せっかく足を運んだなら「聖地」と呼ばれるニュルを心ゆくまで楽しみたいもの!
ニュルブルクリンクと言えば「サーキット」ですが、それ以外にも見どころは多数あり、その規模はさながら一大テーマパークです。
まず、ニュルを初めて訪れたならミュージアムへ足を運びましょう。ニュルの歴史や活躍したドライバーについて学べるほか、レースドライバーのようにタイムを競うドライビングゲームやタイヤ交換のタイムをピットクルーに扮して競ったりと様々なコーナーがあります。特に臨場感のある4Dシアターは必見です。
買い物を楽しむなら「リングブールバード」というショップエリアへ。フェラーリなどのショップが並ぶほかイベントホールもあって、カースタントやドライバーらによるサイン会が行われることもあります。また、お土産を買うならファンショップへ。ウェアから小物までニュル、そしてクルマに関連するアイテムがたくさん揃っています!
そして、ニュルと言えば周辺にホテル、ペンションがずらりと並んでいるのも特徴。まるでひとつの町を形成しているといっても過言ではありません。ホテルの窓からニュルのコースを見下ろせるたり、ホテルのロビーやレストランにレーシングカーやミニカー、壁一面に並んだ歴代ドライバーのサインがあるなどレーシング色が強い場所ばかりです。見下ろせると言えばパドックから徒歩で行けるニュル城の展望室もオススメ。
そしてコース脇の道路には各メーカーの開発施設が並び、ここが自動車開発の聖地であることを実感できます。
こうした付帯施設が充実していることも、ニュル24時間レース開催中に20万人以上ものファンが詰めかける一つの要因です。コースサイドにいなくても、レースやクルマを感じることができる一大テーマパーク、それがニュルなのです。