ACROPOLIS RALLY GREECE
WRC 2023年 第10戦 アクロポリス・ラリー・ギリシャ
2021年にWRCのシリーズに復帰した、長い歴史と伝統を誇るラフグラベルラリー
アクロポリス・ラリー・ギリシャは、1951年に初めて開催され、WRC創設初年度の1973年からシリーズに組み込まれてきた、長い歴史と伝統を誇るクラシック・イベントである。非常に人気が高いラリーで、ほぼ毎年のようにWRCとして開催されてきたが、2013年大会を最後にWRCのカレンダーから外れ、以降2018年までERC(ヨーロッパ・ラリー選手権)の1戦として行なわれていた。その後しばらく開催されなかったが、2021年久々にWRCに復帰。2023年大会は、前年と同じように首都アテネをスタートし、中央ギリシャのルートラキとラミアを中心に開催される。ステージの路面は全体的に石や岩が多い荒れたグラベル(未舗装路)で、タイヤやサスペンションにダメージを与えないような、クリーンな走りが求められる。
アクロポリスはかつて「カーブレイカー・ラリー」と呼ばれるなど、クルマにとって非常に過酷なラリーとして知られていた。未舗装路は非常に荒れており、気温もかなり上昇するため、スピードもさることながら、クルマを壊すことなく走り続ける技術も求められた。2021年大会に関しては主催者の努力によって道が整備され、路面のコンディションは比較的良好だったが、ラリーウィークに降った雨により湿っていたりぬかるんでいたステージも多くあった。非常にトリッキーなコンディションでの戦いはカッレ・ロバンペラが初出場ながら優勝。翌2022年は気温が40度近くまで達するなど、酷暑のラリーとなった。
大会基本情報
- 開催国:
- ギリシャ
- 日程:
- 9月7日(木)~10日(日)
- サービスパーク:
- ラミア
- 路面:
- グラベル
- SS:
- 15 (SSトータル距離:286.35 km)
- 総走行距離:
- 1,239.48 km
開催国情報
- 首都:
- アテネ
- 時差:
- -6時間
- 人口:
- アテネ(人口約300万人)
- 言語:
- 現代ギリシャ語
※最新情報は wrc.com をご覧ください。
アイテナリー
※最新情報は wrc.com をご覧ください。
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現地時間 日本時間 距離 ロケーション Shakedown
9/7シェイクダウン 08:01 9/7
14:013.62 - -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY1 9/7 SS1 19:05 9/8
01:051.48 Super Special Stage -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY2 9/8 SS2 08:23 9/8
14:2318.10 Loutraki 1 SS3 09:26 9/8
15:2616.43 Pissia SS4 12:19 9/8
18:1918.10 Loutraki 2 SS5 15:12 9/8
21:1221.03 Livadia SS6 16:45 9/8
22:4528.32 Elatia -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY3 9/9 SS7 07:08 9/9
13:0824.25 Pavliani 1 SS8 08:41 9/9
14:4128.49 Karoutes 1 SS9 11:05 9/9
17:0518.02 Eleftherohori 1 SS10 14:08 9/9
20:0824.25 Pavliani 2 SS11 15:41 9/9
21:4128.49 Karoutes 2 SS12 18:05 9/10
00:0518.02 Eleftherohori 2 -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY4 9/10 SS13 08:19 9/10
14:1923.37 Tarzan SS14 10:05 9/10
16:059.00 Grammeni 1 SS15 13:15 9/10
19:159.00 Grammeni 2 - WOLF Power Stage
過去の戦績
- 1位
- ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ
- 2位
- オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ
- 3位
- ダニ・ソルド/カンディド・カレーラ
- 15位
- カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン
- 22位
- エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム
- R
- エルフィン・エバンス/スコット・マーティン
- 1位
- カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン
- 2位
- オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ
- 3位
- セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア
- 6位
- エルフィン・エバンス/スコット・マーティン