WRC 第2戦 ラリー・スウェーデン デイ1 ラリー・スウェーデンが開幕、地元のソルベルグがトップに立ち
エバンスが総合2位、勝田が総合3位、パヤリが総合4位につける

2026.2.13(金)- 06:30配信

2月12日(木)、2026年FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンが開幕。デイ1として、スウェーデン北部の都市「ウーメオー」でナイトステージが1本行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(TGR-WRT)のオリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソン組(GR YARIS Rally1 99号車)が首位に立ち、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)が総合2位に、勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(18号車)が総合3位に、TGR-WRT2からのエントリーとなるサミ・パヤリ/マルコ・サルミネン組(5号車)が総合4位につけました。

99号車(オリバー・ソルベルグ、エリオット・エドモンドソン)
99号車(オリバー・ソルベルグ、エリオット・エドモンドソン)

シーズン唯一の「フルスノーラリー」であるラリー・スウェーデンは、今年もスウェーデン北部の都市ウーメオーにサービスが置かれ、その周辺に広がる森林地帯のスノーロードが戦いの舞台に。競技初日となる12日の木曜日は、まず朝から昼すぎにかけてシェイクダウンが行なわれました。ウーメオー中心部の川沿いに設けられた全長3.44kmのシェイクダウンステージではパヤリが1回目、勝田が2回目、エバンスが3回目の走行時にそれぞれ各回の最速タイムを記録。他のドライバーがさらに走行を重ねた後、エバンスは3番手タイのタイムでシェイクダウンを終えました。

その後、日没後の午後7時過ぎから、サービスパークから北に約5km離れたエリアでオープニングステージ「ウーメオー1」がスタート。森林地帯の道と、多くの観客が集まる屋外の特設会場「レッドバーンアリーナ」によって構成される10.23kmのステージでは、選手権リーダーとして出走順1番手でスタートしたソルベルグが、2番手タイムのエバンスに3.8秒差をつけるベストタイムで首位に。総合2位エバンスと0.6秒差で勝田が総合3位に、勝田と1.2秒差でパヤリが総合4位につけ、TGR-WRTの4クルーがトップ4を占めました。また、チームのカスタマープログラムによりGR YARIS Rally1(37号車)で出場のロレンツォ・ベルテリ/シモーネ・スカットリン組は、総合10位で初日を終えました。

<<ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)>>
ラリー・スウェーデンに出場することができて素晴らしい気分です。このラリーは常に私のお気に入りのイベントの一つですし、我々のドライバーも全員がこのラリーを心から楽しんでいます。最初のステージは私たちにとって良いスタートになりましたが、競争は激しく、ラリー・モンテカルロでの結果を再現するのは難しいでしょう。オリバーにとって最大の課題は明日、出走順一番手でステージに臨むことです。1回目ののループは問題ないかもしれませんが、2 回目のループでは走行ラインが狭くなり、グリップも低下する可能性があるため、非常に重要になります。しかし我々のドライバーは全員調子が良く、戦う気満々です。

<<エルフィン・エバンス (GR YARIS Rally1 33号車)>>
最初のステージは、少し保守的なスタートになってしまったかもしれません。グリップは予想以上に高く、それを十分に活用することができなかったので、明日に向けて改善に取り組むつもりです。今年もステージのコンディションは良さそうです。レッキ中に少し新雪が降ったので、明日は難しい状況になるかもしれませんが、様子を見ながら、いつものようにベストを尽くすつもりです。

<<オリバー・ソルベルグ (GR YARIS Rally1 99号車)>>
たくさんの応援を受けながら母国スウェーデンでラリーをスタートすることができるなんて、本当に特別な気分です。暗闇の中で行われた最初のステージは楽しく、かなりテクニカルで小さなミスをしやすかったのですが、良いスタートを切ることができました。全体的に路面とコンディションは素晴らしく、本格的なウィンターラリーになりそうです。出走順トップでステージを走行する明日は、路面にルーズスノーが拡がっているかもしれませんが、自分たちのベストを尽くします。

<<勝田 貴元 (GR YARIS Rally1 18号車)>>
この最初のステージは毎回トリッキーです。最初から全力で攻める必要がありますが、小さなミスで多くのタイムを失ってしまう可能性もあります。昨年と同じようにグリップが徐々に低下していくようにも感じられましたが、明日はより重要な一日になるでしょう。今年のステージは積雪量が例年よりも少ないですが、氷のベースはしっかりとできています。ステージ自体はほぼ同じですが、雪壁がやや小さいため道幅が広く感じられるなど、印象はかなり異なります。それでも、楽しみにしていますし、ベストを尽くします。

<<サミ・パヤリ (GR YARIS Rally1 5号車)>>
最初のステージは完璧ではありませんでしたが、常に特別なキャラクターのステージなので、明日もプッシュし続けます。今年はステージの雪の量が少し少ないですが、それでもアイスの状態は良く、本格的なウィンターラリーと言えます。シェイクダウンの最初の走行で最速タイムを記録することができたのは嬉しかったですし、クルマのフィーリングも非常に良好です。ベストを尽くして戦い、表彰台に立てるように頑張ります。

<<ラリー・スウェーデン デイ1の結果>>
1 オリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソン (トヨタ GR YARIS Rally1) 5m53.1s
2 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (トヨタ GR YARIS Rally1) +3.8s
3 勝田 貴元/アーロン・ジョンストン (トヨタ GR YARIS Rally1) +4.4s
4 サミ・パヤリ/マルコ・サルミネン (トヨタ GR YARIS Rally1) +5.6s
5 ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ (ヒョンデ i20 N Rally1) +6.7s
6 アドリアン・フォルモー/アレクサンドレ・コリア (ヒョンデ i20 N Rally1) +7.9s
7 エサペッカ・ラッピ/エンニ・マルコネン (ヒョンデ i20 N Rally1) +9.1s
8 ジョシュ・マッカーリーン/オーエン・トレーシー (フォード Puma Rally1) +15.7s
9 マールティンシュ・セスクス/レナールス・フランシス (フォード Puma Rally1) +18.2s
10 ロレンツォ・ベルテリ/シモーネ・スカットリン (トヨタ GR YARIS Rally1) +26.1s
(現地時間2月12日20時30分時点のリザルトです。最新リザルトはwww.wrc.comをご確認下さい。)

<<明日のステージ情報>>
競技2日目となる2月13日(金)のデイ2は、森林地帯での一日を通しての戦いがスタート。ウーメオーの北側エリアで3本のステージを、ミッドデイサービスを挟んで各2回走行します。そのうち、全長27.55km のSS2/5「ビグシリウム」は今大会最長のステージとなります。そして、一日の最後にはウーメオー1のショートバージョンである、全長5.7kmの「ウーメオー・スプリント1」がSS8として行われます。デイ2の7本のステージの合計距離は124.88kmと長く、4日間で最長の一日となります。

33号車(エルフィン・エバンス、スコット・マーティン)
33号車(エルフィン・エバンス、スコット・マーティン)
オリバー・ソルベルグ
オリバー・ソルベルグ
18号車(勝田 貴元、アーロン・ジョンストン)
18号車(勝田 貴元、アーロン・ジョンストン)
5号車(サミ・パヤリ、マルコ・サルミネン)
5号車(サミ・パヤリ、マルコ・サルミネン)
37号車(ロレンツォ・ベルテリ、シモーネ・スカットリン)
37号車(ロレンツォ・ベルテリ、シモーネ・スカットリン)

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