TOYOTA GAZOO Racing（TGR）は、来週末行われるル・マン24時間レースでマイク・コンウェイが欠場すると発表しました。

　小林可夢偉、ニック・デ・フリースと共にGR010 HYBRID 7号車をドライブしてル・マン24時間レースを戦う予定だったコンウェイは、6日（木）、サイクリング中の事故で鎖骨と肋骨を骨折しました。幸いにも命には別状はありませんが、残念ながらル・マン24時間レースは欠場することとなります。

　TGRはこのような状況におけるコンウェイの非常に残念な気持ちを理解しており、彼が完全に回復するまで、全力でサポートしていきます。TGRのファミリーとして2014年から活躍してきたコンウェイの一日も早い復帰をチーム一同、心から祈っています。

　負傷したコンウェイの代役ドライバーには、コンウェイの親友であり、2017年から2023年までTGRでチームメイトとして戦ってきたホセ・マリア・ロペスが就きます。ロペスは9日（日）のテストデーからGR010 HYBRID 7号車に復帰することとなります。

　TGRで2度にわたり世界チャンピオンを獲得し、2021年には小林、コンウェイと共にル・マン24時間レースも制しているロペスは、今年のル・マン24時間レースにLEXUS RC F GT3で出場の予定でした。TGRはロペスのLMGT3における契約がある中で、参戦を許諾してくれたアコーディスASPチームに感謝しています。

　コンウェイはすぐにTGRの医療スタッフの監督の下で、集中的なリハビリプログラムを開始し、FIA世界耐久選手権（WEC）シリーズにできる限り早く復帰することを目指します。

　2024年WEC第4戦、第92回ル・マン24時間レースは6月15日（土）から16日（日）にかけて行われます。