TOYOTA GAZOO Racing WECチームのドライバー兼チーム代表の小林可夢偉が、3月24日(日)テキサス州オースティンにあるサーキット・オブ・ジ・アメリカで行われるNASCARカップ・シリーズに、23XI チームの3台目として、Mobil 1 50周年記念カラーの#50 Mobil 1 トヨタ・カムリ XSEで参戦します。小林にとっては昨年8月のインディアナポリス・モーター・スピードウェイ以来2度目のNASCARカップ・シリーズ挑戦となります。
なお、レースが開催されるサーキット・オブ・ジ・アメリカは2012年10月にオープンしたサーキットで、小林はこれまでF1で1回(12年)、WECで4回(13年、16年、17年、19-20年)の5回出走しており、16年にはTOYOTA GAZOO Racing 7号車のドライバーとして3位表彰台を獲得しています。
サーキット・オブ・ジ・アメリカで行われるNASCARカップ・シリーズの決勝は3月24日(日)現地時間14時30分(日本時間25日4時30分)にスタートが切られます。
小林可夢偉
「NASCARに2024年もスポット参戦ではありますが出場させてもらえることになりました。このチャンスを作ってくださったモリゾウさんをはじめ、TRD-USAと北米トヨタ、そしてTOYOTA GAZOO Racingのみなさまに本当に感謝しています。
昨年夏に初めてNASCARに参戦させていただいたことで色々な学びがありました。たとえば、これからのモータースポーツをもっとグローバルな視野で考えることができるようになったり、またレーシングドライバーの可能性、特に将来日本人がNASCARで活躍するためには、どんなドライバーの支援方法がいいのかなども考える機会になっています。そして今年もTGRはNASCARへのチャンレンジを続けていくということで、僕がチャンスをいただけました。本当に感謝しています。
NASCARのレースは、非常に練習時間が短いのが特徴です。土曜日は25分の練習走行の後すぐに予選、そして日曜日にレースという、本当に短い準備期間しかないのですが、その中でも自分自身ドライバーとして、前回の参戦で学んだことをしっかり活かして、少しでも上位で結果を残せるように頑張ります。
僕としては、やっぱりこのNASCARは、ドライバーのひとつの目標でもあると思っています。そういった部分もしっかりみなさまに伝えられるように今回のオースティンのレースを戦いたいと思います。応援よろしくお願いします」