2026年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第6大会(第16,17,18戦)もてぎTGR-DCドライバーの梅垣清が第17戦で3位表彰台
梅垣と鈴木斗輝哉は今シーズン3勝を挙げてランキング3、4位

2026.09.16(水)- 17:00配信

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の今季最終大会となる第6大会(第16、17、18戦)がモビリティリゾートもてぎで行われ、TGR-DC育成ドライバーの梅垣清(TOM'S)が第17戦で3位表彰台を獲得。参戦初年度ながら3勝を挙げた梅垣はランキング3位、同じく初年度で3勝を挙げた鈴木斗輝哉(TOM'S)は同4位でシーズンを終えました。

TGR-DCドライバーの梅垣清が第17戦で3位表彰台 梅垣と鈴木斗輝哉は今シーズン3勝を挙げてランキング3、4位

 9月12日(土)と13日(日)の両日、栃木県・モビリティリゾートもてぎで2026年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(SFL)の第6大会(第16戦、第17戦、第18戦)が開催されました。
 前大会SUGOから2週間のインターバルを経て、2026年のSFLシーズンは最終戦を迎えました。今季の同シリーズには、梅垣と鈴木、オスカー・ブルツ(TOM'S)の3名がTGR-DC育成ドライバーとして参戦。梅垣は開幕大会で3戦全て表彰台、第3大会鈴鹿では初勝利から3連勝、第4大会岡山でも3戦全て表彰台を獲得するなどの速さを見せ、参戦初年度ながら首位と3.5点差のランキング2位につけており、逆転タイトル獲得の可能性を残してこの最終戦に臨むこととなりました。

予選

 12日(土)午前10時20分より、第16戦と第17戦の予選(各10分間)が行われました。前日までの専有走行は主にウェットコンディションでしたが、この日は朝に霧雨があったものの予選までには止み、曇り空、路面はほぼドライコンディションの中、グリッドを決める予選アタックが繰り広げられました。
 第16戦の予選では、上位7台が0.3秒ほどの差を争う接戦となりました。鈴木が4周目にその時点の2番手タイムをマーク。翌周も僅かにタイムを更新しましたが、ライバル勢がこれを上回り、鈴木は4番手。梅垣が6番手、ブルツは11番手に終わりました。
 10分間のインターバルを挟んで開始された第17戦の予選では、梅垣が4周目に早くも第16戦のタイムを上回り2番手に浮上。ラストラップの6周目でさらにタイムを更新しましたが、ポールポジションには届かず。それでも最前列2番手を獲得しました。鈴木は5番手、ブルツは10番手となりました。

第16戦決勝

 予選の後、午後3時15分より今大会最長の19周で争われる第16戦の決勝が開始されました。空には厚い雲がかかっていたもののドライコンディション。
 2列目4番手グリッドからスタートした鈴木は好ダッシュで3位の車両に並びかけるも抜くまでには至らず。続く3-4コーナーでインをつき3位に浮上するも、その後の5コーナーの攻防で行き場を失い、アウト側コースサイドに僅かにはみ出て後続の先行を許し、6位へと後退してしまいました。6番手グリッドの梅垣もスタートで出遅れ8位へとポジションダウン。
 中盤は4位から8位までが縦列となって僅差の争いが続き、鈴木、梅垣ともにコンマ5秒ほどの差で前車についていきポジションアップのチャンスを伺いますが、抜くまでには至らず。結局そのままのポジションでチェッカーとなり、鈴木は6位、梅垣は8位。ブルツは11位でフィニッシュしました。

第17戦決勝

 13日(日)朝9時20分より、14周で争われる第17戦の決勝が開始されました。僅かに霧雨を感じる天候で、路面はライン上こそ乾いているもののそれ以外はやや湿っているコンディションの中、全車ドライタイヤを装着し、レースがスタートしました。
 最前列2番手グリッドから逆転タイトルを目指す梅垣でしたが、グリッド偶数列側はやや路面が湿っていたことも影響し、梅垣はスタートで加速が伸びず3位に後退。逆に5番手グリッドの鈴木が4位へポジションを上げました。
 後方では、接触してスピンした車両に後続が突っ込む多重クラッシュが発生。1周目からセーフティカー(SC)が導入されました。
 レースは5周目に再スタート。再スタート直後の1コーナーでは、4位の鈴木が前を行く梅垣のインを伺いましたが抜くまでには至らず。梅垣はその後もコンマ5秒ほどの差で追走を続けましたが逆転は叶わず、3位でチェッカー。タイトル争いはライバルが優勝したことで、最終戦を待たずにこのレースで決着することとなり、梅垣のタイトル獲得はなりませんでした。
 鈴木が4位、ブルツは後半順位を上げ7位でフィニッシュしました。

第18戦決勝

 第17戦決勝の後、曇り空、ドライコンディションの中、午後3時20分より、今季最後のレースとなる第18戦の決勝が開始されました。スターティンググリッドは第16戦決勝結果により決定され、鈴木が6番手、梅垣は8番手、ブルツが11番手からスタートしました。
 6番手スタートの鈴木は、1周目から激しく前車を攻め、ヘアピンでインをついて5位へと浮上。梅垣も7位へとひとつ順位を上げました。
 鈴木は表彰台を目指し猛追を続けましたが、追い抜きの難しいもてぎで逆転はならず、5位でチェッカー。梅垣は7位、ブルツが9位でフィニッシュしました。
 2026年シーズンのSFLに参戦したTGR-DC育成ドライバーは、3人ともにデビューイヤーながら、梅垣と鈴木はそれぞれ3勝ずつを上げ、ランキングは3位と4位。ブルツはランキング8位でシーズンを終えることとなりました。なお、3人が所属するTOM'Sはチームチャンピオンを獲得しました。

梅垣 清(TOM'S #35)
オスカー・ブルツ(TOM'S #36)
鈴木 斗輝哉(TOM'S #38)

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第16戦 結果表

順位No.ドライバーチーム周回タイム/差予選予選タイム
1 1 エヴァン・ジルテール B-MAX RACING TEAM 19 33'02.194 1 1'42.983
2 37 アクシャイ・ボーラ TOM'S 19 8.988 2 1'43.093
3 50 新原 光太郎 B-MAX RACING TEAM 19 10.194 3 1'43.101
4 2 卜部 和久 DELiGHTWORKS RACING 19 19.823 5 1'43.244
5 3 三井 優介 DELiGHTWORKS RACING 19 20.217 7 1'43.313
6 38 鈴木 斗輝哉 TOM'S 19 21.149 4 1'43.212
7 26 佐藤 凜太郎 B-MAX ENGINEERING 19 23.250 8 1'43.456
8 35 梅垣 清 TOM'S 19 23.767 6 1'43.295
9 51 岡本 大地 Buzz Racing 19 25.069 10 1'43.886
10 60 熊谷 憲太 LM corsa 19 26.767 9 1'43.731
11 36 オスカー・ブルツ TOM'S 19 28.021 11 1'44.194
12 6 KEN ALEX Buzz Racing 19 56.300 12 1'44.748
13 8 清水 康弘 ART TASTE RACING 19 1'00.327 13 1'45.382
14 30 DRAGON B-MAX ENGINEERING 18 1Lap 14 1'45.727

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第17戦 結果表

順位No.ドライバーチーム周回タイム/差予選予選タイム
1 1 エヴァン・ジルテール B-MAX RACING TEAM 14 27'15.030 1 1'42.814
2 50 新原 光太郎 B-MAX RACING TEAM 14 3.559 3 1'43.105
3 35 梅垣 清 TOM'S 14 4.132 2 1'43.004
4 38 鈴木 斗輝哉 TOM'S 14 5.371 5 1'43.134
5 2 卜部 和久 DELiGHTWORKS RACING 14 7.248 4 1'43.117
6 3 三井 優介 DELiGHTWORKS RACING 14 9.300 7 1'43.235
7 36 オスカー・ブルツ TOM'S 14 11.781 10 1'43.683
8 60 熊谷 憲太 LM corsa 14 13.910 9 1'43.577
9 8 清水 康弘 ART TASTE RACING 14 31.811 13 1'45.085
10 30 DRAGON B-MAX ENGINEERING 14 36.279 14 1'45.815
37 アクシャイ・ボーラ TOM'S 0 6 1'43.136
26 佐藤 凜太郎 B-MAX ENGINEERING 0 8 1'43.355
51 岡本 大地 Buzz Racing 0 11 1'43.788
6 KEN ALEX Buzz Racing 0 12 1'44.786

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第18戦 結果表

順位No.ドライバーチーム周回タイム/差グリッド
1 1 エヴァン・ジルテール B-MAX RACING TEAM 14 24'24.207 1
2 3 三井 優介 DELiGHTWORKS RACING 14 5.913 5
3 37 アクシャイ・ボーラ TOM'S 14 9.932 2
4 2 卜部 和久 DELiGHTWORKS RACING 14 10.024 4
5 38 鈴木 斗輝哉 TOM'S 14 12.461 6
6 50 新原 光太郎 B-MAX RACING TEAM 14 13.155 3
7 35 梅垣 清 TOM'S 14 14.053 8
8 26 佐藤 凜太郎 B-MAX ENGINEERING 14 17.796 7
9 36 オスカー・ブルツ TOM'S 14 18.430 11
10 60 熊谷 憲太 LM corsa 14 19.746 10
11 51 岡本 大地 Buzz Racing 14 21.718 9
12 6 KEN ALEX Buzz Racing 14 45.731 12
13 8 清水 康弘 ART TASTE RACING 14 49.445 13
14 30 DRAGON B-MAX ENGINEERING 14 1'18.045 14

ドライバーズポイントランキング
(シーズン全18戦終了時)

順位ドライバーチームポイント
1 エヴァン・ジルテール B-MAX RACING TEAM 110.5
2 三井 優介 DELiGHTWORKS RACING 95.5
3 梅垣 清 TOM'S 87
4 鈴木 斗輝哉 TOM'S 53
8 オスカー・ブルツ TOM'S 19.5
10 三浦 柚貴 TOM'S 4