8月24日~30日 現地トレーニング & Turku Rally参戦!

2015.09.18 チャレンジプログラム2015

(講師:ヨウニ・アンプヤ、ヤルモ・レーティネン)

【今回の課題】

3回目の欧州トレーニングとなる今回は、3日間のトレーニングの後、8/28-29に行われたフィンランド国内ラリー選手権第5戦、Turku Rallyに参戦。初めての実戦でのトレーニングとなった。

トレーニング & 選手権 概要

Day1 8/24 Mon
走行トレーニング(@Yijalantie)
多くのWRCチームがテストに使用したジャンプとクレストを多数擁する高速ステージにてトレーニング。 午前中はペースノートにも注力。
Day2 8/25 Tue
走行トレーニング(@Palsankylantie)
何度もラリーフィンランドのステージとして使用されており、大ジャンプを擁する 高速で幅広なステージでトレーニング。
Day3 8/26 Wed
ペースノートトレーニング
難易度の高いMokkipera、Jukojarvi、Kuohuという3つのステージで、ぺースノートのトレーニングを実施。
Day4 - 6 8/27 Thu - 29 Sat
Turku Rally(フィンランド国内選手権)参戦
Turku Rally参戦。このプログラムでは初の実戦トレーニングとなる。Turku Rallyは、フィンランド南西部にありバルト海に面する港湾都市トゥルクを拠点とし、計9本のSSを舞台に競う、フィンランド国内選手権の第5戦である。

■Turku Rally 主なスケジュール

  1. 8/27 Thu
    - ラリーブリーフィング
    - シート合わせ
    - コドライバーへの機器説明
    - 車両に対する知識習得
  2. 8/28 FriTurku Rally Day1
    - アドミニストレーションチェック(受付)
    - レッキ
    - セレモニアルスタート
    - SS 1-2
  3. 8/29 SatTurku Rally Day2
    - SS 3-9
    - セレモニアルフィニッシュ
    - 表彰式

結果は、新井大輝・Phil Hall組がSM2クラス3位、勝田貴元・足立さやか組がSM2クラス4位で、2台ともに完走。
初日は、空が薄暗くなり始める夜からのスタート。 特に勝田選手にとっては、欧州初参戦、初グラベルラリーに加え、ライトポッドを点灯しての初走行と、初めてづくしのラリーとなったが、コドライバーの足立選手との協力のもと、注意深くうまくアプローチ。

2日目の最終ステージでは素晴らしいファイティングスピリットを見せ、クラス4位でフィニッシュ。 一方、普段どおり穏やかな表情を見せながらも、スタートに向け一気に集中力を高めた新井・Hall組は、初日の2ステージは知的なアプローチで順調な滑り出し。2日目も着実なペースを貫き、クラス3位入賞を果たした。

順位 ドライバー/車両 Overall Diff.winner Diff.sec/km
1 Joni Nikko/三菱 48:47.0 - -
2 Teemu Asunmaa/スバル 48:48.3 00:01.3 -
3 Hiroki Arai/スバル 50:15.6 01:28.6 0.93 sec/km
4 Takamoto Katsuta/スバル 50:58.0 02:11.0 1.37 sec/km

総SS距離:96.06km , SM2クラス出場台数:10台

Day7 8/30 Sun
Turku Rally SSの再レッキ、チェック
ペースノートの理解と更なる向上のため、SS2を除く全ステージにて、それぞれのノートの内容をチェック。記憶がまだフレッシュなうちに再レッキし、自分たちのペースノートの強みと改善点を確認した。

トレーニング日記

Hiroki Arai
HIROKI ARAI

written by 新井 大輝
初日は海外で初めてのグラベルラリーということで緊張もしていましたが、フィルがリードしてくれたおかげで、無事に2ステージを終えることができました。今回は、クルマのトラブルも全くなく、講師、コドライバー、メカなど、皆のおかげで、最終的にクラス3番手・総合5番手というタイムでフィニッシュすることができ、本当に嬉しいです。
しかし、まだまだトップレベルの方々には手も足もでないような状況なので、これから一つずつ改善していき、徐々にトップレベルの選手に近づいていければいいかなと思っています。

【講師からのコメント】ライン取りも向上しており、コドライバーとの息も乗るたびに合ってきている。 次の課題は一定のスピードレベルを保ち続けられるようになること。 それによって、クルマ、ペースノート、グリップの信頼度をよりアップさせることができるだろう。

Takamoto_Katsuta
TAKAMOTO
KATSUTA

written by 勝田 貴元
今回初めてフィンランドのラリーに参加しましたが、まず、お客さんの多さにびっくりし、フィンランドはやっぱりラリー大国だと感動しました。初日はかなり緊張もあり7、8番手で様子を見ながら行いました。しかし、コドライバーの足立さんのおかげでSS中もリエゾン中も落ち着いて気負うことなく戦えて、最終的には4位で終わることができました。SSを終えるごとにどんどんタイムもあがり、今回初の四駆のグラベルでこの結果が出せたので、次戦に向けての手ごたえを感じました。この後も、テストをしっかり行い、次のラリーに向けて頑張っていこうと思うので、ぜひ応援よろしくお願いします。

【講師からのコメント】まだ慣れないことが多い中、着実な走りで、よいリズムを得ることができていた。 今後の課題はペースノートをさらに信頼できるものに精度を上げていくこと。

今回のまとめと次回予告

lecuture

最初のラリー参戦としては、全体的には非常に満足な結果となりました。もちろんまだまだ課題はありますが、最初のトレーニングから比べると、両ドライバーとも目覚ましい前進を遂げています。
今回のラリーは全てがうまくいきました。毎回このようにはいかず、今後、困難を経験する場面も必ず出てくるはずですが、それは誰もが通る道。焦らず着実にこなしていってほしいと思っています。

【次回のトレーニング】今回に引き続き、フィンランド国内選手権 第6戦、Tampere Rallyに参戦します。参戦の前のトレーニングでは、ペースノートとナビゲーションの練習を重視し、クルマのセッティングも少し変えてみる予定です。