第90回目という記念すべき大会となった今年は、ル・マン市街地中心部に位置するリパブリック広場で行われる、恒例の公開車検を3年ぶりに実施。途中、軽い雨がぱらつく場面もあったものの、時には暑さを感じるほどで総じて好天に恵まれ、ドライバーやレース車両を身近に見られる絶好の機会に、待ち望んでいた多くの観客が広場を埋め尽くしました。

　目下4連勝中で最大の注目を集める、TOYOTA GAZOO Racingの2台のGR010 HYBRIDは4日（土）の午後に登場。昨年、念願の初勝利を飾った７号車の小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス、また8号車のブレンドン・ハートレー、平川亮がトークショーで今年のル・マン24時間へ向けた抱負を語りました。その後、広場の中心に2台のGR010 HYBRIDを並べ、恒例のチーム記念撮影を行った後、集まった多くのファンの皆様とサインや記念撮影などを楽しみ、5連覇へ向け健闘を誓いました。

　今年のル・マン24時間レースは、明日5日（日）に公道区間を封鎖して唯一の走行機会となるテストデーを経て、8日（水）から本格的なレースウィークとしての走行が開始されます。