FIA-F2第9戦 ブダペスト宮田莉朋は最後列から大幅順位アップも入賞には届かず

2026.7.27(月)- 17:10配信

 FIA-F2の第9戦がハンガリー・ハンガロリンクで行われ、TGRドライバー・チャレンジ・プログラム(TGR-DC)の支援を受けて同シリーズ3年目に挑戦する宮田莉朋は、予選で最後列となるも、追い抜きの難しいコースで果敢に追い上げ、スプリントレース(レース1)、フィーチャーレース(レース2)ともに、8ポジションアップの13位でフィニッシュしました。

 7月24日(金)から26日(日)にかけて、ハンガリー・ブダペストのハンガロリンクで2026年FIA-F2の第9戦が開催されました。F1直下のカテゴリーとして世界中を転戦するFIA-F2には、TGR-DCドライバーの宮田莉朋が参戦3年目のシーズンを戦っています。
 年間14戦で争われているFIA-F2。5月頭の第2戦から、3か月で8戦という過密スケジュールで戦い続けてきましたが、今大会を終えると1か月ほどのサマーブレイクとなります。

予選

 24日(金)午後3時55分より、気温23度、路面温度37度のコンディションで、30分間の予選が行われました。
 多くの車両がセッション開始と共にコースに向かいましたが、宮田を含む6台ほどがタイミングをずらし、開始から10分ほど経った所でコースイン。5周目の計測ラップで宮田は1分30秒108のタイムをマークし、この時点での12番手につけました。
 全車一旦ピットへ戻り、タイヤを交換してラストアタックへ。こちらも残り10分ほどで多くの車両がコースへ向かうも、宮田ら数台がタイミングを遅らせてコースイン。
 宮田は最後の一発アタックで、セクター2では自己ベストを更新しましたが、1周全体でのタイム更新には至らず、21番手で予選を終えることとなりました。

【スプリントレース】

 25日(土)午後2時15分より、気温26度、路面温度は50度近い暑さの中で、タイヤ交換義務なしの28周で争われるスプリントレースが開始されました。
 最後列21番手からのスタートとなった宮田は、混乱の1周目を冷静にかいくぐり16位まで一気にポジションアップ。序盤からほとんどの車両が1秒以内で連なるレースでバトルを繰り広げ、9周目には15位へ。
 中盤戦も隊列を連ねたままの周回が続きましたが、21周目、2位を争っていた2台が接触するアクシデントが発生。これにより宮田は13位へポジションを上げました。
 このアクシデントではバーチャルセーフティーカー(VSC)が出され、すぐに再開。宮田は前を行く車両を懸命に攻めましたが、惜しくも逆転には至らず、13位でチェッカーを受けました。

【フィーチャーレース】

 26日(日)午前11時25分より、気温28度、路面温度44度のコンディションで、タイヤ交換義務あり、37周で争われるフィーチャーレースが開始されました。
 ミディアムタイヤとソフトタイヤの2種類が使用できる今大会、スタートタイヤは上位勢がソフト、中団以降はソフトとミディアムに分かれ、宮田はソフトでスタート。ここでも好スタートを見せ、1周目で21番手から17位まで順位を上げました。
 7周目を終えたあたりから、ソフトタイヤ装着勢がピットイン。宮田はやや遅めの16周を終えた所でピットインし、タイヤをミディアムへと交換しました。
 宮田がピットに入ったタイミングで、1台コース上に停まった車両がありVSCが導入。宮田は17位でコース復帰も、すぐにVSCが解除され、タイヤが暖まる前に1台にかわされ18位に後退しました。
 しかし宮田はタイヤが暖まると、早めにピットインしてタイヤが摩耗している全車を追撃。24周目に17位、その後ミディアムタイヤでピットを遅らせていた車両がピットインしたことで15位。31周目にはチームメイトのコルトン・ハータをかわして14位へと追い上げを続けました。
 14位に上がった時点で前車と2秒ほどあった差をみるみる詰めていくと、35周目にこれをパス。13位へ。さらに前を攻める宮田は、ファイナルラップ、チェッカーまで僅差の12位争いを繰り広げましたが、惜しくも届かず13位でフィニッシュとなりました。

FIA-F2第9戦 予選結果

順位No.ドライバーチームベストタイム
1 16 Kush Maini ART Grand Prix 1:28.896
2 1 Rafael Câmara Invicta Racing 1:29.013
3 5 Noel León Campos Racing 1:29.091
4 2 Joshua Dürksen Invicta Racing 1:29.106
5 17 Tasanapol Inthraphuvasak ART Grand Prix 1:29.207
6 24 Laurens van Hoepen TRIDENT 1:29.270
7 6 Nikola Tsolov Campos Racing 1:29.313
8 7 Dino Beganovic DAMS Lucas Oil 1:29.319
9 9 Gabriele Minì MP Motorsport 1:29.341
10 11 Sebastián Montoya PREMA Racing 1:29.463
21 3 Ritomo Miyata Hitech GP 1:30.108

FIA-F2第9戦 スプリントレース結果

順位No.ドライバーチーム周回タイム/差グリッド
1 9 Gabriele Minì MP Motorsport 28 44:19.172 2
2 7 Dino Beganovic DAMS Lucas Oil 28 3.787 3
3 24 Laurens van Hoepen TRIDENT 28 4.876 5
4 1 Rafael Câmara Invicta Racing 28 7.021 9
5 16 Kush Maini ART Grand Prix 28 12.836 10
6 17 Tasanapol Inthraphuvasak ART Grand Prix 28 15.646 6
7 2 Joshua Dürksen Invicta Racing 28 20.215 7
8 14 Martinius Stenshorne Rodin Motorsport 28 20.830 11
9 5 Noel León Campos Racing 28 21.113 8
10 25 John Bennett TRIDENT 28 21.271 14
13 3 Ritomo Miyata Hitech GP 28 24.907 21

FIA-F2第9戦 フィーチャーレース結果

順位No.ドライバーチーム周回タイム/差グリッド
1 5 Noel León Campos Racing 37 58:35.987 3
2 16 Kush Maini ART Grand Prix 37 0.887 1
3 1 Rafael Câmara Invicta Racing 37 1.376 2
4 24 Laurens van Hoepen TRIDENT 37 4.994 6
5 17 Tasanapol Inthraphuvasak ART Grand Prix 37 9.416 5
6 7 Dino Beganovic DAMS Lucas Oil 37 12.589 7
7 6 Nikola Tsolov Campos Racing 37 13.342 12
8 2 Joshua Dürksen Invicta Racing 37 17.393 4
9 9 Gabriele Minì MP Motorsport 37 19.098 8
10 25 John Bennett TRIDENT 37 23.927 14
13 3 Ritomo Miyata Hitech GP 37 39.253 21

FIA-F2第9戦終了時ランキング

順位No.ドライバーチームポイント
1 6 Nikola Tsolov Campos Racing 167
2 9 Gabriele Minì MP Motorsport 147
3 1 Rafael Câmara Invicta Racing 145
4 15 Alexander Dunne Rodin Motorsport 108
5 5 Noel León Campos Racing 94
6 16 Kush Maini ART Grand Prix 88
7 7 Dino Beganovic DAMS Lucas Oil 79
8 24 Laurens van Hoepen TRIDENT 65
9 14 Martinius Stenshorne Rodin Motorsport 59
10 17 Tasanapol Inthraphuvasak ART Grand Prix 59
13 3 Ritomo Miyata Hitech GP 34