2024 Rd.10 ACROPOLIS RALLY GREECE

WRC 2024年第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ

2021年にWRCのシリーズに復帰した、
長い歴史と伝統を誇るラフグラベルラリー

アクロポリス・ラリー・ギリシャは、1951年に初めて開催され、WRC創設初年度の1973年からシリーズに組み込まれてきた、長い歴史と伝統を誇るクラシック・イベントである。非常に人気が高いラリーで、ほぼ毎年のようにWRCとして開催されてきたが、2013年大会を最後にWRCのカレンダーから外れ、以降2018年までERC（ヨーロッパ・ラリー選手権）の1戦として行なわれていた。その後しばらく開催されなかったが、2021年久々にWRCに復帰。2024年大会は、引き続き中央ギリシャのルートラキと、サービスパークが置かれるラミアを中心に開催されるが、首都アテネでのステージはルートに含まれなくなった。ステージの路面は全体的に石や岩が多い荒れたグラベル（未舗装路）で、タイヤやサスペンションにダメージを与えないような、クリーンな走りが求められる。

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荒れた路面と高い気温がクルマに大きなストレスを与える

アクロポリスはかつて「カーブレイカー・ラリー」と呼ばれるなど、クルマにとって非常に過酷なラリーとして知られていた。未舗装路は非常に荒れており、気温もかなり上昇するため、スピードもさることながら、クルマを壊すことなく走り続ける技術も求められた。2021年大会に関しては主催者の努力によって道が整備され、路面のコンディションは比較的良好だったが、ラリーウィークに降った雨により湿っていたりぬかるんでいたステージも多くあった。非常にトリッキーなコンディションでの戦いは、カッレ・ロバンペラが初出場ながら優勝。ロバンペラはさらに、2023年大会でも勝利をおさめ、再び表彰台の中央に立った。

大会基本情報

開催国：: ギリシャ
日程：: 9月5日（木）～ 9月8日（日）
サービスパーク：: ラミア
路面：: グラベル
SS：: 15 （SSトータル距離：307.89 km）
総走行距離：: 1,235.17 km

開催国情報

首都：: アテネ
時差：: -6時間
人口：: 約1,046万人（2023年）
言語：: 現代ギリシャ語

※最新情報は wrc.com をご覧ください。

アイテナリー

※最新情報は wrc.com をご覧ください。

		現地時間	日本時間	距離	ロケーション
Shakedown 9/5	Shakedown	09:01	9/5 15:01	3.62	Shakedown

		現地時間	日本時間	距離	ロケーション
DAY1 9/6	SS1	07:58	9/6 13:58	22.47	Ano Pavliani 1
	SS2	09:09	9/6 15:09	21.67	Dafni 1
	SS3	11:17	9/6 17:17	23.37	Tarzan 1
	SS4	14:29	9/6 20:29	22.47	Ano Pavliani 2
	SS5	15:40	9/6 21:40	21.67	Dafni 2
	SS6	17:48	9/6 23:48	23.37	Tarzan 2

		現地時間	日本時間	距離	ロケーション
DAY2 9/7	SS7	08:16	9/7 14:16	28.67	Rengini
	SS8	10:37	9/7 16:37	20.95	Thiva
	SS9	13:05	9/7 19:05	25.87	Aghii Theodori 1
	SS10	15:46	9/7 21:46	12.9	Loutraki
	SS11	17:05	9/7 23:05	25.87	Aghii Theodori 2
	SS12	21:05	9/8 03:05	1.97	EKO SSS

		現地時間	日本時間	距離	ロケーション
DAY3 9/8	SS13	08:59	9/8 14:59	17.47	Inohori
	SS14	10:05	9/8 16:05	18.29	Eleftherohori 1
	SS15	13:15	9/8 19:15	18.29	Eleftherohori 2-WOLF Power Stage