新井大輝・Phil Hall組:1日目はSS2でペースノートのタイミングに少し問題が見られる場面もあったが、全体的には順調に終了。2日目のSS3もうまくスピードコントロールできており、スプリットタイムは上位3位に入るペースであったが、20km走行後、ペースノートの読み遅れが生じてしまう。その結果、スピードを落としきれないままコーナーに入ったことでコースアウトしクラッシュ。あえなくリタイアとなった。新井選手は右腕に痛みを訴えたが大事には至らず、両クルーとも無事であった。
勝田貴元・足立さやか組:トレーニング中のアクシデントにより、急遽GroupN車両での参戦となったが、1日目はきれいな走りを見せた。2日目の1本目、SS3は通常通りにこなし、SS4も大きなミスなく順調に進んでいたが、フィニッシュの2km手前でアクシデントが起こる。コーナーに速いスピードで入りすぎたことで、ラインが乱れ、溝にはまって横転した。車両はそれほどダメージを受けなかったため、フィニッシュまでは走行できたが、ラジエターが破損しており、その後の走行は断念。SS4終了後にリタイアとなった。