2023 Rd.7 SAFARI RALLY KENYA

WRC 2023年第7戦サファリ・ラリー・ケニア

2021年、19年ぶりにWRCのシリーズに復帰した、
長い伝統を誇るアフリカの伝説的グラベルラリー。

1953年に東アフリカで初開催されたこのラリーは、現在のケニア、タンザニア、ウガンダといった国々をまたぎ、約5000kmを走行する壮大なスケールのラリーだった。現在のWRCのように完全にクローズされたスペシャルステージ（SS）ではなく、コンペティティブセクション（CS）と呼ばれる2000km程度の全開走行区間で勝負が行われる、アドベンチャー色の強い1戦だった。1973年のWRC創設初年度からシリーズに加わり独自の地位を築いていたが、2002年大会を最後にカレンダーから外れていた。しかし、2021年にWRCに復帰し、2023年はシーズン第7戦として開催される。

Google Map で見る

主舞台は見通しの良い平原の高速グラベルステージ

新生サファリ・ラリー・ケニアは、ケニアの首都ナイロビから約100km離れたナイバシャ湖にサービスパークが置かれ、その周辺のグラベルロード（未舗装路）が戦いの舞台となる。以前WRCが開催されていた時代よりも規模はコンパクトで、ステージも完全にクローズされているためサファリならではの特異性はなくなった。ステージは見通しの良い平原を走行する高速区間が多いが、石や岩が多いトリッキーな区間もある。また、雨が降ると路面は一気に泥状になりぬかるむ。TGRは2021年大会でセバスチャン・オジエが優勝、勝田貴元が総合2位を獲得しヤリスWRCが1-2フィニッシュを達成。2022年大会ではカッレ・ロバンペラが優勝、エルフィン・エバンスが総合2位、勝田が総合3位、オジエが総合4位と、GR YARIS Rally1 HYBRIDがトップ4を独占した。

大会基本情報

開催国：: ケニア
日程：: 6月21日（水）～25日（日）
サービスパーク：: ナイバシャ
路面：: グラベル
SS：: 19 （SSトータル距離：355.92km）
総走行距離：: 1,190.79km

開催国情報

首都：: ナイロビ
時差：: -6時間
人口：: 5,300万人（2021年：世銀）
言語：: スワヒリ語、英語

※最新情報は wrc.com をご覧ください。

アイテナリー

※最新情報は wrc.com をご覧ください。

		現地時間	日本時間	距離	ロケーション
Shakedown 6/21	シェイクダウン	10:01	6/21 16:01	5.4	Loldia

		現地時間	日本時間	距離	ロケーション
DAY1 6/22	SS1	14:05	6/22 20:05	4.84	Super Special Kasarani

		現地時間	日本時間	距離	ロケーション
DAY2 6/23	SS2	08:00	6/23 14:00	19.17	Loldia 1
	SS3	09:18	6/23 15:18	13.12	Geothermal 1
	SS4	10:11	6/23 16:11	30.62	Kedong 1
	SS5	13:09	6/23 19:09	19.17	Loldia 2
	SS6	14:27	6/23 20:27	13.12	Geothermal 2
	SS7	15:20	6/23 21:20	30.62	Kedong 2

		現地時間	日本時間	距離	ロケーション
DAY3 6/24	SS8	08:01	6/24 14:01	29.32	Soysambu 1
	SS9	09:05	6/24 15:05	15.08	Elmenteita 1
	SS10	10:03	6/24 16:03	31.04	Sleeping Warrior 1
	SS11	14:01	6/24 20:01	29.32	Soysambu 2
	SS12	15:05	6/24 21:05	15.08	Elmenteita 2
	SS13	16:03	6/24 22:03	31.04	Sleeping Warrior 2

		現地時間	日本時間	距離	ロケーション
DAY4 6/25	SS14	06:55	6/25 12:55	8.33	Malewa 1
	SS15	07:51	6/25 13:51	18.33	Oserian 1
	SS16	09:05	6/25 15:05	10.53	Hell's Gate 1
	SS17	11:12	6/25 17:12	8.33	Malewa 2
	SS18	12:08	6/25 18:08	18.33	Oserian 2
	SS19	14:15	6/25 20:15	10.53	Hell's Gate 2 - Wolf Power Stage