オートポリスでのスーパーフォーミュラ第3戦は、土曜日の予選こそ実施されたものの、日曜日の決勝は強い雨に見舞われ、天候の回復が見込まれないことから中止となりました。
4月25日(土)、26日(日)の両日、全日本スーパーフォーミュラ選手権の第3戦が、大分県・オートポリスで開催されましたが、予選のみ行われ、決勝は悪天候のために中止となりました。
今月初めにモビリティリゾートもてぎで行われた第1戦、第2戦は1大会2レース制で実施されましたが、今大会は1大会1レース制で、27日(土)に予選、28日(日)に決勝を行うスケジュールで開始されました。
決勝は残念ながら中止となりましたが、土曜日は久しぶりにQ3まで行う形式で予選を実施。シリーズ唯一の九州開催である今大会は、多くのレースファンで盛り上がり、2日間を通して14,600人の観客が訪れました。
第3戦予選
今季のスーパーフォーミュラは、1大会1レース制の場合、予選が3ステージ制となり、Q3までで最速を争います。また、Q3が行われるのは2021年以来です。
27日(土)、前日までの雨は止み、午前中のフリー走行時点ではドライに。曇り空の下、気温20度、路面温度32度のコンディションで午後2時半よりノックアウト方式の予選が開始されました。
Q1(10分間)は全24台を12台ずつ2グループに分け、それぞれの上位6台がQ2へと進出します。
A組では小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC)を除く各車が一度コースに出たあと一旦戻り、残り6分半を切ったところでアタックへ向けて再コースイン。山下健太(KCMG)がまずアタックに入り、1分27秒756をマークすると、路面状況がどんどん良くなっていく中で他車もタイムをアップ。坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分27秒384でトップに立ちました。
阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)が1分27秒445で3番手。福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE)が1分27秒722で6番手に入り、3台がQ2へ進出。
山下は最後の最後で押し出される形となり、僅か0.034秒差で7番手。今季よりスーパーフォーミュラにステップアップした小林利徠斗も0.051秒差で進出ラインに及ばず。惜しいQ1敗退となりました。
Q1B組では残り7分40秒ほどのところでスピン車両があり、赤旗が出されてセッションは一旦中断に。残り7分34秒で再開されると、A組の走行時よりさらに路面が良くなり、タイムが大幅にアップ。
サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分26秒台に入れて3番手。大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)が5番手と続きました。6番手にはロマン・スタネック(ナビクル Buzz MK RACING)が入り、初めてのオートポリスながらQ2への進出を決めました。
Q2(10分間)は12台が出走し、上位5台がQ3「スーパーポール」へと進出します。ここでは阪口がQ1から0.9秒近い大幅なタイムアップを果たして3番手に。阪口と僅か0.002秒差でフェネストラズが4番手。坪井は0.081秒及ばず6番手でQ3進出を逃しました。
Q3(7分間)では、フェネストラズが4番手、阪口は5番手となりました。
第3戦予選結果
| 順位 | No. | ドライバー | チーム | Q3 | Q2 | Q1 | 組 | エンジン |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 岩佐歩夢 | TEAM MUGEN AUTOBACS | 1’25.866 | 1’26.419 | 1’26.524 | B | HONDA/M-TEC HR-417E |
| 2 | 6 | 太田格之進 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1’26.139 | 1’26.583 | 1’26.680 | B | HONDA/M-TEC HR-417E |
| 3 | 16 | 野尻智紀 | TEAM MUGEN AUTOBACS | 1’26.144 | 1’26.519 | 1’27.388 | A | HONDA/M-TEC HR-417E |
| 4 | 37 | サッシャ・フェネストラズ | VANTELIN TEAM TOM’S | 1’26.211 | 1’26.565 | 1’26.708 | B | TOYOTA/TGR-D TRD01F |
| 5 | 38 | 阪口晴南 | SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING | 1’26.498 | 1’26.563 | 1’27.445 | A | TOYOTA/TGR-D TRD01F |
| 6 | 36 | 坪井翔 | VANTELIN TEAM TOM’S | 1’26.664 | 1’27.384 | A | TOYOTA/TGR-D TRD01F | |
| 7 | 64 | 佐藤蓮 | PONOS NAKAJIMA RACING | 1’26.683 | 1’27.582 | A | HONDA/M-TEC HR-417E | |
| 8 | 5 | 牧野任祐 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1’26.698 | 1’27.591 | A | HONDA/M-TEC HR-417E | |
| 9 | 65 | イゴール・オオムラ・フラガ | PONOS NAKAJIMA RACING | 1’26.803 | 1’26.922 | B | HONDA/M-TEC HR-417E | |
| 10 | 14 | 福住仁嶺 | NTT docomo Business ROOKIE | 1’26.827 | 1’27.722 | A | TOYOTA/TGR-D TRD01F | |
| 11 | 39 | 大湯都史樹 | SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING | 1’27.163 | 1’27.446 | B | TOYOTA/TGR-D TRD01F | |
| 12 | 97 | ロマン・スタネック | ナビクル Buzz MK RACING | 1’27.366 | 1’27.466 | B | TOYOTA/TGR-D TRD01F | |
| 13 | 19 | ザック・オサリバン | TEAM IMPUL | 1’27.581 | B | TOYOTA/TGR-D TRD01F | ||
| 14 | 8 | 山下健太 | KCMG | 1’27.756 | A | TOYOTA/TGR-D TRD01F | ||
| 15 | 9 | 野中誠太 | KCMG | 1’27.796 | B | TOYOTA/TGR-D TRD01F | ||
| 16 | 28 | 小林利徠斗 | KDDI TGMGP TGR-DC | 1’27.773 | A | TOYOTA/TGR-D TRD01F | ||
| 17 | 3 | ルーク・ブラウニング | REALIZE KONDO RACING | 1’27.798 | B | TOYOTA/TGR-D TRD01F | ||
| 18 | 50 | 野村勇斗 | San-Ei Gen with B-Max | 1’27.823 | A | HONDA/M-TEC HR-417E | ||
| 19 | 7 | 小林可夢偉 | KDDI TGMGP TGR-DC | 1’27.923 | B | TOYOTA/TGR-D TRD01F | ||
| 20 | 4 | 笹原右京 | REALIZE KONDO RACING | 1’27.866 | A | TOYOTA/TGR-D TRD01F | ||
| 21 | 10 | ジュジュ | HAZAMA ANDO Triple Tree Racing | 1’28.608 | B | HONDA/M-TEC HR-417E | ||
| 22 | 53 | チャーリー・ブルツ | TEAM GOH | 1’28.521 | A | TOYOTA/TGR-D TRD01F | ||
| 23 | 22 | 松下信治 | DELiGHTWORKS RACING | 1’28.565 | A | HONDA/M-TEC HR-417E | ||
| 12 | 小出峻 | ThreeBond Racing | B | HONDA/M-TEC HR-417E |
第3戦決勝
26日(日)午前中のフリー走行はウェットコンディションながら走行は行われ、併催のスーパーフォーミュラ・ライツの決勝も2レース実施されましたが、スーパーフォーミュラの決勝へ向けてスタート進行が進む間に雨脚が強まっていき、スタートは一旦順延に。
予定よりも18分遅れの午後2時48分にセーフティカー先導で走行が開始され、レースはスタートしました。
しかし、この1周目の走行中に赤旗が提示され、全車1周目を終えたストレート上に停止。再開を待つこととなりましたが、コンディションはさらに悪化し、回復も望めないことから、安全面を考慮して午後3時20分にこの赤旗をもってレースは終了、不成立で中止とする発表がなされました。
代替レースについては今後協議の上、今大会の予選結果を適用して開催される予定です。
