この2日間にわたった公開車検には、例年通り多くの観客が訪れ、大きな盛り上がりを見せました。TGRの2台のGR010 HYBRIDは、7日（土）の正午過ぎに登場。車検場に設けられた特設ステージで行われるトークイベントに、7号車の小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ニック・デ・フリース、そして8号車のセバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮の6名が登壇し、今大会での健闘を誓った後、恒例のチーム記念撮影を行いました。集まった多くのファンの皆様との交流を楽しみ、その後、ル・マン市内の公道でハイパーカー、LMP2やGT車両によるパレードランが行われました。GR010 HYBRID 7号車がこのイベントで走行し、沿道を埋め尽くした大観衆の前にその姿を披露しました。

　公開車検を終え、翌8日（日）にはテストデーが始まります。このテストデーは、公道区間を封鎖したル・マンのフルコースを走ることができる今大会最初の貴重な機会となります。ル・マン24時間の公式走行は11日（水）に始まり、練習走行と予選を経て、12日（木）には2回のハイパーポールが行われます。そして、14日（土）現地時間午後4時（日本時間午後11時）に24時間レースのスタートが切られます。