客が訪れました。

第3戦予選

 今季のスーパーフォーミュラは、1大会1レース制の場合、予選が3ステージ制となり、Q3までで最速を争います。また、Q3が行われるのは2021年以来です。
 27日(土)、前日までの雨は止み、午前中のフリー走行時点ではドライに。曇り空の下、気温20度、路面温度32度のコンディションで午後2時半よりノックアウト方式の予選が開始されました。
 Q1(10分間)は全24台を12台ずつ2グループに分け、それぞれの上位6台がQ2へと進出します。
 A組では小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC)を除く各車が一度コースに出たあと一旦戻り、残り6分半を切ったところでアタックへ向けて再コースイン。山下健太(KCMG)がまずアタックに入り、1分27秒756をマークすると、路面状況がどんどん良くなっていく中で他車もタイムをアップ。坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分27秒384でトップに立ちました。
 阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)が1分27秒445で3番手。福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE)が1分27秒722で6番手に入り、3台がQ2へ進出。
 山下は最後の最後で押し出される形となり、僅か0.034秒差で7番手。今季よりスーパーフォーミュラにステップアップした小林利徠斗も0.051秒差で進出ラインに及ばず。惜しいQ1敗退となりました。
 Q1B組では残り7分40秒ほどのところでスピン車両があり、赤旗が出されてセッションは一旦中断に。残り7分34秒で再開されると、A組の走行時よりさらに路面が良くなり、タイムが大幅にアップ。
 サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分26秒台に入れて3番手。大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)が5番手と続きました。6番手にはロマン・スタネック(ナビクル Buzz MK RACING)が入り、初めてのオートポリスながらQ2への進出を決めました。
 Q2(10分間)は12台が出走し、上位5台がQ3「スーパーポール」へと進出します。ここでは阪口がQ1から0.9秒近い大幅なタイムアップを果たして3番手に。阪口と僅か0.002秒差でフェネストラズが4番手。坪井は0.081秒及ばず6番手でQ3進出を逃しました。
 Q3(7分間)では、フェネストラズが4番手、阪口は5番手となりました。

第3戦予選結果

順位No.ドライバーチームQ3Q2Q1エンジン
1 1 岩佐歩夢 TEAM MUGEN AUTOBACS 1’25.866 1’26.419 1’26.524 B HONDA/M-TEC HR-417E
2 6 太田格之進 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1’26.139 1’26.583 1’26.680 B HONDA/M-TEC HR-417E
3 16 野尻智紀 TEAM MUGEN AUTOBACS 1’26.144 1’26.519 1’27.388 A HONDA/M-TEC HR-417E
4 37 サッシャ・フェネストラズ VANTELIN TEAM TOM’S 1’26.211 1’26.565 1’26.708 B TOYOTA/TGR-D TRD01F
5 38 阪口晴南 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING 1’26.498 1’26.563 1’27.445 A TOYOTA/TGR-D TRD01F
6 36 坪井翔 VANTELIN TEAM TOM’S 1’26.664 1’27.384 A TOYOTA/TGR-D TRD01F
7 64 佐藤蓮 PONOS NAKAJIMA RACING 1’26.683 1’27.582 A HONDA/M-TEC HR-417E
8 5 牧野任祐 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1’26.698 1’27.591 A HONDA/M-TEC HR-417E
9 65 イゴール・オオムラ・フラガ PONOS NAKAJIMA RACING 1’26.803 1’26.922 B HONDA/M-TEC HR-417E
10 14 福住仁嶺 NTT docomo Business ROOKIE 1’26.827 1’27.722 A TOYOTA/TGR-D TRD01F
11 39 大湯都史樹 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING 1’27.163 1’27.446 B TOYOTA/TGR-D TRD01F
12 97 ロマン・スタネック ナビクル Buzz MK RACING 1’27.366 1’27.466 B TOYOTA/TGR-D TRD01F
13 19 ザック・オサリバン TEAM IMPUL 1’27.581 B TOYOTA/TGR-D TRD01F
14 8 山下健太 KCMG 1’27.756 A TOYOTA/TGR-D TRD01F
15 9 野中誠太 KCMG 1’27.796 B TOYOTA/TGR-D TRD01F
16 28 小林利徠斗 KDDI TGMGP TGR-DC 1’27.773 A TOYOTA/TGR-D TRD01F
17 3 ルーク・ブラウニング REALIZE KONDO RACING 1’27.798 B TOYOTA/TGR-D TRD01F
18 50 野村勇斗 San-Ei Gen with B-Max 1’27.823 A HONDA/M-TEC HR-417E
19 7 小林可夢偉 KDDI TGMGP TGR-DC 1’27.923 B TOYOTA/TGR-D TRD01F
20 4 笹原右京 REALIZE KONDO RACING 1’27.866 A TOYOTA/TGR-D TRD01F
21 10 ジュジュ HAZAMA ANDO Triple Tree Racing 1’28.608 B HONDA/M-TEC HR-417E
22 53 チャーリー・ブルツ TEAM GOH 1’28.521 A TOYOTA/TGR-D TRD01F
23 22 松下信治 DELiGHTWORKS RACING 1’28.565 A HONDA/M-TEC HR-417E
12 小出峻 ThreeBond Racing B HONDA/M-TEC HR-417E

第3戦決勝

 26日(日)午前中のフリー走行はウェットコンディションながら走行は行われ、併催のスーパーフォーミュラ・ライツの決勝も2レース実施されましたが、スーパーフォーミュラの決勝へ向けてスタート進行が進む間に雨脚が強まっていき、スタートは一旦順延に。
 予定よりも18分遅れの午後2時48分にセーフティカー先導で走行が開始され、レースはスタートしました。
 しかし、この1周目の走行中に赤旗が提示され、全車1周目を終えたストレート上に停止。再開を待つこととなりましたが、コンディションはさらに悪化し、回復も望めないことから、安全面を考慮して午後3時20分にこの赤旗をもってレースは終了、不成立で中止とする発表がなされました。
 代替レースについては今後協議の上、今大会の予選結果を適用して開催される予定です。

第3戦 オートポリス