WRC 第11戦ラリー・ニュージーランド デイ2 美しく、チャレンジングなグラベルステージで僅差の首位争いが繰り広げられ、
GR YARIS Rally1 HYBRIDが総合2、3、4位につける。

2022.9.30(金)- 19:15配信

9月30日(金)、2022年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦「ラリー・ニュージーランド」の競技2日目デイ2がオークランドのサービスパークを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)が総合2位に、セバスチャン・オジエ/ベンジャミン・ヴェイラス組(1号車)が総合3位に、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(69号車)が総合4位に、それぞれ順位を上げました。また、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team Next Generationから出場の勝田貴元は、総合8位につけています。

33号車(エルフィン・エバンス、スコット・マーティン)
33号車(エルフィン・エバンス、スコット・マーティン)

オークランド郊外にある公園内のターマック(舗装路)ステージで木曜日の夜に開幕したラリー・ニュージーランドは、金曜日から本格的なグラベル(未舗装路)ステージがスタート。サービスパークから南に約120km離れたハミルトンの西側エリアで、3本のステージをミッドデイサービスを挟むことなく各2回走りました。6本のステージの合計距離は158.56kmと、今大会の全ステージ距離の半分以上を一日で走行。今シーズンのWRCで最長のデイとなりました。ステージの周辺では夜中から断続的に雨が降り続いたため、路面は全体的に湿り気を帯び、一部路面はかなり濡れた状態に。ステージ開始後も雨は降ったり止んだりを繰り返し、一日を通して不安定な天気でした。

デイ1で総合5位につけたエバンスは、デイ2の2本目、今大会最長となる31.48kmのSS3「テ・アカウ・サウス1」でベストタイムを記録し、総合3位に順位を上げました。そして、午後の再走ステージの1本目、SS5「ワンガ・コースト2」では2番手タイムで総合2位にポジションアップ。そのステージでは、オジエがエバンスより8.4秒速いベストタイムを刻み、総合5位から一気に首位に。GR Yaris Rally1 HYBRIDの1-2体制は続くSS6でも保たれましたが、SS6でリヤウイングを破損したオジエは、デイ2最終のSS7でやや遅れをとり、総合3位に後退。一方、エバンスは首位オィット・タナックと僅か0.2秒差の総合2位でデイ2を走りきりました。

ドライバー選手権首位のロバンペラは、出走順トップでステージを走行。路面が乾いていて滑りやすいセクションでは、砂利を掃き飛ばしながら走るなど不利な条件での戦いとなりましたが、それでも午後の2本目、SS6ではベストタイムを記録。総合3位のオジエと0.5秒差、首位と7.2秒差の総合4位で、今大会もっとも長く、チャレンジングな一日を走破しました。

<<ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)>>
トップ4に3台が入り、全員が優勝争いに加わる機会を得たのですから、今日の我々のクルマとドライバーのパフォーマンスには満足しています。ドライバーたちも戦いを楽しんでいるようですし、今日のような大切な一日に、そのようないい戦いができて本当に良かったと思います。天候は非常に厳しく、週末にかけて同じような状態が続くようです。ドライバーにとってはあまり良い状況ではないかもしれませんが、その分ライバルに差をつけるチャンスでもありますし、明日は大きなタイム差がつくかもしれません。できれば、それが自分たちの助けになってくれることを期待しています。

<<セバスチャン・オジエ (GR YARIS Rally1 HYBRID 1号車)>>
全体的に良い一日でした。運転を楽しむことができましたし、集中力と自信が必要とされる、このようなハイスピードなラリーでWRCに復帰したことを考えれば、ペースは悪くなかったと思います。今朝の最初のステージは走りのリズムが良く、その再走ステージでも非常に良い走りができました。その次のステージでは激しい雨が降り、ライバルに差をつけられないようにするためには、ある程度リスクを冒さなければならないと思いながら走ったところ、コーナリングラインが少しワイドになってしまいました。残念ながら、その時にリヤウイングを木の枝で破損してしまい、リヤウイングがない状態で最終ステージを走るのはかなり大変でした。それでも、まだ優勝争いに加わることができていることに満足しています。

<<エルフィン・エバンス (GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)>>
今日は概ね満足しています。長いステージが多かったですが、楽しい一日でした。難しいコンディションのところもあれば、グリップが非常に高いところもあり、路面変化の大きい一日でした。出走順の違いによって路面コンディションが良くなったり悪くなったりして、私たちも一時雨に降られましたが、最後までいい戦いができたので良かったです。明日は通常ならばよりハイスピードなステージなので、難しい一日になりそうですが、楽しみにしています。

<<カッレ・ロバンペラ (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車)>>
長い一日でしたが、いい順位で走り切ることができたので良かったです。今朝、雨が降ったのは良かったですが、それでも最初のステージの路面にはルーズグラベルが少し残っていました。その他の2本のステージに関してはグリップが高く、運転を楽しむことができました。午後一本目のワンガ・コーストのステージは路面が乾いてきていたので、再走ステージではあっても路面にはルーズグラベルが多くありました。その次のステージは雨が多く降り、路面には泥が多くありましたが、そのようなトリッキーなコンディションでも一生懸命攻め、少しタイムを挽回することができました。依然として首位に近い順位につけているので、満足するべきでしょう。今日は天気が少し味方してくれたので、明日もそうなってくれることを願っています。

<<ラリー・ニュージーランド デイ2の結果>>
1 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (ヒョンデ i20 N Rally1 HYBRID) 1h36m48.6s
2 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +0.2s
3 セバスチャン・オジエ/ベンジャミン・ヴェイラス (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +6.7s
4 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +7.2s
5 ガス・グリーンスミス/ヨナス・アンダーソン (フォード Puma Rally1 HYBRID) +43.8s
6 ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ (ヒョンデ i20 N Rally1 HYBRID) +45.6s
7 オリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソン (ヒョンデ i20 N Rally1 HYBRID) +1m28.3s
8 勝田 貴元/アーロン・ジョンストン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +1m42.0s
9 ヘイデン・パッドン/ジョン・ケナード (ヒョンデ i20 N Rally2) +5m07.0s
10 ロレンツォ・ベルテリ/ロレンツォ・グラナリ (フォード Puma Rally1 HYBRID) +5m41.4s
(現地時間9月30日19時30分時点のリザルトです。最新リザルトはwww.wrc.comをご確認下さい。)

<<明日のステージ情報>>
競技3日目となる10月1日(土)のデイ3は、サービスパークの北側エリアが舞台に。「カイパラ・ヒルズ」「プホイ」「コモコリキ」という3本のステージを、ミッドデイサービスを挟んで各2回走行します。そのうち、デイ3最長となる22.5kmのプホイは2012年大会でも使われましたが、他の2本はWRCでは25年以上使われていなかったステージです。6本のステージの合計距離は88.28km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は539.92kmとなります。

1号車(セバスチャン・オジエ、ベンジャミン・ヴェイラス)
1号車(セバスチャン・オジエ、ベンジャミン・ヴェイラス)
69号車(カッレ・ロバンペラ、ヨンネ・ハルットゥネン)
69号車(カッレ・ロバンペラ、ヨンネ・ハルットゥネン)
セバスチャン・オジエ
セバスチャン・オジエ
69号車(カッレ・ロバンペラ、ヨンネ・ハルットゥネン)
69号車(カッレ・ロバンペラ、ヨンネ・ハルットゥネン)

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