FIA-F2第2戦 マイアミ宮田莉朋がウェットのレース2で6位入賞
開幕から2戦連続ポイント獲得

2026.5.4(月)- 18:55配信

 FIA-F2の2026年シーズン第2戦がマイアミ・インターナショナル・オートドロームで行われ、TGRドライバー・チャレンジ・プログラム(TGR-DC)の支援を受けて同シリーズ3年目に挑戦する宮田莉朋は、スプリントレースで12位フィニッシュ。ウェットとなったフィーチャーレースでは17番手グリッドから追い上げ、6位入賞を果たしました。

 5月1日(金)から3日(日)にかけて、米国フロリダ州マイアミのマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2026年FIA-F2の第2戦が開催されました。F1直下のカテゴリーとして世界中を転戦するFIA-F2には、TGR-DCドライバーの宮田莉朋が今季も参戦。同シリーズ3年目のフル参戦となる宮田は、昨年は苦しい戦いを強いられながらも、第9戦スパでは2位表彰台を獲得する速さを見せました。今季はHitech TGRへ移籍し、更なる好成績を目指します。
 ほぼ2か月前にオーストラリア・メルボルンで行われた開幕戦では、宮田はスプリントレース、フィーチャーレース共に5位フィニッシュと好成績を残しました。
 その後、現在の世界情勢を鑑みて4月中に行われる予定だった中東ラウンドが延期となったため、急遽このマイアミでもFIA-F2が開催されることに。マイアミでのFIA-F2は初開催となります。

予選

 1日(金)午後2時半から、好天のもと、気温32度、路面温度58度という暑さの中で30分間の予選が行われました。この日午前中のフリー走行では8番手と好タイムをマークしていた宮田でしたが、予選ではタイムを伸ばしてきたライバル勢に上回られ、17番手グリッドとなりました。

【スプリントレース】

 2日(土)、予定よりも10分遅れの午前10時10分より、気温30度、路面温度41度のコンディションで、タイヤ交換義務なしの23周で争われるスプリントレースが行われました。
 17番手グリッドの宮田は、ポジションをキープ。壁に囲まれ、追い抜きの難しい特設コースで前車との差を詰めたまま周回を重ねて生きました。
 後半に入ると、ライバルの隙を突いてのパッシングで徐々にポジションを上げていき、14周目にはチームメイトのコルトン・ハータもパスして13位。20周目には12位に浮上し、さらに差を詰めていきましたが追い上げもそこまで。12位でのチェッカーとなりました。

【フィーチャーレース】

 3日(日)は夕方に悪天候となることが予想され、F1の決勝時間を前倒しに変更した影響で、FIA-F2のフィーチャーレースも予定されていた午後12時半から、約3時間早い午前9時25分より開始されることとなりました。
 スタート時点でほぼ雨は止んでいたものの、空は黒い雲に覆われ、路面は完全なウェット。前車レインタイヤを装着して、気温22度、路面温度27度のコンディションで32周もしくは60分+1周のレースがスタートしました。
 17番手からスタートした宮田は、水煙を上げる前車に視界を遮られながらも、スタート直後の混乱を上手くかわし、15位へ浮上。1コーナーでアクシデントが発生したことで、いきなりセーフティカー(SC)が導入されました。
 4周目に再スタートが切られると、宮田はペナルティ車両やクラッシュ車両をかわす形で12位へとポジションアップ。8周目には11位、10周目にはクラッシュ車両があり10位と入賞圏内まで浮上しました。
 このアクシデントでこの日2度目のSCが出され、宮田はこのチャンスにピットインしてタイヤを交換。何台かがピットインしなかったため、12位へと順位は後退。
 ここでレースは残り時間でチェッカーとなるタイムレースとなり、残り23分ほどで再スタート。この再スタートでも接触などのアクシデントが発生しますが、宮田は上手くこれをかわし、一気に9位へ。このアクシデントでこの日3度目のSCが出されると、先程のSCでピットインしなかった車両がピットへ向かい、タイヤを交換。これにより宮田は6位へと順位を上げました。
 残り16分強で再スタートが切られると、すぐにまたスピン車両によりSC。残り6分ほどでの超スプリントでの再スタートとなりましたが、宮田は6位を堅守しチェッカー。前戦に続き2戦連続でのポイント獲得を果たしました。

FIA-F2第2戦 予選結果

順位No.ドライバーチームベストタイム
1 16 Kush Maini ART Grand Prix 1:39.888
2 1 Rafael Câmara Invicta Racing 1:39.921
3 14 Martinius Stenshorne Rodin Motorsport 1:39.938
4 15 Alexander Dunne Rodin Motorsport 1:40.057
5 9 Gabriele Minì MP Motorsport 1:40.111
6 22 Nico Varrone Van Amersfoort Racing 1:40.204
7 2 Joshua Dürksen Invicta Racing 1:40.208
8 10 Oliver Goethe MP Motorsport 1:40.216
9 24 Laurens van Hoepen TRIDENT 1:40.223
10 6 Nikola Tsolov Campos Racing 1:40.265
17 3 Ritomo Miyata Hitech TGR 1:40.612

FIA-F2第2戦 スプリントレース結果

順位No.ドライバーチーム周回タイム/差グリッド
1 6 Nikola Tsolov Campos Racing 23 39:26.273 1
2 24 Laurens van Hoepen TRIDENT 23 0.170 2
3 15 Alexander Dunne Rodin Motorsport 23 1.281 7
4 22 Nico Varrone Van Amersfoort Racing 23 4.538 5
5 2 Joshua Dürksen Invicta Racing 23 5.212 4
6 14 Martinius Stenshorne Rodin Motorsport 23 5.627 8
7 9 Gabriele Minì MP Motorsport 23 5.770 6
8 7 Dino Beganovic DAMS Lucas Oil 23 6.754 11
9 5 Noel León Campos Racing 23 8.522 13
10 1 Rafael Câmara Invicta Racing 23 8.813 9
12 3 Ritomo Miyata Hitech TGR 23 19.125 17

FIA-F2第2戦 フィーチャーレース結果

順位No.ドライバーチーム周回タイム/差グリッド
1 9 Gabriele Minì MP Motorsport 25 56:22.029 4
2 7 Dino Beganovic DAMS Lucas Oil 25 0.980 11
3 1 Rafael Câmara Invicta Racing 25 2.040 2
4 5 Noel León Campos Racing 25 2.400 13
5 16 Kush Maini ART Grand Prix 25 3.855 1
6 3 Ritomo Miyata Hitech TGR 25 4.447 17
7 12 Mari Boya PREMA Racing 25 7.923 16
8 4 Colton Herta Hitech TGR 25 10.969 14
9 11 Sebastián Montoya PREMA Racing 25 11.381 19
10 2 Joshua Dürksen Invicta Racing 25 12.335 6

FIA-F2第2戦終了時ランキング

順位No.ドライバーチームポイント
1 5 Nikola Tsolov Campos Racing 35
2 2 Rafael Câmara Invicta Racing 34
3 10 Gabriele Minì MP Motorsport 34
4 25 Laurens van Hoepen TRIDENT 26
5 3 Ritomo Miyata Hitech TGR 22
6 8 Dino Beganovic DAMS Lucas Oil 21
7 6 Noel León Campos Racing 20
8 1 Joshua Dürksen Invicta Racing 16
9 16 Tasanapol Inthraphuvasak ART Grand Prix 13
10 9 Oliver Goethe MP Motorsport 12