全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の第2大会(第4、5、6戦)がオートポリスで行われ、TGR-DC育成ドライバーの梅垣清(TOM'S)が第5戦で3位表彰台を獲得。また、今大会代役として同シリーズにデビューすることとなったTGR-DC RS育成ドライバーの三浦柚貴(TOM'S)が第5戦で6位、第6戦でも4位でフィニッシュし、ポイント獲得を果たしました。
4月25日(土)、26日(日)の両日、大分県・オートポリスで2026年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(SFL)の第2大会(第4戦、第5戦、第6戦)が開催されました。
今大会を欠場することになった鈴木斗輝哉の代役として、今季のFIA-F4選手権にフル参戦を予定している三浦が急遽38号車をドライブすることとなりました。
予選
25日(土)は朝から好天に恵まれ、午前11時25分より、第4戦と第5戦の予選が10分間ずつ行われました。第6戦のスターティンググリッドは第4戦の決勝結果で決定されます。
第4戦の予選では、梅垣、三浦とオスカー・ブルツ(TOM'S)はライバルよりもやや遅れてコースイン。3周目にベストタイムをマークし、更なるタイム更新を目指しましたが、タイムが伸びず、3周目のタイムがベストとなり、ブルツが5番手、梅垣が6番手、三浦が7番手となりました。
10分間のインターバルを経て第5戦の予選がスタート。梅垣は4周目のアタックで僅かに3周目のタイムを更新して4番手。三浦が5番手、ブルツは7番手となりました。
第4戦決勝
予選の後、スーパーフォーミュラの予選を間に挟み、午後4時5分、今大会最長の21周で争われる第4戦決勝がスタートしました。
5番手グリッドのブルツと6番手グリッドの梅垣は共にポジションをキープ。SFLの決勝を初めて走行する7番手グリッドの三浦は、スタートで出遅れ、9位へと順位を落としました。
5位を行くブルツは、序盤こそ前の車両との差を1.7秒ほどまで広げられたものの、じりじりと差を詰めていき、後半は1秒以内の差で追いかける展開に。梅垣もブルツに離されることなく、周回を重ねていきました。
終盤には前車を含む3台による4位争いになりましたが、順位変動はないままフィニッシュ。
9位の三浦は前車から大きく離されることなく追走し、チャンスを伺いましたが、こちらも追い抜きは叶わず。
ブルツが5位、梅垣6位でポイントを獲得。三浦は9位でレースを終えました。
第5戦決勝
26日(日)は朝からの霧と雨で路面は完全にウェット。午前8時40分、ほぼ雨は止んでいたものの、全車ウェットタイヤを装着し、スタンディングスタートで、第5戦決勝(14周)がスタートしました。
2列目4番手グリッドの梅垣は3位の車両に並びかけますが抜くまでには至らず。5番手グリッドの三浦は、スタートは悪くなかったものの、水煙の中での争いでひとつ順位を落とし、6位へ。ブルツも7番手グリッドからひとつ順位を落としました。
梅垣は序盤こそ2秒ほど前車に離されましたが、6周目にはその差をコンマ5秒まで詰め、7周目には滑りやすいウェット路面でのサイド・バイ・サイドのバトルを制し、3位へと浮上しました。
10周目、コース上で停まった車両が出たためセーフティカー(SC)が導入。車両排除後の13周目に残り2周で再スタートが切られると、梅垣は前車に迫りますがパスには至らず、3位でフィニッシュ。今季4度目の表彰台を獲得しました。
SC導入前から激しい接近戦を繰り広げていたブルツはこの再スタート後に1台をパスし、7位へ。さらに前を行く三浦に迫りましたが、三浦は守り切って6位でフィニッシュ。初ポイント獲得を果たしました。ブルツは7位フィニッシュとなりました。
第6戦決勝
第5戦の後、3時間ほどのインターバルを挟んで、12時15分より第6戦決勝(14周)が行われました。この3時間の間もほぼ雨は降らなかったものの、路面はまだ濡れた部分が多く残っている状況の中、一部のマスタークラスを除くほとんどの車両がスリックタイヤを装着。
第4戦の決勝結果から、ブルツが5番手、梅垣が6番手、三浦は9番手からスタートしました。
三浦は素晴らしいダッシュを決めて一気に5位へとジャンプアップ。梅垣は出遅れて7位へ後退。ブルツは第2ヘアピンでコースオフを喫し、12位へと大きく順位を落としてしまいました。
2周目、第2ヘアピンで3位走行中の車両がクラッシュし、SC導入。そのままSC先導で走行が続きましたが、4周目を終えたところで赤旗が出され、全車ストレートに車両を停めることとなりました。
やや雨脚が強まってきたこともあり、この間に全車ウェットタイヤへと交換。午後12時45分、20分強の時間を残してSC先導で走行が再開されました。
SCが退去し6周目から本格戦がスタートすると、6位の梅垣は前車に迫り、9周目のナカヤマ精密コーナー(1コーナー)でアウトからパスして5位浮上。その勢いのまま4位の三浦に迫り、テール・トゥ・ノーズのバトルに。12周目には2台揃ってコースオフするほどの激戦となりましたが、共にうまく車両をコントロールしてコースへ戻り、順位は変わらず。
その直後、コース上に停まった車両が出たことによりSCが導入され、そのままチェッカー。
三浦が4位、梅垣が5位でポイントを獲得。11位での再スタートから追い上げを見せたブルツは8位となりました。
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第4戦 結果表
| 順位 | No. | ドライバー | チーム | 周回 | タイム/差 | 予選 | 予選タイム |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 50 | 新原 光太郎 | B-MAX RACING TEAM | 21 | 1 | 1'37.280 | |
| 2 | 3 | 三井 優介 | DELiGHTWORKS RACING | 21 | 1.689 | 4 | 1'37.609 |
| 3 | 1 | エヴァン・ジルテール | B-MAX RACING TEAM | 21 | 2.451 | 2 | 1'37.554 |
| 4 | 26 | 佐藤 凜太郎 | B-MAX ENGINEERING | 21 | 10.575 | 3 | 1'37.609 |
| 5 | 36 | オスカー・ブルツ | TOM'S | 21 | 10.940 | 5 | 1'37.970 |
| 6 | 35 | 梅垣 清 | TOM'S | 21 | 11.555 | 6 | 1'38.150 |
| 7 | 37 | アクシャイ・ボーラ | TOM'S | 21 | 15.075 | 8 | 1'38.773 |
| 8 | 2 | 卜部 和久 | DELiGHTWORKS RACING | 21 | 17.135 | 10 | 1'39.204 |
| 9 | 38 | 三浦 柚貴 | TOM'S | 21 | 17.852 | 7 | 1'38.489 |
| 10 | 60 | 熊谷 憲太 | LM corsa | 21 | 47.178 | 9 | 1'38.990 |
| 11 | 8 | 清水 康弘 | ART TASTE RACING | 21 | 1'13.607 | 12 | 1'40.795 |
| 12 | 6 | KEN ALEX | Buzz Racing | 21 | 1'14.585 | 13 | 1'41.430 |
| 13 | 30 | DRAGON | B-MAX ENGINEERING | 20 | 1Lap | 11 | 1'40.561 |
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第5戦 結果表
| 順位 | No. | ドライバー | チーム | 周回 | タイム/差 | 予選 | 予選タイム |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | エヴァン・ジルテール | B-MAX RACING TEAM | 14 | 28'08.327 | 3 | 1'37.487 |
| 2 | 3 | 三井 優介 | DELiGHTWORKS RACING | 14 | 2.070 | 2 | 1'37.294 |
| 3 | 35 | 梅垣 清 | TOM'S | 14 | 3.134 | 4 | 1'37.543 |
| 4 | 26 | 佐藤 凜太郎 | B-MAX ENGINEERING | 14 | 3.956 | 6 | 1'37.756 |
| 5 | 50 | 新原 光太郎 | B-MAX RACING TEAM | 14 | 7.441 | 1 | 1'36.889 |
| 6 | 38 | 三浦 柚貴 | TOM'S | 14 | 7.741 | 5 | 1'37.673 |
| 7 | 36 | オスカー・ブルツ | TOM'S | 14 | 8.054 | 7 | 1'37.825 |
| 8 | 2 | 卜部 和久 | DELiGHTWORKS RACING | 14 | 8.201 | 9 | 1'37.917 |
| 9 | 60 | 熊谷 憲太 | LM corsa | 14 | 10.272 | 8 | 1'37.883 |
| 10 | 30 | DRAGON | B-MAX ENGINEERING | 14 | 14.090 | 13 | 1'41.407 |
| 11 | 8 | 清水 康弘 | ART TASTE RACING | 14 | 15.156 | 11 | 1'40.057 |
| 12 | 6 | KEN ALEX | Buzz Racing | 14 | 17.036 | 12 | 1'40.923 |
| 37 | アクシャイ・ボーラ | TOM'S | 8 | 6Laps | 10 | 1'38.023 |
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第6戦 結果表
| 順位 | No. | ドライバー | チーム | 周回 | タイム/差 | グリッド |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | エヴァン・ジルテール | B-MAX RACING TEAM | 14 | 48'14.848 | 3 |
| 2 | 50 | 新原 光太郎 | B-MAX RACING TEAM | 14 | 0.727 | 1 |
| 3 | 3 | 三井 優介 | DELiGHTWORKS RACING | 14 | 1.308 | 2 |
| 4 | 38 | 三浦 柚貴 | TOM'S | 14 | 1.566 | 9 |
| 5 | 35 | 梅垣 清 | TOM'S | 14 | 3.327 | 6 |
| 6 | 37 | アクシャイ・ボーラ | TOM'S | 14 | 3.598 | 7 |
| 7 | 2 | 卜部 和久 | DELiGHTWORKS RACING | 14 | 5.518 | 8 |
| 8 | 8 | 清水 康弘 | ART TASTE RACING | 14 | 6.300 | 11 |
| 9 | 6 | KEN ALEX | Buzz Racing | 14 | 8.590 | 12 |
| 10 | 60 | 熊谷 憲太 | LM corsa | 14 | 9.794 | 10 |
| 11 | 36 | オスカー・ブルツ | TOM'S | 14 | 10.268 | 5 |
| 12 | 30 | DRAGON | B-MAX ENGINEERING | 12 | 2Laps | 13 |
| 26 | 佐藤 凜太郎 | B-MAX ENGINEERING | 1 | 13Laps | 4 |
ドライバーズポイントランキング
(全18戦中6戦終了時)
| 順位 | ドライバー | チーム | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1 | 三井 優介 | DELiGHTWORKS RACING | 47 |
| 2 | エヴァン・ジルテール | B-MAX RACING TEAM | 45 |
| 3 | 梅垣 清 | TOM'S | 28 |
| 6 | オスカー・ブルツ | TOM'S | 7 |
| 8 | 三浦 柚貴 | TOM'S | 4 |
| 9 | 鈴木 斗輝哉 | TOM'S | 4 |
