2026年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第4大会(第10,11,12戦)岡山TGR-DCドライバーの梅垣が3戦全てで表彰台フィニッシュ

2026.06.23(火)- 11:00配信

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の第4大会(第10、11、12戦)が岡山国際サーキットで行われ、TGR-DC育成ドライバーの梅垣清(TOM'S)が第10戦と第12戦で2位、第11戦で3位表彰台を獲得しました。

TGR-DCドライバーの梅垣が3戦全てで表彰台フィニッシュ

 6月13日(土)と14日(日)の両日、岡山県・岡山国際サーキットで2026年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(SFL)の第4大会(第10戦、第11戦、第12戦)が開催されました。
 全6大会18戦で戦われている2026年のSFLシーズンは早くも折り返して後半戦に入りました。今季の同シリーズには、梅垣と鈴木斗輝哉(TOM'S)、オスカー・ブルツ(TOM'S)の3名がTGR-DC育成ドライバーとして参戦。梅垣は開幕大会で3戦表彰台を獲得したあと、前大会鈴鹿では3レース全てをポール・トゥ・ウィンで完全勝利。ドライバーランキング首位に浮上しました。鈴木は鈴鹿の第8戦で2位、第9戦で3位表彰台。ブルツも第8戦で初となる3位表彰台を獲得しており、更なる活躍に期待がかかりました。

予選

 13日(土)午前10時35分より、好天のもとで第10戦と第11戦の予選(各10分間)が行われました。
 第10戦の予選では、各車周回毎にタイムを削っていき、梅垣が6周目に1分21秒289と好タイムをマーク。しかし、トップには僅か0.059秒及ばず、最前列2番手グリッドとなりました。
 ブルツは1分21秒524をマークして2列目4番手。鈴木はタイムを伸ばすことが出来ず、8番手となりました。
 第11戦の予選では、梅垣が5周目に1分20秒台に入れると、6周目もタイムを更新。しかし、またしても0.073秒という僅差でポールポジションを逃すこととなり、2戦連続で最前列2番手グリッドとなりました。
 このセッションでは鈴木がタイムを伸ばして5番手。ブルツは7番手となりました。

第10戦決勝

 午後3時15分、気温が30度を超える暑さの中で今大会最長の25周で争われる第10戦決勝が開始されました。
 混乱もなく順当にスタートが切られると、各車大きな順位変動が無いまま周回を重ねていく展開に。2位の梅垣は首位の三井優介(DELiGHTWORKS RACING)に離されることなくついて行きましたが、レース後半に入るとその差はじりじりと開いていきました。
 トップ3の争いからはやや離される形で4位の単独走行となったブルツ、8位で追い上げを狙った鈴木も、追い抜きの難しいこの岡山ではポジションアップは叶わず、スタートポジションのままチェッカー。梅垣は2位で前大会から連続表彰台を獲得。ブルツが4位、鈴木は8位となりました。

第11戦決勝

 14日(日)は朝から空は雲に覆われ、やや涼しく過ごしやすい天候となりました。
 9時20分、18周で争われる第11戦決勝がスタートしました。
 2番手グリッドの梅垣はやや出遅れて3位へ後退。5番手グリッドの鈴木はスタートを決めて4位へと順位を上げました。7番手スタートのブルツは1コーナー立ち上がりでコースオフし8位へポジションダウン。
 ほとんどの車両が前日の第10戦に新品タイヤを投入したのに対し、このレースに新品タイヤを温存して投入した鈴木は梅垣の隙をうかがい、梅垣も鈴木を抑えながら前の車両を攻める、序盤から激しい三つ巴の2位争いが続きました。
 11周目、パイパーコーナーでブルツがコースオフしてストップし、セーフティカー(SC)が導入。16周目、残り3周でレースが再開されました。
 逆転を目指した鈴木は、最終コーナーでわずかにコースオフ。なんとかコースへは戻ったものの、5位へと順位を落としてしまいました。
 梅垣は最後まで前の車両を攻めましたが逆転には至らず、3位でチェッカー。鈴木は5位でフィニッシュしました。

第12戦決勝

 午後2時10分より今大会3レース目となる第12戦決勝(18周)が行われました。スターティンググリッドは第10戦の決勝結果で決定。梅垣が2番手、ブルツが4番手、鈴木は8番手からスタートを切りました。
 スタートを決めた梅垣でしたが抜くまでには至らず、首位の三井を追う展開に。ブルツはひとつポジションを落として5位、鈴木は1周目のヘアピンで前車に並ぶとその先のリボルバーコーナーでかわし、7位へとポジションアップ。
 梅垣は首位から離されることなくついていき、3位以降を引き離しての一騎打ちとなりました。3位以降は僅差で連なる形となりましたが、追い抜くまでには行かないレースが続きました。
 しかし、ファイナルラップで4位を争っていたブルツが前車と接触してスピン、すぐ後ろにいたアクシャイ・ボーラ(TOM'S)が避けきれずブルツと接触し、2台共にコース脇でストップ。
 梅垣は2位でチェッカー。今大会の3レース全てで表彰台を獲得しましたが、タイトルを争う三井が3連勝したため、ドライバーズランキングでは1ポイント差の2位となりました。
 鈴木は2台の接触により5位。ブルツはなんとかコースへ復帰し、9位でチェッカーを受けました。

梅垣 清(TOM'S #35)
オスカー・ブルツ(TOM'S #36)
鈴木 斗輝哉(TOM'S #38)

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第10戦 結果表

順位No.ドライバーチーム周回タイム/差予選予選タイム
1 3 三井 優介 DELiGHTWORKS RACING 25 34'53.103 1 1'21.230
2 35 梅垣 清 TOM'S 25 6.025 2 1'21.289
3 1 エヴァン・ジルテール B-MAX RACING TEAM 25 8.910 3 1'21.342
4 36 オスカー・ブルツ TOM'S 25 12.458 4 1'21.524
5 2 卜部 和久 DELiGHTWORKS RACING 25 27.792 5 1'21.534
6 37 アクシャイ・ボーラ TOM'S 25 28.724 7 1'21.861
7 50 新原 光太郎 B-MAX RACING TEAM 25 29.167 6 1'21.559
8 38 鈴木 斗輝哉 TOM'S 25 30.417 8 1'22.007
9 6 KEN ALEX Buzz Racing 25 58.017 9 1'22.819
10 30 DRAGON B-MAX ENGINEERING 25 1'01.237 10 1'23.131

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第11戦 結果表

順位No.ドライバーチーム周回タイム/差予選予選タイム
1 3 三井 優介 DELiGHTWORKS RACING 18 27'50.246 1 1'20.747
2 2 卜部 和久 DELiGHTWORKS RACING 18 1.630 4 1'21.198
3 35 梅垣 清 TOM'S 18 2.331 2 1'20.820
4 50 新原 光太郎 B-MAX RACING TEAM 18 3.778 3 1'21.145
5 38 鈴木 斗輝哉 TOM'S 18 5.134 5 1'21.355
6 1 エヴァン・ジルテール B-MAX RACING TEAM 18 6.042 6 1'21.367
7 37 アクシャイ・ボーラ TOM'S 18 6.471 8 1'21.729
8 6 KEN ALEX Buzz Racing 18 13.353 9 1'22.527
9 30 DRAGON B-MAX ENGINEERING 18 14.843 10 1'23.161
36 オスカー・ブルツ TOM'S 10 8 Laps 7 1'21.591

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第12戦 結果表

順位No.ドライバーチーム周回タイム/差グリッド
1 3 三井 優介 DELiGHTWORKS RACING 18 25'03.293 1
2 35 梅垣 清 TOM'S 18 1.104 2
3 1 エヴァン・ジルテール B-MAX RACING TEAM 18 9.244 3
4 2 卜部 和久 DELiGHTWORKS RACING 18 11.941 5
5 38 鈴木 斗輝哉 TOM'S 18 14.275 8
6 50 新原 光太郎 B-MAX RACING TEAM 18 15.396 7
7 6 KEN ALEX Buzz Racing 18 46.796 9
8 30 DRAGON B-MAX ENGINEERING 18 58.638 10
9 36 オスカー・ブルツ TOM'S 18 1'29.573 4
10 37 アクシャイ・ボーラ TOM'S 17 1 Lap 6

ドライバーズポイントランキング
(全18戦中12戦終了時)

順位ドライバーチームポイント
1 三井 優介 DELiGHTWORKS RACING 80
2 梅垣 清 TOM'S 79
3 エヴァン・ジルテール B-MAX RACING TEAM 63
6 鈴木 斗輝哉 TOM'S 20
7 オスカー・ブルツ TOM'S 18
10 三浦 柚貴 TOM'S 4