FIA-F2第6戦 シュピールベルク宮田莉朋はトラブルなどで苦戦を強いられ17位/15位

2026.6.30(火)- 19:55配信

 FIA-F2の第6戦がオーストリア・レッドブルリンクで行われ、TGRドライバー・チャレンジ・プログラム(TGR-DC)の支援を受けて同シリーズ3年目に挑戦する宮田莉朋は、猛暑の中のレースで苦戦を強いられ、レース1は17位、レース2は15位フィニッシュとなりました。

 6月26日(金)から28日(日)にかけて、オーストリア・シュピールベルクのレッドブルリンクで2026年FIA-F2の第6戦が開催されました。F1直下のカテゴリーとして世界中を転戦するFIA-F2には、TGR-DCドライバーの宮田莉朋が参戦3年目のシーズンを戦っています。
 今季の宮田は開幕戦でのダブル入賞を含め、ここまでの5大会10レース中4レースで入賞を果たし、ランキング10位につけています。

予選

 27日(金)午後3時55分より、気温32度、路面温度50度の暑さの中で30分間の予選が行われました。
 宮田は最初のアタックで16番手。ピットに戻っての再アタックでは、残り5分ほどで1分16秒277をマーク。一旦タイヤをクールダウンしてラストアタックに挑み、セクター1では自己ベストを更新したものの、1週を通してのタイムアップはならず。17番手で予選を終えることとなりました。

【スプリントレース】

 28日(土)午後2時15分、気温33度、路面温度55度と前日よりもさらに暑さが厳しくなる中で、タイヤ交換義務無し、28周で争われるスプリントレースが開始されました。
 レースは1周目の3コーナーで上位勢の接触によるクラッシュが発生しいきなりセーフティーカー(SC)が導入。17番手からスタートした宮田はこれをかわして13位で1周目を終えました。
 SCは3周で退去し4周目からレースは再開。再スタート直後の混戦の中で順位を落とした宮田は、電気系のトラブルにより、DRS(ドラッグ低減システム:空気抵抗を一時的に減らして追い越ししやすくする)が使えない状態でのレースを強いられることとなりました。
 その後も宮田はライバルに対しハンデを負ったままの車両ながら懸命にライバルを追っての走行を続け、17位でチェッカーを受けました。

【フィーチャーレース】

 29日(日)午前10時10分より、気温は26度、路面温度39度のコンディションで、タイヤ交換義務あり40周で争われるフィーチャーレースが開始されました。
 宮田は2種類のタイヤのうち柔らかい方のスーパーソフトを装着して17番手からスタート。このレースでも1周目から接触がありSCが導入。4周目に再スタートが切られました。
 16位へと順位を上げた宮田は、9周目を終えたところでピットインし、ソフトタイヤへと交換。最後尾の20番手から追い上げることとなりました。
 レースが後半に入り、全車がピットを終えた時点で宮田は16位へとポジションアップ。前車を追撃していた宮田の後方には、タイヤを交換したばかりのライバル勢が迫る形となりました。
 36周目に15位へと上がるも、残り2周というところで後続にかわされ16位へ。さらに猛追を受けた宮田でしたが、0.069秒差で逃げ切ってチェッカー。レース後に1台ペナルティによる降格があったため、宮田はレース2を15位で終えることとなりました。

FIA-F2第6戦 予選結果

順位No.ドライバーチームベストタイム
1 5 Noel León Campos Racing 1:15.544
2 15 Alexander Dunne Rodin Motorsport 1:15.673
3 6 Nikola Tsolov Campos Racing 1:15.730
4 9 Gabriele Minì MP Motorsport 1:15.769
5 1 Rafael Câmara Invicta Racing 1:15.784
6 17 Tasanapol Inthraphuvasak ART Grand Prix 1:15.799
7 10 Oliver Goethe MP Motorsport 1:15.857
8 23 Rafael Villagómez Van Amersfoort Racing 1:15.863
9 25 John Bennett TRIDENT 1:15.896
10 11 Sebastián Montoya PREMA Racing 1:15.955
17 3 Ritomo Miyata Hitech GP 1:16.277

FIA-F2第6戦 スプリントレース結果

順位No.ドライバーチーム周回タイム/差グリッド
1 25 John Bennett TRIDENT 28 39:23.246 2
2 11 Sebastián Montoya PREMA Racing 28 1.496 1
3 23 Rafael Villagómez Van Amersfoort Racing 28 1.634 3
4 15 Alexander Dunne Rodin Motorsport 28 2.388 9
5 9 Gabriele Minì MP Motorsport 28 2.579 7
6 8 Roman Bilinski DAMS Lucas Oil 28 5.233 13
7 16 Kush Maini ART Grand Prix 28 6.098 12
8 6 Nikola Tsolov Campos Racing 28 8.450 8
9 1 Rafael Câmara Invicta Racing 28 9.908 6
10 5 Noel León Campos Racing 28 12.830 10
17 3 Ritomo Miyata Hitech GP 28 31.287 17

FIA-F2第6戦 フィーチャーレース結果

順位No.ドライバーチーム周回タイム/差グリッド
1 6 Nikola Tsolov Campos Racing 40 56:10.538 3
2 9 Gabriele Minì MP Motorsport 40 3.993 4
3 10 Oliver Goethe MP Motorsport 40 12.198 7
4 1 Rafael Câmara Invicta Racing 40 14.903 5
5 17 Tasanapol Inthraphuvasak ART Grand Prix 40 15.514 6
6 15 Alexander Dunne Rodin Motorsport 40 20.710 2
7 5 Noel León Campos Racing 40 21.367 1
8 24 Laurens van Hoepen TRIDENT 40 21.801 16
9 2 Joshua Dürksen Invicta Racing 40 22.449 11
10 8 Roman Bilinski DAMS Lucas Oil 40 22.772 13
15 3 Ritomo Miyata Hitech GP 40 32.990 17

FIA-F2第6戦終了時ランキング

順位No.ドライバーチームポイント
1 9 Gabriele Minì MP Motorsport 108
2 6 Nikola Tsolov Campos Racing 106
3 1 Rafael Câmara Invicta Racing 82
4 15 Alexander Dunne Rodin Motorsport 80
5 5 Noel León Campos Racing 62
6 7 Dino Beganovic DAMS Lucas Oil 53
7 14 Martinius Stenshorne Rodin Motorsport 48
8 24 Laurens van Hoepen TRIDENT 47
9 16 Kush Maini ART Grand Prix 43
10 3 Ritomo Miyata Hitech GP 30