新井大輝・Phil Hall組:オールターマックのDay1、SS1、2では柔らかすぎるサスペンションセッティングが路面にミスマッチ。ベストなパフォーマンスが出せない中でうまく対処し、セットアップ変更後はフィーリングもよくなり、タイムを上げた。一貫して堅実な走りを見せ、初日はクラス6位、総合13位で終了。グラベルメインのDay2も順調なスタートを切り、二人の息もステージを重ねるごとに合うようになる。SS11はあいにくキャンセルとなってしまったが、SS10では総合2番手、SS8とSS12で総合3番手のタイムを出す印象的な走りを見せ、最終的にクラス3位、総合5位まで順位を上げフィニッシュした。
勝田貴元・足立さやか組:サーキット経験を持つ勝田。Day1のターマックステージではSS5とSS7で総合2番手タイムを叩き出すなどし、多くの観客で湧く会場を盛り上げ、自身もこの日の走行を大いに楽しんだ。 Day2も、勝田は途中起こるあらゆる状況にうまく対応し、ドライバーとしての仕事をしっかりこなしていたが、SS11でアクシデントが発生。SS10まではクラス4位、総合6位という位置につけていたが、最終のSS12を目前に、残念ながらSS11でリタイアという結果になった。(クラッシュで体を強打した両クルーは、その後すぐ病院で検査を受け、大事には至らなかったことを確認しました)