国内の四輪レースで最長の7時間耐久となる、スーパー耐久シリーズ第3戦「富士スーパー耐久レース」決勝が7月27日(日)開催された。
前日に行われた予選の結果、ST-4クラス4位グリッドからのスタートとなったNo.86 GAZOO Racing SPIRIT 86は、スタートドライバーを務めた井口卓人選手が、S2000を始めとしたホンダ勢に先行され、スタート後に7位まで順位を落としたものの、徐々にポジションをアップしながらライバルより長いスティントを走り、2時間を過ぎたところでトップに浮上。
井口選手から蒲生選手へルーティンのピットインの際に順位を落としたものの、約4時間経過時点で再びトップに浮上すると、影山選手へバトンタッチした後もトップをキープ。
しかし、No.86がトップに浮上するまではスタートからトップを走っていたNo.41 UEMATSUxTRACY SPORTS ings S2000が、No.86を追い詰めると約5時間経過時点で再びNo.41がトップを奪い返す。
No.86も懸命に追うものの、No.41には届かず7時間が経過。ST-4クラス2位でフィニッシュを迎えた。
影山正彦選手のコメント:
「あと1歩でしたが、高速コースの富士でS2000勢相手にここまで食い込めたことは今後の自信につながりました。次の岡山も狙っていきます」
決勝の結果は以下のとおり。
ST4クラス
1 No.41 UEMATSU TRACY SPORTS ings S2000
2 No.86 GAZOO Racing SPIRIT 86
3 No.92 SKR ENGINEERING S2000
4 No.93 SKR ENGlNEERING S2000
5 No.58 ウィンマックスTEINワコース・KRP☆DC5
6 No.333 GLORY A-ONE FN2
7 No.52 埼玉トヨペットGreenBrave
8 No.13 ENDLESS・ADVAN・86
9 No.73 オートバックス★OSU★A-ONE DC5
10 No.48 Snap-on DIJION Racing DC5
総合
1 No.3 ENDLESS・ADVAN BMW (ST-X)
2 No.81 GTNET ADVAN NISSAN GT-R (ST-X)
3 No.37 KeePer I.P.S (ST-1)