WRC 第10戦 ラリー・ドイチェランド デイ4
ポジションアップに成功したハンニネンが4位でフィニッシュ
ラトバラは7位、ラッピは21位で完走を果たす
2017.08.21(月)- 00:10配信
8月20日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦ラリー・ドイチェランドの最終日となる競技4日目、デイ4がドイツ西部のボスタルジーを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が総合4位、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合7位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)が総合21位でフィニッシュした。
- #11号車(ユホ・ハンニネン、カイ・リンドストローム)
ラリー・ドイチェランドの競技最終日は、2本のステージを各2回走行する計4SSで、その合計距離は51.95km。4位の選手と4・2秒差の5位でデイ4をスタートしたハンニネンは、ポジションアップを実現すべくオープニングステージのSS18で全開アタックを敢行しベストタイムを記録。狙いどおり4位浮上を果たし、ターマックラリーでの自己ベストとなる総合4位でフィニッシュした。また、SS19ではラッピがベストタイム、ラトバラがセカンドベストタイムを刻み、ヤリスWRCは今大会5本目となるSS最速タイムを刻んだ。そして、ボーナスの選手権ポイントがかかるパワーステージに指定された最終SSでは、ラッピが1位と0.2秒差の2番手タイムを、ラトバラが3番手タイムをマークし、それぞれボーナスポイントの獲得に成功。ラトバラは総合7位で、ラッピは総合21位で完走を果たした。今回のラリーではヤリスWRCのターマックにおける競争力向上がタイムで証明され、チームはポジティブな形でラリーを締めくくった。
#10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
#11号車(ユホ・ハンニネン、カイ・リンドストローム)
#12号車(エサペッカ・ラッピ、ヤンネ・フェルム)
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