超が付くほど過酷な24時間レースを走る耐久レースのマシンはもちろん夜も走り続けます。しかしニュルブルクリンクの北コースは山岳地帯で街灯がほぼない真っ暗闇の道。
昼間以上に、前方が確認しづらくなる上、クラッシュしてコース上に停止している車両が突然暗闇から目の前に現れる可能性もあり、大変危険です。
そんなニュルのナイトラン（夜間走行）に対応できるかなり明るい前照灯が装備されているのはもちろん、 頻繁に発生する濃い霧に備えて、より視認性の高い黄色い色を放つ補助灯をつける車両が多い。危険な夜のニュルにチャレンジしながらも美しい光の帯を残し闇夜のサーキットを疾走するマシンはファンをうっとりさせるほど幻想的です。
