2026年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第2大会(第4,5,6戦)オートポリスTGR-DCドライバーの梅垣が第5戦で3位表彰台
代役として初出場の三浦もポイント獲得

2026.04.30(木)- 12:00配信

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の第2大会(第4、5、6戦)がオートポリスで行われ、TGR-DC育成ドライバーの梅垣清(TOM'S)が第5戦で3位表彰台を獲得。また、今大会代役として同シリーズにデビューすることとなったTGR-DC RS育成ドライバーの三浦柚貴(TOM'S)が第5戦で6位、第6戦でも4位でフィニッシュし、ポイント獲得を果たしました。

TGR-DCドライバーの梅垣が第5戦で3位表彰台 代役として初出場の三浦もポイント獲得

 4月25日(土)、26日(日)の両日、大分県・オートポリスで2026年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(SFL)の第2大会(第4戦、第5戦、第6戦)が開催されました。
 今大会を欠場することになった鈴木斗輝哉の代役として、今季のFIA-F4選手権にフル参戦を予定している三浦が急遽38号車をドライブすることとなりました。

予選

 25日(土)は朝から好天に恵まれ、午前11時25分より、第4戦と第5戦の予選が10分間ずつ行われました。第6戦のスターティンググリッドは第4戦の決勝結果で決定されます。
 第4戦の予選では、梅垣、三浦とオスカー・ブルツ(TOM'S)はライバルよりもやや遅れてコースイン。3周目にベストタイムをマークし、更なるタイム更新を目指しましたが、タイムが伸びず、3周目のタイムがベストとなり、ブルツが5番手、梅垣が6番手、三浦が7番手となりました。
 10分間のインターバルを経て第5戦の予選がスタート。梅垣は4周目のアタックで僅かに3周目のタイムを更新して4番手。三浦が5番手、ブルツは7番手となりました。

第4戦決勝

 予選の後、スーパーフォーミュラの予選を間に挟み、午後4時5分、今大会最長の21周で争われる第4戦決勝がスタートしました。
 5番手グリッドのブルツと6番手グリッドの梅垣は共にポジションをキープ。SFLの決勝を初めて走行する7番手グリッドの三浦は、スタートで出遅れ、9位へと順位を落としました。
 5位を行くブルツは、序盤こそ前の車両との差を1.7秒ほどまで広げられたものの、じりじりと差を詰めていき、後半は1秒以内の差で追いかける展開に。梅垣もブルツに離されることなく、周回を重ねていきました。
 終盤には前車を含む3台による4位争いになりましたが、順位変動はないままフィニッシュ。
 9位の三浦は前車から大きく離されることなく追走し、チャンスを伺いましたが、こちらも追い抜きは叶わず。
 ブルツが5位、梅垣6位でポイントを獲得。三浦は9位でレースを終えました。

第5戦決勝

 26日(日)は朝からの霧と雨で路面は完全にウェット。午前8時40分、ほぼ雨は止んでいたものの、全車ウェットタイヤを装着し、スタンディングスタートで、第5戦決勝(14周)がスタートしました。
 2列目4番手グリッドの梅垣は3位の車両に並びかけますが抜くまでには至らず。5番手グリッドの三浦は、スタートは悪くなかったものの、水煙の中での争いでひとつ順位を落とし、6位へ。ブルツも7番手グリッドからひとつ順位を落としました。
 梅垣は序盤こそ2秒ほど前車に離されましたが、6周目にはその差をコンマ5秒まで詰め、7周目には滑りやすいウェット路面でのサイド・バイ・サイドのバトルを制し、3位へと浮上しました。
 10周目、コース上で停まった車両が出たためセーフティカー(SC)が導入。車両排除後の13周目に残り2周で再スタートが切られると、梅垣は前車に迫りますがパスには至らず、3位でフィニッシュ。今季4度目の表彰台を獲得しました。
 SC導入前から激しい接近戦を繰り広げていたブルツはこの再スタート後に1台をパスし、7位へ。さらに前を行く三浦に迫りましたが、三浦は守り切って6位でフィニッシュ。初ポイント獲得を果たしました。ブルツは7位フィニッシュとなりました。

第6戦決勝

 第5戦の後、3時間ほどのインターバルを挟んで、12時15分より第6戦決勝(14周)が行われました。この3時間の間もほぼ雨は降らなかったものの、路面はまだ濡れた部分が多く残っている状況の中、一部のマスタークラスを除くほとんどの車両がスリックタイヤを装着。
 第4戦の決勝結果から、ブルツが5番手、梅垣が6番手、三浦は9番手からスタートしました。
 三浦は素晴らしいダッシュを決めて一気に5位へとジャンプアップ。梅垣は出遅れて7位へ後退。ブルツは第2ヘアピンでコースオフを喫し、12位へと大きく順位を落としてしまいました。
 2周目、第2ヘアピンで3位走行中の車両がクラッシュし、SC導入。そのままSC先導で走行が続きましたが、4周目を終えたところで赤旗が出され、全車ストレートに車両を停めることとなりました。
 やや雨脚が強まってきたこともあり、この間に全車ウェットタイヤへと交換。午後12時45分、20分強の時間を残してSC先導で走行が再開されました。
 SCが退去し6周目から本格戦がスタートすると、6位の梅垣は前車に迫り、9周目のナカヤマ精密コーナー(1コーナー)でアウトからパスして5位浮上。その勢いのまま4位の三浦に迫り、テール・トゥ・ノーズのバトルに。12周目には2台揃ってコースオフするほどの激戦となりましたが、共にうまく車両をコントロールしてコースへ戻り、順位は変わらず。
 その直後、コース上に停まった車両が出たことによりSCが導入され、そのままチェッカー。
 三浦が4位、梅垣が5位でポイントを獲得。11位での再スタートから追い上げを見せたブルツは8位となりました。

梅垣 清(TOM'S #35)
オスカー・ブルツ(TOM'S #36)
鈴木 斗輝哉(TOM'S #38)

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第4戦 結果表

順位No.ドライバーチーム周回タイム/差予選予選タイム
1 50 新原 光太郎 B-MAX RACING TEAM 21 1 1'37.280
2 3 三井 優介 DELiGHTWORKS RACING 21 1.689 4 1'37.609
3 1 エヴァン・ジルテール B-MAX RACING TEAM 21 2.451 2 1'37.554
4 26 佐藤 凜太郎 B-MAX ENGINEERING 21 10.575 3 1'37.609
5 36 オスカー・ブルツ TOM'S 21 10.940 5 1'37.970
6 35 梅垣 清 TOM'S 21 11.555 6 1'38.150
7 37 アクシャイ・ボーラ TOM'S 21 15.075 8 1'38.773
8 2 卜部 和久 DELiGHTWORKS RACING 21 17.135 10 1'39.204
9 38 三浦 柚貴 TOM'S 21 17.852 7 1'38.489
10 60 熊谷 憲太 LM corsa 21 47.178 9 1'38.990
11 8 清水 康弘 ART TASTE RACING 21 1'13.607 12 1'40.795
12 6 KEN ALEX Buzz Racing 21 1'14.585 13 1'41.430
13 30 DRAGON B-MAX ENGINEERING 20 1Lap 11 1'40.561

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第5戦 結果表

順位No.ドライバーチーム周回タイム/差予選予選タイム
1 1 エヴァン・ジルテール B-MAX RACING TEAM 14 28'08.327 3 1'37.487
2 3 三井 優介 DELiGHTWORKS RACING 14 2.070 2 1'37.294
3 35 梅垣 清 TOM'S 14 3.134 4 1'37.543
4 26 佐藤 凜太郎 B-MAX ENGINEERING 14 3.956 6 1'37.756
5 50 新原 光太郎 B-MAX RACING TEAM 14 7.441 1 1'36.889
6 38 三浦 柚貴 TOM'S 14 7.741 5 1'37.673
7 36 オスカー・ブルツ TOM'S 14 8.054 7 1'37.825
8 2 卜部 和久 DELiGHTWORKS RACING 14 8.201 9 1'37.917
9 60 熊谷 憲太 LM corsa 14 10.272 8 1'37.883
10 30 DRAGON B-MAX ENGINEERING 14 14.090 13 1'41.407
11 8 清水 康弘 ART TASTE RACING 14 15.156 11 1'40.057
12 6 KEN ALEX Buzz Racing 14 17.036 12 1'40.923
37 アクシャイ・ボーラ TOM'S 8 6Laps 10 1'38.023

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第6戦 結果表

順位No.ドライバーチーム周回タイム/差グリッド
1 1 エヴァン・ジルテール B-MAX RACING TEAM 14 48'14.848 3
2 50 新原 光太郎 B-MAX RACING TEAM 14 0.727 1
3 3 三井 優介 DELiGHTWORKS RACING 14 1.308 2
4 38 三浦 柚貴 TOM'S 14 1.566 9
5 35 梅垣 清 TOM'S 14 3.327 6
6 37 アクシャイ・ボーラ TOM'S 14 3.598 7
7 2 卜部 和久 DELiGHTWORKS RACING 14 5.518 8
8 8 清水 康弘 ART TASTE RACING 14 6.300 11
9 6 KEN ALEX Buzz Racing 14 8.590 12
10 60 熊谷 憲太 LM corsa 14 9.794 10
11 36 オスカー・ブルツ TOM'S 14 10.268 5
12 30 DRAGON B-MAX ENGINEERING 12 2Laps 13
26 佐藤 凜太郎 B-MAX ENGINEERING 1 13Laps 4

ドライバーズポイントランキング
(全18戦中6戦終了時)

順位ドライバーチームポイント
1 三井 優介 DELiGHTWORKS RACING 47
2 エヴァン・ジルテール B-MAX RACING TEAM 45
3 梅垣 清 TOM'S 28
6 オスカー・ブルツ TOM'S 7
8 三浦 柚貴 TOM'S 4
9 鈴木 斗輝哉 TOM'S 4