FIA-F2 第4戦モナコ宮田莉朋がモナコのレース2で6位入賞

2026.6.8(月)- 20:35配信

 FIA-F2の第4戦がモナコの市街地コースで行われ、TGRドライバー・チャレンジ・プログラム(TGR-DC)の支援を受けて同シリーズ3年目に挑戦する宮田莉朋は、スプリントレースで11位フィニッシュ。フィーチャーレースでは最後まで粘り強い走りを見せて6位入賞を果たしました。

 6月4日(木)から7日(日)にかけて、モナコ公国のモンテカルロ市街地特設サーキットで2026年FIA-F2の第4戦が開催されました。F1直下のカテゴリーとして世界中を転戦するFIA-F2には、TGR-DCドライバーの宮田莉朋が参戦3年目のシーズンを戦っています。宮田は今季ここまでの3戦6レース中3レースで入賞を果たし、ドライバーランキングは9位につけています。

予選

 5日(金)午後3時10分より、好天の下、気温24度、路面温度34度のコンディションで予選が行われました。モナコでは通常と異なり、22台を2グループに分けて11台ずつ16分間で予選アタックを行い、トップタイムが速かったグループから奇数グリッドと偶数グリッドに振り分けられます。
 宮田はAグループで出走。序盤は3,4番手あたりと好位置につけていましたが、残り4分を切ったところでクラッシュ車両によりセッションは赤旗中断に。7分ほどの中断を経てセッションが再開され、全車最後の一発アタックに出ました。ここで宮田は自己ベストタイムを更新するも6番手。決勝は11番手グリッドからスタートすることとなりました。

【スプリントレース】

 6日(土)は朝からリビエラの陽光に照らされ気温24度、路面温度40度のコンディションで、予定より5分遅れの午前9時20分より30周で行われるスプリントレースが開始されました。
 11番手グリッドからスタートを切った宮田は1周目、有名なホテルヘアピンを立ち上がった先で他車と接触。フロントウィングの翼端板を失いましたが、そのまま走行を続行し、13位で1周目を終えると、1台ピットインした車両があったことで12位へ。その後は前後とも1秒以内の差で車列を連ねたままの周回が続きました。
 レースが後半に入り、各車の間隔に変化が出てくる中、宮田は22周目に1台パスし、11位へ。さらに終盤は自己ベストタイムを更新しながら前を追いましたが、狭く追い越しが困難な市街地コースではそれは叶わず、11位でチェッカーを受けました。

【フィーチャーレース】

 7日(日)、やや空には雲がかかり、気温22度、路面温度27度のコンディションで午前9時25分より、タイヤ交換義務あり、42周で争われるフィーチャーレースのスタートが切られました。
 他車の降格により10番手グリッドからスタートした宮田は、スタート直後に他車からの接触を受けるもポジションをキープ。今大会はソフトタイヤとスーパーソフトタイヤの2種類を使用し、フィーチャーレースでは上位のほとんどの車両が固い方のソフトタイヤをスタートで選択。終盤にタイヤを交換する作戦を採りました。
 25周を過ぎたあたりから、上位勢でもタイヤ交換のためピットインする車両が出始めましたが、宮田はピットインを遅らせ、33周目を終えた時点で宮田は2位へと浮上。
 35周目、ピットを終えた中での首位を争っていた車両がコースアウトを喫し、イエローコーションからバーチャルセーフティーカー(VSC)が出されました。このタイミングで宮田はピットイン。
 VSCからの再スタート時、まだタイヤが暖まっていなかった宮田は1台に先行を許すも、39周目には自己ベストラップを更新。ファイナルラップに入るところで最後の2台がピットインし、宮田は5位へと順位を上げました。しかし、宮田の直前にタイヤを交換したばかりの車両が復帰したことで、これに詰まる形となった宮田と後続勢が激しいバトルに。このファイナルラップのバトルは最終コーナーまで続きましたが、惜しくも宮田はかわされ6位でチェッカー。それでもノーポイントに終わった前大会の雪辱を果たし、伝統の難コースモナコで入賞、ポイント獲得を果たしました。

宮田莉朋:

 いつも通り難しいモナコでのレースウィークを、フィーチャーレースでのポイント獲得で締めくくることができて本当に嬉しいです。今日は戦略を最大限に活かして、4つ順位を上げることができました。このモナコで4つポジションを上げるというのは簡単なことではなく、チームの素晴らしい仕事のおかげです。

FIA-F2第4戦 予選結果(グループA)

順位No.ドライバーチームベストタイム
1 1 Rafael Câmara Invicta Racing 1:20.923
2 15 Alexander Dunne Rodin Motorsport 1:21.033
3 7 Dino Beganovic DAMS Lucas Oil 1:21.099
4 9 Gabriele Minì MP Motorsport 1:21.180
5 5 Noel León Campos Racing 1:21.595
6 3 Ritomo Miyata Hitech GP 1:21.804
7 17 Tasanapol Inthraphuvasak ART Grand Prix 1:21.845
8 11 Sebastián Montoya PREMA Racing 1:21.870
9 25 John Bennett TRIDENT 1:22.664
10 23 Rafael Villagómez Van Amersfoort Racing 1:22.850

FIA-F2第4戦 予選結果

順位No.ドライバーチーム組ベストタイム
1 1 Rafael Camara Invicta Racing A 1:20.923
2 6 Nikola Tsolov Campos Racing B 1:21.053
3 15 Alexander Dunne Rodin Motorsport A 1:21.033
4 14 Martinius Stenshorne Rodin Motorsport B 1:21.274
5 7 Dino Beganovic DAMS Lucas Oil A 1:21.099
6 16 Kush Maini ART Grand Prix B 1:21.338
7 9 Gabriele Mini MP Motorsport A 1:21.180
8 8 Roman Bilinski DAMS Lucas Oil B 1:21.362
9 5 Noel Leon Campos Racing A 1:21.595
10 2 Joshua Durksen Invicta Racing B 1:21.557
11 3 Ritomo Miyata Hitech GP A 1:21.804

FIA-F2第4戦 スプリントレース結果

順位No.ドライバーチーム周回タイム/差グリッド
1 5 Noel León Campos Racing 30 43:06.407 1
2 8 Roman Bilinski DAMS Lucas Oil 30 3.406 2
3 9 Gabriele Minì MP Motorsport 30 4.002 3
4 2 Joshua Dürksen Invicta Racing 30 4.376 4
5 7 Dino Beganovic DAMS Lucas Oil 30 4.954 5
6 14 Martinius Stenshorne Rodin Motorsport 30 6.373 6
7 16 Kush Maini ART Grand Prix 30 7.633 8
8 1 Rafael Câmara Invicta Racing 30 24.194 10
9 15 Alexander Dunne Rodin Motorsport 30 29.031 7
10 6 Nikola Tsolov Campos Racing 30 51.581 9
11 3 Ritomo Miyata Hitech GP 30 69.160 11

FIA-F2第4戦 フィーチャーレース結果

順位No.ドライバーチーム周回タイム/差グリッド
1 6 Nikola Tsolov Campos Racing 42 1:00:19.442 2
2 15 Alexander Dunne Rodin Motorsport 42 9.013 3
3 7 Dino Beganovic DAMS Lucas Oil 42 26.471 5
4 16 Kush Maini ART Grand Prix 42 30.203 9
5 14 Martinius Stenshorne Rodin Motorsport 42 30.294 4
6 3 Ritomo Miyata Hitech GP 42 30.859 10
7 20 Emerson Fittipaldi AIX Racing 42 40.542 19
8 11 Sebastián Montoya PREMA Racing 42 42.157 14
9 5 Noel León Campos Racing 42 42.506 8
10 8 Roman Bilinski DAMS Lucas Oil 42 43.015 7

FIA-F2第4戦終了時ランキング

順位No.ドライバーチームポイント
1 9 Gabriele Minì MP Motorsport 63
2 6 Nikola Tsolov Campos Racing 62
3 14 Martinius Stenshorne Rodin Motorsport 48
4 15 Alexander Dunne Rodin Motorsport 48
5 5 Noel León Campos Racing 45
6 7 Dino Beganovic DAMS Lucas Oil 43
7 1 Rafael Câmara Invicta Racing 37
8 24 Laurens van Hoepen TRIDENT 33
9 3 Ritomo Miyata Hitech GP 30
10 16 Kush Maini ART Grand Prix 28