FIA-F4 2026年 第3大会(第5,6戦)富士スピードウェイTGR-DC RSの武藤雅奈が第5戦で2位表彰台
第6戦では酒井涼が2位に入り今季2度目の表彰台獲得

2026.08.06(木)- 11:00配信

 FIA-F4選手権の第3大会(第5,6戦)が富士スピードウェイで開催され、TGR-DC RS育成ドライバーの武藤雅奈(TGR-DC RS F4)が第5戦で3戦連続となる2位表彰台を獲得。第6戦では酒井涼(TGR-DC RS F4)が2位に入り、今季2度目の表彰台を獲得しました。

TGR-DC RSの武藤雅奈が第5戦で2位表彰台 第6戦では酒井涼が2位に入り今季2度目の表彰台獲得

 7月30日(木)から2日(日)にかけて、静岡県・富士スピードウェイでFIA-F4選手権の2026年第3大会(第5戦、第6戦)が行われました。
 開幕大会富士では、酒井涼が両レースでポールポジションを獲得し、五十嵐文太郎(TGR-DC RS F4)がデビュー戦となる第1戦で優勝。第2戦では武藤が初優勝を飾りました。前戦岡山ラウンドでは武藤が両レース2位表彰台でランキング首位浮上、第3戦では酒井涼が3位で初表彰台を獲得するなどの活躍を見せています。

予選

 7月31日(金)の午後1時5分よりチャンピオンクラスの予選(20分間)が行われました。ベストタイムで第5戦、セカンドベストタイムで第6戦のスターティンググリッドが決定されます。
 33台ものエントリーがあったチャンピオンクラスでは、混み合うコース上で激しいアタックが繰り広げられました。
 かなり暑いコンディションだったこともあり、セッション終盤にはあまりタイム更新はならず、それでも1秒の中に21台が入るという僅差の予選となりました。
 TGR-DC RS勢では、第5戦は酒井涼が3番手、武藤が4番手、濱邊誠己(TGR-DC RS F4)が7番手、寺島知毅(TGR-DC RS F4)が11番手、五十嵐が14番手、三浦柚貴(TGR-DC RS F4)はタイムが伸びず23番手となりました。
 セカンドベストタイムでは、酒井涼が2番手、濱邊が4番手、寺島10番手、五十嵐11番手、三浦18番手、武藤は26番手に沈みました。

第5戦決勝

 8月1日(土)午前9時20分より、14周で争われる第5戦の決勝が開始されました。
 前日の予選後、酒井涼、武藤を含む数人に対して、複数回の走路外走行によるペナルティとして3グリッド降格という裁定がなされ、TGR-DC RS勢は濱邊が2列目4番手、酒井涼が6番手、武藤が7番手、寺島11番手、五十嵐14番手、三浦23番手グリッドからスタートしました。
 4番手の濱邊はスタートを決めて3位に浮上しましたが、6番手スタートの酒井涼がGRコーナー(1コーナー)進入で前車に追突し、2台揃ってコースオフ。酒井涼はコースへと戻ったものの、車両にダメージがあり、その後リタイアとなってしまいました。
 これにより7番手スタートの武藤が3位濱邊の後方4位に上がると、3周目にダンロップコーナーで濱邊をパスして3位へ。武藤は5周目にファステストラップをマークする速さを見せ、首位を争う2台の後方でチャンスを伺いながら周回を重ねました。
 ファイナルラップ、首位を争う2台がダンロップコーナーで並び、1台がコースオフ。武藤はこのチャンスを逃さず2位の車両との差を詰め、パナソニックオートモーティブコーナー(最終コーナー)で上手く走行ラインを取りスリップストリームに入ると、ゴール直前でかわして、1000分の25秒差で逆転。3戦連続となる2位表彰台を獲得しました。
 濱邊は後半ペースに苦しみながらも順位を死守して4位。寺島は10位。三浦は23番手スタートから追い上げ16位でフィニッシュしました。五十嵐は11位でチェッカーを受けましたが、複数回の走路外走行に対する20秒のタイム加算ペナルティが科されて24位となりました。

第6戦決勝

 2日(日)午前9時5分より、好天の下、14周で争われる第6戦決勝が行われました。
 予選のセカンドベストタイムで決定されたスターティンググリッドは、酒井涼が最前列2番手、濱邊が4番手、寺島10番手、五十嵐11番手、三浦18番手、武藤26番手スタート。
 酒井涼は順当なスタートを切りましたが、ポールの車両も好スタートでパスするには至らず、2位をキープ。濱邊が3位、五十嵐が7位へと順位を上げました。
 濱邊は激しい3位争いを展開。五十嵐は3周目に6位、7周目には5位へと浮上しましたが、後半はコースオフを喫するなど、順位を落とすこととなってしまいました。
 2位の酒井はトップから0.5秒ほどの差で周回を続け、プレッシャーをかけて逆転のチャンスを伺いましたが,最後は0.283秒届かず2位でチェッカー。第3戦に続く今季2度目の表彰台を獲得しました。
 濱邊は惜しくも表彰台には届かず4位、五十嵐が8位。26番手スタートから猛烈な追い上げを見せた武藤が9位、寺島が10位でポイント獲得。三浦は16位に終わりました。